MTG: 遅すぎた禁止カード改定(嵐追いの才能、ばぁば、アナグマモグラの仔)

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2026年8月10日にて、スタンダードの禁止改定がありました。

3年ローテーション以来、調整不足も手伝ってかスタンダードの荒廃が著しいのですが、昨今のWotCは失敗を認めるのを恐れているのか、禁止カードの制定には及び腰でした。

今回もどうせ見送りだろうと、諦念を抱いていたプレイヤーも多かったと思いますが、予想に反した3枚の禁止裁定となりました。

一次ソース:

世界中で5千万人を超えるプレイヤーとファンを持つ世界最高の戦略トレーディングカードゲーム、マジック:ザ・ギャザリングの日本公式ウェブサイト。

嵐追いの才能

すでに多数の禁止カードを輩出している悪名高き「ブルームバロウ」に収録されていた1枚です。攻撃的な青のデッキ青赤スペル、青赤果敢などで幅広く採用されてきました。

過去の禁止カード《この町は狭すぎる》との組み合わせで、1/1トークンを量産する動きはリリース直後からスタンダードで広く使われ、現在は《ブーメランの基礎》で同様の動きをします。

追加コストを払ったときの能力も長期戦でのマナフラ受けに最適で、アグロデッキの欠点を補ってくれます。

2026年の8月になって禁止になりましたが、巷で強すぎると話題になったのは2025年4月の段階で、

  • 《心火の英雄》
  • 《巨怪の怒り》
  • 《嵐追いの才能》
  • 《叫ぶ宿敵》
  • 《逃げ場なし》
  • 《コーリ鋼の短刀》

――と、私がリストアップしていた過去の禁止予想の候補にも含まれています。今後《逃げ場なし》が禁止される事は無いと思いますが、我ながら的中率が高かったと思います(代わりに《この町は狭すぎる》が消えた)。

昔から言われていたけれど、ここ数年で更に状況が悪化しているMTGにおける先手有利の問題について。 昨今の極端なインフレも絡んでいるの...

イゼット系列のデッキは《迷える黒魔導士、ビビ》を禁止を境に、パーツが度々禁止されてきたんですが、全くブレーキが掛かっていないのが、昨今の調整不足を伺わせます。

ばあば

昨今のセットでは飛び抜けたカードパワーを持っていた「アバター 伝説の少年アン」に収録されていた謎の婆です。

世界選手権2025にて頭角を現し、アバター最強のカードとして話題となりました。士官候補生よりもフィジカルが強い婆とはいったい……。

ルーティング能力を持った伝説クリーチャーなのですが、講義を持つインスタント・ソーサリーが3枚以上墓地にあると、後続の非クリーチャー呪文のコストを下げます。イゼット講義、およびジェスカイ講義で主力として使われていました。

恐らくは《発見の石板》と二者択一の状態だったと思われますが、比較的に影響力が小さい《ばあば》が選ばれたのは、コントロール系のデッキが長らく死んでいるからと思われます。

アナグマモグラの仔

昨今のセットでは飛び抜けたカードパワーを持っていた「アバター 伝説の少年アン」に収録されていた問題児です。成体である《アナグマモグラ》よりも強い幼体

リリース前から禁止カードになるだろと散々言われており、発売から1か月で緊急投獄でも不思議ではないカードでしたが、色々と言い訳を繰り返して先延ばしにされた後でのアウト宣言となりました。

《アナグマモグラの仔》1枚で3マナ、4マナと増幅するので、定着させたら次に何をされるか分かりません。先の《ばあば》なんて可愛いレベルの暴挙です。おまけに除去しても1/1が残るので、絶対にアドバンテージを失います。

強力なマナブーストを頼みとした青緑律動は高額カードが山盛りだったので、スタンダードなのにデッキ価格が20万円と話題になりました。その後、《輝晶の機械巨人》を採用した白緑タイプが登場し、《練習を積んだ攻撃》を獲得したことでトップメタに登り詰めました。

他の緑が弱いからと言っても、《アナグマモグラの仔》はスタンリーガルとして相応しくないのは明らかで、割と《有翼の叡智、ナドゥ》に通じるものがあります。

代理で《ラノワールのエルフ》が禁止されるなんて噂もありましたが、素直に収監されたのは良かったと思います。いや、禁止処理が遅すぎると思いますが……。

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