次世代機(PS5 & Xbox S)のスペックが出たけど……、値段大丈夫か問題

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PS5とXBOX シリXのスペックがある程度公開されたので、普段PCゲーム主体のプレイヤーが其れにまつわる所感を並べてみました。

Proという上位グレードが入ったこと、PCゲーミングの世界が普及し始めたことにより、家庭用ゲーム機としては、ちょっと無理しすぎなスペックだと思います。

というか、出すのが早すぎるのかも……。

特にXboxは現在のハイエンドクラス――夏にゲーミングPCが世代交代してからでもアッパーミドルクラスの性能があるので、販売価格もそれ相応になってもおかしくありません。

そんな価格のマシンが速やかに普及するとは到底思えないので、現行世代との共存期間が相当に伸びるものと予想されます。

次世代ゲーミング機の比較

PS5、Xboxにも深く関わりがあるAMDのNavi第一世代が微妙な出来栄えで、NvidiaのGeforceに太刀打ちできなかった。プロセス先行しているのに、周回遅れを取り戻すのがやっとで、唯一の長所だったコスパも良くない。

そんな感じでAMDの不振が改善する気配がない状況で出てくるのが次世代のPS5、およびXboxになります。

 PS5Xbox Series X
CPU世代Zen2Zen2
CPUスペック8C 3.5Ghz8C 3.66Ghz
GPU世代Navi(第1世代?)Navi(第2世代)
CU数3650
GPUクロック2.2Ghz1.8Ghz
GPU性能10.3Tflops(最大)12.2Tflops(常時)
レイトレ不明瞭
(RDNA2 ?)
ハードウェア
(RDNA2)
シェーダープリミティブメッシュ
GPU換算RTX 2060相当RTX 2080相当
メモリGDDR6GDDR6
メモリ量16GB16GB
ストレージ規格NVMeNVMe
ストレージ速度5.5GB/s2.4GB/s

※ 推測の部分も入っています。

夏にはNvidiaの新型GPUであるRTX3000シリーズが出るはずなので、まずゲーミングPCが世代交代し、その後XBOX、PS5と続く形になりそうです。

Xbox series

発表されているスペックだと明らかに優位な箱です。Navi第二世代を採用しているようですし、ハードとしての形も定まっている。完全にソニーを出し抜いた形になりました。

非公式のリークによれば、初期から2バージョン展開されるという話があります。

Anaconda (series X)

公式が発表している次世代のXboxことアナコンダちゃんです。リークによれば今だ未発表のNavi第2世代GPUが採用されるとかなんとか。

12TflopsのGPU性能となると、すでに販売されている5700XTではスペック不足。

AMDの次世代Navi2xは年末のリリース予定なので、あるいはRX6700とか、その辺りが妥当なのかもしれません。どうもPS5はNavi第一世代くさいので、発売前から1世代有利なのかもしれないです。

AMDとの間になにかしらのコネがあったのか、なんか優遇されている気がします。

とするとNvidia換算だとRTX 2080くらい? Nvidiaの新型がもうスタンバイ状態なので、RTX3070と同水準とかになると思われます。

夏に更新されるだろう次世代ゲーミングPCのアッパーミドルクラスの性能になることが予想される形です。

つまり価格的にもそれ相応に高いわけで、家庭用機とは思えないような価格になる可能性が高いです。過去の事例ですと、採用しているGPU単体価格の2倍くらいが初期価格なので、それを考えると8万円を超える価格になっていてもおかしくないです。

まして今回はCPUにも気合が入っているので、小さく収まるとは考えにくい。

PS5より明らかに高性能で、野心的なんですが、ライバルとの価格競争で良い位置に付けられるかが最大の問題でしょう。

Lockhart (series ?)

