全体的に優し目の作りであり、また《ワンダーフラワー》のおかげで自然とサブクエストを盛り込むことに成功している優れたデザイン性を持つ本作ですが、後半になると歴代でも上位に入るだろう難易度のコースも出てきます。
もちろん、マリオメーカーの鬼畜コースなんかには敵わないわけですが、そっちは大衆向けのコースではないわけで、正規の2Dマリオ作品では普通に難しいです。
本項ではそんな各コースを全て巡り終えて、後半のコースをクリア後にも何度が周回してみた後での個人的な高難易度TOP5を上げています。
恩恵のあるバッジなし、ちびマリオスタートを前提にしています。
目次
第5位「レッツ! チャレンジ! ジャンピング」

W2の枝分かれした別路に存在する星4のコースです。本項であげる唯一の星4であり、クリアするだけなら星1だけど……というワンダーらしいデザインになっています。
《ワンダーシード》を獲得するには、リズムブロックの耐久をクリアする必要があって、失敗しても残機は減らないし、バッジも機能するから星4なんでしょうが、バッジなしで考えると星5に匹敵すると思います。
攻略に際してのお勧めバッジは《!ブロック出現》です。
各地に追加の足場が出現するのでジャンプが少しだけ安定します。またスタートと同時に右に最速ダッシュ+大ジャンプ+スピンで、リズムの周回を1ストックする恩恵を受けられます。
第4位 「チャンピオンシップ みんなでつなぐマーチング」

本作を象徴するミュージカル系の最終コースで、ずっと歌って踊るパックンたちと付き合うことになる強制スクロールです。スペシャルワールドの後半に出現します。
個人的には第5位にするか迷いました。
周回してみると意外と簡単でミスりません。またこのコースはミスの原因が敵との接触が殆どなので、最初にパワーアップをしっかり準備していると、難易度が極端に下がる特徴があります。ファイア連打で大体解決するコースです。
恐らくはマルチプレイを意識した作りなんだと思います。ミュージカルで見ていて楽しいですし、プレイヤー同士で連携しやすいです。
第3位 「スーパーチャンピオンシップ ワンダーフォーエバー」

過去に登場した《ワンダーフラワー》の集大成的なコースで、スペシャルワールドの他コースをクリアすれば開放できます。
後半に難しくなる場合が多い本作では珍しく、最初のエリアが最大の難易度になっています。次点が帰ってきたノコノコローラースケートの部分で、こちらは10コインを取るのに引っかかりがちです。
最後はスターで無敵になるので、長めのコースであるわりに、慣れたらするっと終わる初見殺しコースって印象が強いです。
第2位 「モックモク高山SP 天空のリズムブロック」

W2から進入したスペシャルワールドに存在するコースで、帰ってきたリズムブロック。
今度のリズムは縦方向で、相変わらず最後のペースアップが鬼門です。前回と違って落下するとミスになりますし、壁キックの習熟度を試されます。
最後の最後でダメ押しできるので《つるショット》か《スピンジャンプ》のバッジ推奨です。
第1位 「ウルトラチャンピオンシップ バッジ・オン・パレード」

このコース以外の全てのコースをコンプリートすると出現する最終コースです。最後に出現するだけあって、本作で最も難易度が高いコースになっています。
中間を挟みつつ3、3、4の13エリアで構成されており、各エリアで異なるバッジを使用します。強制的にバッジが変更されるので、自前のバッジは無効化されます。
要するにバッジチャレンジLv3を連結したようなコースです。
第二セクターの最後にある《バネ》、第三セクターの最後にある《透明》が鬼門であり、特に《透明》は透明状態で動く飛び石をやらされるので運ゲー感が強く、《透明》が嫌いになりました。
マリオメーカーのユーザーメイクを除けば、歴代でもTOP5に入れるくらいの難易度だと思います。
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