最も高レートなサブマシンガンことSPITFIREの性能に関してです。弾幕を張ることに特化したタイプであり、サブマシンガンでは唯一レーザーサイト2を装備できます。PC版においては初期の性能から大きく低下して、中距離型のサブマシンガンになっていますが、それでも実用性は高いです。
概要
項目 | SPITFIRE |
---|---|
発射形式 | フルオート |
ダメージ | 27 - 23 - 21 - 18 |
射程 | 7m - 20m - 25m - 255m |
クリティカル | 1.1 |
連射速度 | 1000 RPM |
発射レート(AF) | 1500RPM |
バーストディレイ | 0 |
装弾数 | 34 |
リロード | 1.42s + 0.98s |
タクティカルリロード | 1.62s + 0.38s |
ADS時間 | 0.25 |
ADS時間(QD) | 0.19s |
Sprint Out | 0.25s |
腰だめ精度 | 4.8 - 9.6 |
腰だめ精度(レーザー) | 3.45 - 6.9 |
移動速度 | 100% |
ADS移動 | 75% |
ADS移動(ストック) | 80% |
最大DPS | 450 |
最速キルタイム | 0.300s (7m) |
最低キルタイム | 0.480s (25m~) |
※チャートの破線部分はPC版では弱体化している部分
発射レート1000RPMから繰り出される弾幕によって敵を制圧する高火力型サブマシンガンです。近距離における優れたキルタイム――最速におけるキル判定の理論値――を持っており、且つ弾数である程度の距離まではカバー出来るという強みもあります。
CS版においては一貫してSMGでは最高の火力を持っており、20メートル位までは最も打撃力に富んでいます。
リコイルを押さえつけながら弾幕で敵を倒すのが基本運用なので、まずはそれに慣れる必要があります。リコイルパターンは最初右上、そして途中から左上へと進路を変えるタイプ。細かいブレは無理でも大枠さえ抑えておくと良いでしょう。
PC版とCS版の違い
PC版においては初期に猛威を奮い過ぎたので大きく弱体化しています。最大威力の27ダメージ区間が全て削除されて、最大威力が23まで低下。それまで6HKだったのが、7HKになって近距離最強の座をSAUG 9MMに明け渡しました。
とはいえ今だ実用性が高い武器で、SAUGよりもミッドレンジよりのSMGとして運用できます。GKSみたいなSMGとしては使えない例外種を除けば、SMGでは最も交戦できる距離が長いタイプで、比較的扱い安い武器と言えるでしょう。
SAUG、DEAMON 3XBを除けば、軒並みCS版より弱くなっているので、条件違いが先の2本だけなのもありますが、機動力とそこそこの火力を合わせ持っている万能型です。
MODに関して
- 発射レート増強(1000RPM → 1500RPM)
- リコイル増化(+100%)
- 射撃時の移動速度低下ペナルティ(20%)
ワイルドファイアは、リコイルが倍になる代わりに発射レートが1.5倍になるというぶっ飛んだオペレーターMOD。ついでに射撃時の速度低下ペナルティがあります。すごく強化されたラピッドファイアみたいなものですが、問題はリコイルの制御が流石にきついこと。
パターンは通常と変わらず右上から左上へと進路を変えるタイプですが、細かいブレを制御しきれなくて命中率が減少。近距離は強くなるものの、中距離以遠が通常時と大差無く、弾持ちも悪くなります。
他アタッチメントを付けにくくなることもあって、それに3ポイント割いて良いものか疑問が残ります。リコイルコントロールが上手くて、一々制御に気を使うのが面倒臭くならない人向け。
武器比較
以下、有力そうな武器との比較です。
CS版においては弱体化が入っていないので、最速キルが強い近距離を活かしたい所。SAUGやMADDOXよりも輪を掛けて早いので、局所戦闘ではかなりの優位性があります。
