《オッチン》は《シェパード隊長》の家に代々使える救助犬の子孫であり、本作のパートナーポジションのキャラクターです。
序盤はそこまででもないですが、あっという間に巨大化し、スキルとカイハツによって、《ダイオウデメマダラ》に匹敵する強さを持つイヌ。
ピクミンを歩兵とするなら、戦車かIFV(歩兵戦闘車)のような存在です。
ピクミン1からイエイヌのような生き物が存在することは示唆されていましたが、ピクミン4になって、その存在が大きく扱われるようになりました。
基本ステータス
和名 | イエイヌ? |
肉体の強さ | HP75 ~ HP500 |
噛む力 | 35 ~ 120 |
噛む頻度 | 0.75秒 |
突進の力 | 200 ~ 500 |
運搬 | 3 ~ 100 |
耐性 | ほぼ全て |
噛みつきDPS | 46.7 ~ 160 |
戦闘について
耐久力
初期はHPの減少によってダウンしやすい《オッチン》ですが、カイハツの装備によってメキメキHPが増えていき、また各種の耐性を獲得します。
最大時のHPは500ほどです。
原生生物《チャッピー》がHP1000なので、大したことが無いように感じますが、原生生物の攻撃力は《オッチン》やピクミンの大群に比べて劣るので、相対的には相当な硬さになります。
それこそ《ダイオウデメマダラ》と殴り合えるくらいにはタフになります。
また耐性の獲得によって、原生生物の一部から攻撃を受けずに戦えますし、障害物の破壊に際していも感電したり、凍結したりする心配が無くなります。
カミツキ
鋭利な牙で敵に噛みつく基本攻撃です。
初期状態の《オッチン》でもひと噛み35ダメージあり、スキルを習得すると最大で120ダメージにまで成長します。小型の原生生物ならば噛みつき1発で倒せるようになります。
時間当たりのダメージ量DPSも、ピクミン達よりも大きいです。
高火力な《赤ピクミン》や《紫ピクミン》がDPS25なので、その6.4匹分の働きを《オッチン》1匹で担当します。《黄ピクミン》や《青ピクミン》だと9.6匹分です。
とはいえ、ピクミンの武器は群体であることなので、その10匹分というのは決して多くはありません。ボス相手には火力不足になるので、ピクミンとの協力は欠かせません。
トッシン
初期は約200ダメージ、最大は約500ダメージの大技。
ただし、トッシンは生物の大きさに対して補正があり、《オッチン》よりも大きな生物に対してはダメージ量が4分の1になります。最大のダメージを与えられるのは小型の原生生物や、壊せる壁などの障害物に限られます。
むしろ補助効果であるピクミンの一斉貼り付け、スタンの影響が大きいです。多数のピクミンを背中に乗せれば、原生生物への優れた火力に繋がります。
相性が良いのは《岩ピクミン》や《氷ピクミン》です。《岩ピクミン》はトッシン時の瞬間火力、《氷ピクミン》ならば原生生物を凍結させることができます。
トッシンは溜め時間で様子見するにも便利ですし、フィールドでは基本トッシンから入る方が良いでしょう。
レスキュー訓練
要救助者を助けることで《オッチン》のやる気が溜まり、それを消費して各種スキルを覚えられます。
訓練 | 要P | お勧め | 条件 |
---|---|---|---|
カイリキ | 1 | ☆☆☆ | |
超カイリキ | 2 | ☆☆☆ | カイリキLv3 |
カミツキ | 2 | ☆☆ | |
鬼カミツキ | 3 | ☆☆ | カミツキLv3 |
トッシン | 3 | ☆☆☆ | |
猛トッシン | 4 | ☆☆☆ | トッシンLv3 |
イヌカキ | 2 | ☆☆ | カナヅチ克服後 |
ホリホリ | 1 | ☆☆ | |
カイフク | 3 | ☆ | |
オネガイ | 2 | ☆ | |
マルノミ | – | – | オリマー救出後 |
無限トッシン | 8 | ☆☆☆ | 他全ての訓練終了後 |
お勧めはプレイスタイルに分かれます。
過去作の経験者で時短を優先するならカイリキ系統ですが、初見だと戦闘に使える方が便利だと思うので、トッシンを上げてからでも良いかと思います。
耐性について
初期の《オッチン》は色々と弱点があるのですが、誰かが状態異常に1度でもなると、それへの対策装備がアンロックされます。
また開発側がPVで騙してきていると有名な《オッチン》のカナヅチについても、溺れたカットインの翌日に泳げるようになります。
なんか渡れそうな浅瀬でも、足がつったのか唐突に溺れます。
宇宙犬の歴史
《オッチン》を含む宇宙犬は、ピクミン4にて始めて登場しましたが、存在自体はピクミン1から仄めかされています。
原生生物である《チャッピー》の名称は、《オリマー》が飼っている犬に見た目が似ていたことから由来し、《チャッピー》の近縁種をイヌムシ科と呼称するようになりました。
ピクミン4の終盤に出てくる《ヤタノワスレイヌ》とは遺伝子の99.9%が類似しており、これは人類における他者他人と同じレベルの差です。極めて近しい種というか、基本的には同一の種族です。
《ヤタノワスレイヌ》が外来種として持ち込まれたのか、《ヤタノワスレイヌ》を持ち出して宇宙犬になったのか、劇中では歴史のミステリーとして扱われています。
またピクミンたちの母艦となるオニヨンには、他者の遺伝子を書き換える能力があり、それによって尻尾に葉が付いたイエイヌの子孫が《モス》だと思われます。
おもろいね