2025年4月3日に「Nintendo Switch2」が正式発表され、発売日は6月5日、価格は税込み49,980円となりました。
海外のインフレ、デジタル市場の価格高騰が問題になっており、不安材料が多数あったのですが、国内のシェアを優先する方向に舵を切ったようです。国内外で価格差が大きいので、国内版が値上げする可能性もあり、早めに購入した方が良いかもしれません。
海外では本体価格はまだ許せるけど、ソフト価格が高すぎると炎上中。
目次
販売価格について
国内外で価格差が顕著

バージョン | 価格 | 円換算 | 対円比 |
---|---|---|---|
日本語限定版 | 49,980円 | – | |
限定ソフト同梱 | 53,980円 | – | |
多言語版 | 69,980円 | – | |
アメリカ版 | $449 | 67,381円 | +35% |
アメリカ ソフト同梱 | $499 | 74,884円 | +39% |
ヨーロッパ版 | 469.99€ | 76509円 | +53% |
ヨーロッパ ソフト同梱 | 509.99€ | 82,985円 | +54% |
国内で販売されるSWITCH2にはリージョンロックが掛かっていますが、価格面はかなり優遇されています。
日本語のタイトルしか起動できないといっても、多くの日本人にとっては問題ないでしょう。初代Switchがリージョンフリーだったのが例外的で、Wiiや3DSはリージョンロックが掛かっていました。昔の状態に戻ったわけです。
海外の急激なインフレに対応するためと見られますが、Nintendo Directの中に価格が入っていなかった位なので、価格設定については直前まで決まっていなかった、あるいは相当に難航していたと見られます。
海外と同じ値段にしたら絶対に売れないので、普及を優先するという判断なんでしょう。ユーロ圏なんて、日本価格の1.5倍に設定されています。市場が小さい割に面積が広いから、その分が価格に転換されている側面もありそうです。
家庭用ハードとしてはギリギリの価格
最終的には国内だけの特別価格になって、いわゆるゲーマー層は胸をなでおろしたと思いますが、ファミリー向けのゲーム専用機が5万円というのは、やっぱりギリギリの価格設定だと思います。
ソニーが出しているゲーム機「Playstation5」の初期価格が5万5千円だったので、それとの価格差は殆どありません。PS5が発表されたときには、価格が高すぎるという意見が多かったと思います。
今となってはPS5の価格は8万円となっており、それと比べれば安く感じるものの、子供に買い与えるには高すぎる価格なので、国内の普及は初代Switchを下回るだろうと思います。
ソフトが高い

ハード価格を下げた分をソフト価格に転嫁しているのか、急激な値上がりを見せています。国内もそうなんですが、海外での不評が強く炎上気味です。本体は許せるけど、ソフトが高いのは許せないって意見が散見されます。
バージョン | 価格 | 円換算 |
---|---|---|
日本円 | 9,980円 | – |
アメリカドル | $79.99 | 11,837円 |
ユーロ | 79.99€ | 12,898円 |
ポンド | £66.99 | 12,931円 |
ゲームソフトの平均購入価格は4000円前後なので、それよりも高くなると売り上げは下がっていきます。売り手がどう考えているかは関係なく、買い手の出せる額は定まっているのです。
値段が下がるまで待つという買い控えが発生するので、売れるゲーム、売れないゲームの差が今以上に拡大するでしょう。プリンタのインクがそうであるように、世界的に中古市場の拡大が予想されます。
転売対策は念入り
国内でリージョンロックに加え、公式の通販では以下のような条件付きになっています。
- 2025年2月28日時点で、Nintendo Switchソフトのプレイ時間が50時間以上
- 応募時点で「Nintendo Switch Online」に累積1年以上の加入期間があり、応募時にも加入している
初代SWITCHは転売による買い占めが一時期話題になっており、その後に販売されたソニーのPS5は更に深刻化しました。初代SWITCHもそうなのですが、PS5は国外に大量流出しています。
ゲームハードの転売はメーカーに与えるダメージが大きいです。
転売によって抱え込まれた分が稼働台数に含まれないので、ソフトの販売本数が大幅に下落します。ハードは売れているけど、ソフトは売れないという状況を形成します。国内のPS5はその典型パターンであり、真面目にソフトが売れてません。
SWITCH2の国内価格は逆ザヤ確定レベルなので、ソフトで元を取らないと駄目。転売対策が念入りになっているのも、そのためと見られます。
SWITCH2の新機能
チャット機能
PCゲーミングにおける「Discord」に相当する機能が付くようです。

付くようなんですが、映像共有がガクガクしていて、流石にPCと同じとはいかない模様。
恐らくは内蔵しているNvidiaのエンコーダーで出力するんでしょうが、チップサイズの問題もあるので画質はそこまで高くないと見られます。
PS4並みの性能か?
他は事前のリーク通りであり、移植タイトルの内容からしてもPS4水準のスペックと考えられます。以前から搭載されると噂されていた「Nvidia T239」は、フルスペックだとPS4の2倍くらいになりますが、様々な問題があるのでそこまでの性能は出せない気がします。
現行のゲーミングPCのローエンドはRTX3050ですが、下限値でもSWITCH2の3倍くらいの性能があるので、最新ゲームをなんでもかんでも移植とは行きません。
アンリアルエンジン5を60FPS出せるなら、大抵のゲームは動かせる筈ですが、「アランウェイク2」や「モンスターハンターワイルズ」みたいな重すぎるタイトルは恐らく無理です。特にモンハンはNvidiaへの最適化不足が酷いので、ゼロから作り直すくらいしないと無理だと思います。
4K対応
PS5PROでも全くパワーが足りていない状況なので、ネイティブ4Kは当然不可能性です。テクスチャ容量が莫大になるので、とてもじゃないですが動かせません。
アップスケールによる自動処理によって、形だけ対応する形になるのかと思われます。
そもそも、現行のSWITCH2開発キットには4K対応の出力が無いという話もあり、4K前提でゲームを作るということは任天堂側も想定してない模様。
120FPS対応
携帯モニターが120FPS対応になっていますが、こちらもスペック不足になるので、新作を120FPS出力するのは限られていると思われます。
とはいえ、60FPSのSWITCHゲームなら、約2倍の性能で達成できるので、4Kよりは現実性を帯びています。CPU性能を要求されますが、テクスチャ容量は膨らまないので、素直に実装できそう。旧作を快適に遊べる携帯機という点が魅力。
なお、フォートナイトはPS5でも120FPS安定は無理なので、良くて100FPSに届くかどうかってところだと思います。
何かみんな熱狂してる!くらいしか伝わってこなかったので
こういう冷静な予測を摂取できると解像度があがって助かります