三國志14: 簡易攻略(戦争編)

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2作ぶり位に手を出したわけですが、三国志14は内政が空気化しているので、戦争がメインで合間に内政をするゲームになっています。

守り側が相当有利で、武将の質もすごく影響します。兵力の差が影響しにくいので、小勢力でも割と逆転しやすい。

本稿はそんな戦争の暫定攻略になります。

陣形

魚鱗陣が基本形

魚鱗陣が攻防において最もバランスが良く、正面からの殴り合いだと全ての陣形に対して不利が付きません。あくまで野戦がメインですが、攻城においてもそれなりの戦闘力を持つので、使い勝手が良いです。

積極的に戦う武官は魚鱗を持っているかが評価の一つになります。魚鱗なしだと野戦はできるけど攻城は駄目だったり、攻城はできるけど野戦は駄目だったりで汎用性が下がります。

魚鱗陣の代用として、鋒矢陣(v1.05以降)や方円陣(v1.03以降)がありますが、やや野戦よりの陣形になるので攻城は少し不得手です。兵数を多めにするなどの差配が必要になります。

最後に各陣形の特色をまとめますと、

  • 魚鱗: 汎用
  • 鋒矢: 攻撃特化、v1.05以降
  • 方円: 防御特化、計略主体、v1.03以降
  • 雁行: 間接攻撃
  • 鶴翼: 塗り替え、魚鱗の代替え(劣化)
  • 錐行: 攪乱、補給切り
  • 衝車: 破城、攻城戦の最有力
  • 投石: 衝車の代替え
  • 井闌: 攻城
陣形と部隊能力 統率100の武将が士気80の部隊を率いたときの数値です。統率、士気が高いほどに部隊の能力は高くなります。 前線に出るな...

戦法

武将が出陣しているときに時間経過でゲージが溜まり、接敵している際に自動発動する必殺技です。

出陣前の部隊編成で予め全セットされていますが、罵声などの弱い戦法を無駄撃ちしても意味がないので、一番強い戦法以外は外してしまった方が良いです。

例えば曹操の「魏武の強」とか、関羽の「軍神」とか、固有戦法の一部は流れを一変させるレベルで凶悪です。

凶悪戦法の例

  • 魏武の強(曹操)
  • 神機妙算(司馬懿)
  • 軍神(関羽)
  • 万人敵(張飛): v1.05で弱体化
  • 単騎駆(趙雲): v1.05で弱体化
  • 神算鬼謀(諸葛亮)
  • 神火計(周瑜)
  • 張角(太平洋術)
  • 天下無双(呂布)

普通に流れが一変します。連携等を狙えば、万の兵士が吹き飛びますし、敵全体を即座に無力化出来ます。

采配による戦法の任意発動

君主の位が上がって、州牧以上になると、任意のタイミングで戦法を発動できる「采配」が使えるようになります。

采配枠は州牧時には1つですが、位が上がるにしたがって増えていき、最大で5人までの戦法を任意のタイミングで撃てるようになります。接敵した際に先行して戦法を打てるので、上記の凶悪戦法を使えば、圧倒的に有利な状況で開戦できます。

複数の敵や味方を巻き込む戦法とは相性が良いです。

また状態異常の付加、解除系もタイミングが選べることで強みが増します。戦法の書があればですが、鎮静くらいは保険で覚えさせておいて損はありません。

親愛武将(連携戦法)

原作において仲の良い武将同士を組ませると、親愛武将の補正によって部隊の基礎能力が向上し、連携戦法で戦闘を有利に運べます。

親愛の効果範囲は周囲3マスです。効果範囲にある親愛武将の部隊能力が相互に10%ずつ強化され、累積すると馬鹿にならない差が生まれます。

また連携戦法が発動するようになるので、戦法の破壊力が大きく向上します。

連携戦法になると、連携に参加した武将の能力値と保有戦法が上乗せされます。場合によっては、万単位の兵が引き飛ぶマップ兵器と化すので、戦争の展開を大きく左右します。

軍神を5連携した場合(普通に万単位のダメージが出ます)。

原作のメインキャラクターは肉親も多く、仲の良い同僚もいるので、親愛による支援効果を受けやすい。関羽なんて親愛武将が10人以上いるので、最大何連鎖しているのか分からないような大ダメージが割と出せます。

出撃メニューのタブで連携レベルを確認できます(☆>◎>〇)

