BO4ではリコイルがランダムではなくなり、またリコイル軽減系のアタッチメントも軒並み強化されています。BO2だとあってもなくても同じで、BO3だとまず要らないでしたが、BO4では採用を考慮できる強さになっています。
諸々の仕様変更も恐らくはCS版にリコイルコントロールの概念を追加したいという目論見なんでしょうが、PC版だとみんな低反動過ぎて、個性に欠けるるかなぁ……と思ったりも。
リコイルのパターン
BO3ではランダムパターンだったのが、BO4では固定パターンになりました。
代表的な例ですと、BO3に登場したVesperはランダムリコイルだったので左右どちらにぶれるか分かりませんでしたが、BO4のSpitfireは固定リコイルなのでパターンを把握しやすくなっています。
依然、細かいブレを修正するのは経験が必要ですが、大まかな部分に関しては大分簡単になっています。運に左右されにくいので、近距離でのリコイル差が付きにくくなっています。武器毎のパターンを覚えれば、かなりの集弾性を発揮できます。
また全体の傾向として、撃ち始めは上方向メインで跳ね上がり、ある程度連射した場合に細かくぶれたり、横にぶれ始めるというパターンが多いので、リコイル制御が苦手でも無駄撃ちしない、落ち着いて初弾を当てる、暴れ始めたらいったん撃ち止める癖を付けるだけでも大分変わってくるでしょう。
リコイルを軽減するアタッチメント
- ホロサイト、デュアルズーム:リコイル軽減-5%
- グリップ、リーコン:リコイル軽減-15%
全体的にBO3時代からは強化されています。
最も代表的で、それ特化のアタッチメント「グリップ」の効果はBO3時代の7.5%から15%へと増強された模様。ICR-7など元からリコイルが弱い武器だと相変わらず微妙なアタッチメントですが、武器によっては十分に付ける価値がありそうです。
またサイト系等はBO3時代のセンタリング強化のみから、キックを直接削減する機能を追加されています。こちらもBO3から大幅強化です。
キック軽減というのが射撃時の跳ね上がり抑制、センタリングというのが跳ねた状態から戻る強さです。BO3時代はキック削減はグリップの特権だったので、サイトの運用は限定的でしたが、BO4では一部のサイトがプチグリップ、あるいはグリップ互換の性能になっています。
下記はRampart17にホロサイト、リーコンを付けた場合のリコイルです。順当にリコイルが抑制されているので、多少なりとも使い道が広がりました。特にリーコンは効果が劇的なんですが、問題はサイトの倍率が高いこと。通常のマルチプレイではそれがマイナスになりやすいです。
デュアルズーム
デュアルズームは設定している倍率に関わらず、リコイル軽減5%の効果です。これはキック削減5%と、センタリング強化5%になり、ホロサイトと効果幅は同じ、あるいはほぼ同じです。
両方付けられる武器も少なくないですが、好きな方を使えば良いと思います。リコイル軽減効果はグリップなどに比べるとイマイチなので、少し下がれば良いかなぁ位のつもりで。
リーコンサイト
下記はRampart17にグリップ、リーコンサイトをそれぞれ付けた場合です。過去作BO3のリーコンはセンタリング+10%だったので、単体だとほぼ効果無しでしたが、今作では大幅に強化されています。
グリップ並の集弾効果が付くので、これでもっとマップが広かったら強いアタッチメントだったんですが、BO4のマップ構成だと倍率が高すぎて取り回しに苦労します。サイト倍率が低くて、フレーム部分が少ない方が、撃ち合いにおいては有利なので、枠があるのならグリップを使う方がベターでしょう。
他に通常のアタッチメントを2つ付けていて、グリップにプライマリーガンファイターが必要な場合に代理で使うなどの形が有用です。もちろんそもそもグリップの無い武器にとっては、唯一の高集弾化アタッチメントになります。
リコイルが増化するアタッチメント
上記の例とは別にリコイルが増化するアタッチメントも存在します。
- ELO:リコイル増化 +5%
- ワイルドファイア:リコイル増化+100%
- エコーファイア:リコイル増化+200%
火力増強と引き替えになるのですが、オペレーターMODのものが特に影響大。元が低反動なMaddoxならエコーファイアでも普通止まりのリコイルですが、Spitfireワイルドファイアになると流石に苦慮します。火力は劇的ですが、細かいブレが制御しきれないので、汎用性は大きく下がってしまいます。
ELOサイトはフレームが少なく、倍率も一番低い優秀なサイトです。といっても元のサイトがよっぽど見づらい場合を除き、それにポイントを割いてしまうのは勿体ない精神が働いて抵抗があるのですが、プラスでリコイル増化のペナルティが付いています。
上記はMaddoxのエコーファイアにそれぞれのサイトを付けた場合です。ELOがリコイル増化5%、ホロがリコイル軽減5%です。比較的リコイルが強くて、割合変化が大きくでやすいMaddoxエコーファイアでこれなので、まぁELOを付けていても問題ないと言えば無い気はします。
とはいえ僅かな倍率差と、少しフレームが増えるだけのリフレックスサイトや、フレーム等が大きすぎるけどリコイル軽減が付いているホロサイトがあるので、ELOはできるだけ避けておいた方が精神安定上は良いかなぁと。
グリップ2の効果
グリップ2は特殊でADS状態を0.5秒程度維持していると、全てのリコイルキックを削除する効果を持ちます。加えて軽度のタフネスも有するのですが、付けられる武器が元々リコイルが小さい武器ばかりなので、あんまり意味を感じないというのが私の本音。
元から低反動過ぎるレベルなICR-7にグリップ2を付けても、他の武器にグリップ以下の効果しか発揮しないので、ポイント的にはあんまり……。
ホントここは神サイトだ
匿名さんあざーす(^^)
弾のばらつきが画像でわかりやすかったです!
高レートsmgのvesperにホロサイトつければ中距離も狙えるようになるんですか?
これだけ記事で効果の説明してるのでまず自分で試してみようね。
一応spit fireホロサイト試してみた結果書いとくけど、倍率が上がるせいで視覚的なブレが増えるので余りブレが減ってるような気はしないです。
気持ち少しだけ狙いやすくなる程度でした。
武器ごとに倍率がつく事と視認性の悪化との相談なんだろうなぁ。
プロリーグですらarにはサイト乗せる。てか、maddogsには反動が増えるeloを乗せるみたいだし。
ELOが一番低倍率なので、視野の広さではピカイチです。Maddoxも通常ならリコイルは大したことないので、それが多少増えるデメリットより、アシスト距離の長いADS状態での対応力重視ってことなんでしょうね
プロ勢がeloサイト重視するのは感度を4や5など低くしてやってるので倍率が低い方が近距離の対応力が上がるからだと思ってました。それとサイトの倍率が低いと敵の視覚的な横移動の速度が遅くなり、右スティックでエイム合わせるより射撃時の横移動でエイム合わせやすいからだと思います。
重複します。Rampart17にリーコン、グリップだとICR-7のグリップクラスに反動が抑制されるので使いやすさに関しては相当上がります。
グリップやリーコンの効果は重複しますか?