一方でPC版においてはそのキルタイム優位が無くなっているので、火力的な優位性はあんまりない。20メートルまである7HKレンジを活かす戦いが必要になってきます。
7HKレンジはキルタイムが落ちますが、それでも大口径無しのRAMPART17よりちょっと落ちるくらい。LMGのHADESやTITANよりは優位です。ICR-7並に火力が落ちてしまうSAUGよりも中距離戦に優れています。MADDOX相手だと火力優位が無くなるわけですが、取り回しに優れているので、それを活かしたいところ。
カスタム案
レーザー2、各種装弾数系のアタッチメントが候補になると思います。オペレーターMODの「ワイルドファイア」はポイント分の価値はまるでないので、ちょっと採用しにくい。PERKをガンホー+デクスタリティか、ガンホー+ライトウェイトの形にして、位置取りの自由度を上げたいので、あんまりアタッチメントに振れない気がします。
レーザーサイト型
- メイン武器:SPITFIRE
- アタッチメント:レーサーサイト、レーザーサイト2、拡張マガジン
- ギア:スティムショット
- PERK2:ガンホー、ライトウェイト
- PERK3:デッドサイレンス
レーザーサイト2によるダッシュ腰だめ撃ちを最大限に活かすタイプ。問題はレーザーサイト2を付けていても、MADDOXほど腰だめが集弾しないこと。精度低下が始まったらADS撃ちに切り替える必要が出てきます。
他のSMGもそうですが、基本止まらない。いわゆる荒らし型なので、不意を突いたダッシュ先制が重要。経戦能力不足もあるのでなんらかのマガジンを付ける必要があるのですが、スカベンジャーなしの構成なので、弾切れを防ぐために拡張マガジン優先になっています。
PC版の場合、近距離のキルタイムが悪くなっているので、最初期と比べて無理が利かなくなっていますが、まぁ跳んだり跳ねたりしてカバーしましょう。
クイックドロー型
- メイン武器:SPITFIRE
- アタッチメント:クイックドロー、拡張マガジン、ストック
- ギア:スティムショット
- PERK2:ガンホー、ライトウェイト or デクスタリティ
- PERK3:デッドサイレンス
クイックドローで無難に闘うタイプです。PC版においては10メートルから20メートルの火力が最も高いSMGなので、それを活かす場合の構成でもあります。機動性を活かして弾数ごり押しで敵を倒すことになります。
ライトウェイトの方が腐らないですが、狭くて高低差のあるマップだとデクスタリティの方が良いこともあります。乗り越えモーションが頻発すると隙が大きくなりますし、狭いマップだとそもそも大体交戦距離内に敵がいるので、ライトウェイトがそこまで影響しません。
汎用型
- メイン武器:SPITFIRE
- アタッチメント:クイックドロー、拡張マガジン、ストック
- サブ武器:HELLION
- アタッチメント:なし
- ギア:スティムショット
- PERK1:タクティカルマスク
- PERK2:ガンホー
- PERK3:デッドサイレンス
PERK2の機動力を少し捨ててでも汎用性重視にした形。何だかんだでマスクがあった方が事故らなくて済むので、それへのケアが付くのが利点でしょうか。
ファイアブレイクのピュリファイアーを1発耐えられるので、正面対決で勝てるかもしれないですし、9BANG等への耐性も高まります。
ワイルドファイア使用時に射撃中の移動速度低下とありますが、どれくらいの減少になるのでしょうか
簡単に調べてみましたが20%の低下みたいでした。LMGのTITANやHADESが25%のペナルティなので、それに次ぐってことで地味にペナルティ重かったです。ADS時のペナルティが小さいとはいえ、詰めながらの射撃とかには使いにくいですね。
CS版では明らかに最強のSMGだけど使用率は低い
CS機はマウサーの猛者レベルのエイム力がないと使い勝手が悪いからあんまり流行ってないね。そこまでエイムいい人ほとんどいないですし。