  • CPU: Zen2 8core 3ghz
  • メモリ: 12GB GDDR6
  • GPU: 4Tflops+
  • ストレージ: 1TB SSD

噂だけはあるXboxの下位モデル。

GPUの性能的は現行のXboxと大差無いものの、CPUだけグレードアップして縦マルチの実現性を高めたって形になるのでしょうか。

CPUがボトルネックになってフレームレートが上げられない、複雑なAIを組めないという欠点が解消されますが、グラフィック面は据え置きになるかと。

Series Xが相当な高額ハードになりそうなので、それの下位種として3万円くらいで出したい……とかでしょうか。フレームレートが半分以下になりそうですが、動くことには動くはず。

PS5

なんか、発表が嘘くさい内容だったPS5です。実はあんまりハードウェア策定してないのと、ライバルが野心的過ぎたので振り回されている感が強いです。

PS4でぼろ勝ちしたことで慢心したのか、あるいはまだ世代交代したくなかったのか。

新型のXBOXにずいぶん乗り気なマイクロソフトに対して、発売前から1世代遅れくさいGPUの採用になるなど、ちょっと後手後手に回っている気配がします。

まず肝心要のGPUですが、そのユニット数やプリミティブシェーダの採用事情からして、すでにリリースされているRX5700と同じチップを搭載するものと思われます。演算装置の数が同じですし、そのカスタム品じゃないでしょうか。

恐らくは開発機に採用されているだろうGPU(RX5700)

そして問題となるのが、そのチップを2.2Ghzで動かすという点です。大本のRX5700が1.6Ghz位なので、これを無理矢理働かせて性能を稼いでると予想されます。

Naviは発熱が小さいチップなので、エアフローさえ確保すれば焼けることはないでしょうが、消費電力が跳ね上がるし、常用するのは無理があるような……。

10Tflopsで発表したいから、無理矢理オーバークロックしただけで、実際にはそこまでの性能は出せないだろうと思います。年はじめのリーク段階だと9.2Tflopsって話が流れていたので、実際にはその辺りが上限ラインである可能性が高いです。

元のチップであるだろうRX5700自体は8Tflosp相当のものですから、それでも十分に頑張っている方です。

PS5が優位だと言われているストレージや、3Dオーディオが実行性能に影響するとも考えにくいです。マルチプラットフォームの時代において、それが影響するようなピーキーな設計で作れる筈もないです。

なので実行性能は……あんまり期待しない方が良いです。

総合的に考えますと、PS5のGPUの性能は良くてもRTX2060相当に落ち着くと思います。次世代のPC水準でも、アッパーミドル並みの性能を誇るXBOXと比べると、2ランク以上の差が付けられており、同じゲームでも30FPSくらいはフレームレート差がつきそうな位置です。

その分、価格面を安くできそうなのですが、コスパで勝ちに行くなら、2万円くらいの差は欲しいところです。PS4Proの価格設定を考えると、6万円に収まれば良い方かな……というところ。これでも逆ザヤになるのは確定的じゃないかって推測します。

Retail price of Xbox Series X will be deciding factor in PlayStation 5 price tag

ソースが怪しいですが、調達価格450ドルという話もあり、これだとやっぱり6万円(逆ザヤ)という形になります。とはいえ、実機の姿も見えてないPS5の生産コストが出ているのも怪しい……。

今回のソニーはバタバタしているといいますか、どうも暗雲立ち込めている状況です。そもそも年内に出るんだろうか……、それすらも怪しいです。

プリミティブシェーダ採用なのに、RAND2だって言ってたり(RAND2ならメッシュシェーダの筈)、なんか開発機の暫定状況で適当に発表した可能性も高いです。実は大まかにすらハード策定してないでしょ……と。

そもそもPS5は去年にリリースする予定だったという話もあって、なんかその当時の古い状態を引きずっている可能性も高いです。

まとめ

妙にやる気まんまんで、まだ出てないようなチップを搭載してきたXboxに対して、出る前から旧世代チップになってしまったPS5という、明暗が分かれる形になっています。

そもそもPS5のハードには不審な点があって、実はどういう形になるのか決まってないのではないか――と、そう思わせる要素が見受けられます。

こんなバタバタした状況でPS5を出しても成功はしないでしょうし、発売時期を遅らせた方が良いのではないか……と、個人的には思うのですが。

とはいえPS5の策定がグダグダでも、国内だとXboxが勝つ未来は想像できないです。PS4までの資産や、評判というのは容易に覆せませんし、はっきり言ってXBoxのそれはオーバースペック過ぎます。

RTX 2080相当のゲーム機をいったいどれ位の人が買うというのか。性能で劣るPS5ですらRTX 2060相当=GTX 1080相当なので、普及価格になるとは思えません。

ここで廉価な価格で出してきたら即買いですが、まぁ難しいとと思います。

PS3以上の価格になっても不思議ではないので、ちょっと初速に遅れた世代になりそうな予感がします。

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