できるだけ親愛武将同士を固めた状態で送り出すことが望ましいので、原作の逸話どおりとか、親族関係でひとまとめに運用するのが強いです。

多部隊で出陣すべし

1人の武将に1万の兵士を持たせるより、2人に5千ずつ持たせる方が強いので、簡単に壊滅しない範囲で兵士を持たせた多部隊構成にするのがおすすめです。

実際に部隊数をどうするかは、武将の統率、保有兵数、親愛の状況に左右されますが、最低でも3部隊くらいは同時に当たらせる方が無難だと思います。

戦闘においては「進軍」コマンドを使って前後の隊列を作り、敵軍から殴り掛かってくるのを待ち受けます。前衛には高統率の魚鱗か方円を使い、後方に雁行などの間接攻撃や、親愛武将などの支援部隊を配置します。

親愛武将の文官や、特性「応援」を持った武将は戦闘に参加させなくても良いので、最小の兵数で後方配置させます。

あとは開戦のタイミングで戦法委任が使えるなら、最速で最大戦法を叩き込んで形成有利で固定し、次のターンで包囲殲滅を目指します。

敵部隊に対する「攻撃」命令を使うと、お互いに追っかけあって入り乱れてしまい、無駄に被害が増えたり、支援効果を受けにくかったりします。殲滅に入るときは「攻撃」で追いかけるのもありですが、取りあえずは受けに回ることを考えましょう。

都市を攻略する場合も、迎撃部隊が出てくるのを一旦待ち受けて、守勢で敵を減らすのが安定すると思います。

弱小勢力だと落とし穴を使ったり、補給線を絶ったりして、さらに工夫する必要が出てきますが、部隊の配置などは特に変わりません。

府はできるだけ奪う

敵陣営を攻めるときの最終目標は城ですが、周辺の府はできるだけ奪取しておきましょう。

事前に城付きの府を制圧していると、自部隊の能力が向上しますし(+4%)、自軍の兵站が切断されるのを防げます。

河川を移動する場合には最寄りの港を制圧するのを忘れないようにしましょう。水軍が揃っていない場合に顕著ですが、敵側からの塗り替えしで、兵站線が切断されやすいです。多少遠回りになっても、港を抑える方が良いです。

部隊によって奪い取った府は、その部隊が所属する城の管轄になります。

それこそ遠く離れた城から遠征している場合でも、出撃元の府扱いになるので、その城にいる待機武将を使って土地占領を掛けることができます。

得に「名声」の特性を持つ武将を府に配置すれば、毎ターン府の周囲を塗り返すことができるので、攻め込む際の連絡線を太く出来ます。大部隊を運用しにくい序盤や、大規模遠征する場合に、安定性を確保できます。

兵站切り

兵站を切ることで、敵部隊の能力低下と状態異常を誘発できます。

攻撃時でも敵を城からつり出して……という流れになる場合もありますが、より活用するのは敵が攻めてきた場合の迎撃です。

自然と敵の兵站線が伸び切るので、まず真っ先に考えるべき迎撃手段になります。

兵站を切る方法としては、錐行陣を使って迂回する方法が一般的です。錐行陣は戦闘面が相当に貧弱なので、敵に絡まれたら即終了ですが、様々な局面で狙って行けます。

他にも地域懐柔+名声持ちで塗り替えして切断するというのも多用します。

自軍の府を占領されないよう土嚢などでガードしておき、土地占領で兵站を切るという手段も取れます。土嚢や石壁は、完全に遮断されない限りは攻撃してきません。

巨大都市を狙う

都市ごとの収入がかなり違うので、戦争を仕掛ける場合には、どこを攻め取るか考える必要があります。

金収入の場合 洛陽:8000、永安:2000

小規模な都市だと金銭、兵糧の月収入が2500程度しかなく、売買なしでは2万前後の兵しか維持できません。

その後の展開を考えるのなら、兵数を増やしやすい良立地を優先する方が良いです。代表的な都市は以下の通りです。

  • 洛陽
  • 長安
  • 成都
  • 建業
  • 濮陽
  • 陳留
  • 漢中
  • 襄陽

大都市を押さえて、徴募を行い周辺を落としていくのが早道です。

降伏勧告を使う

本作は降伏勧告が通りやすいです。君主が敵から嫌悪されていない限りは、残り2城~4城の段階で降伏勧告が通ります。

本作の降伏勧告は外交関係が良好な国同士だと通りやすくなるみたいです。

中規模まで勢力を拡大できれば、金銭的な余裕が出てくるので、現なまの力を使って無理矢理外交関係を修復し、降伏勧告で戦争になるのを避けることができます。

利点は敵を滅亡させた後の登用作業をカットできること、そもそも戦闘しないから兵糧の消費をなくせることです。

後半になると兵糧不足に悩まされるゲームなので、兵糧を準備している間に外交連打で時間を潰すと良いです。降伏勧告が通らなくても、取り敢えず同盟しておけば、他の勢力を潰す時間が稼げます。

駆虎呑狼で太守を独立させてからの降伏勧告という組み合わせも可(やっぱり外交改善は必要ですが)。

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