ゼルダの伝説 ティアキン: スクラビルドの仕組みと運用

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ゼルダの伝説 ティアーズオブキングダムで登場したスクラビルドに関するアレコレのまとめです。

攻撃力だけではなく、耐久力まで増えるので、前作BotWに比べて武器が壊れにくくなりました。

道中で戦う雑魚敵のドロップが無駄にならないので、ゲーム上の仕組みとしてはかなり良好です。アイテムが多すぎて整理が大変なのが欠点ですが、どのアイテムにも何かしらの使い道があるので、積極的に使っていきたいです。

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スクラビルドによる変化

スクラビルドは素体となる武器、弓、盾に対して、スクラビルド素材を結合し、様々な効果を得るシステムです。

  • 攻撃力
  • 耐久力
  • 射程

――などが変化します。

攻撃力の増加

スクラビルドを行うと、ビルド素材の持つ攻撃力が単純加算されます。

また武器本体の攻撃力よりも、ビルド素材の持つ攻撃力の方が大きいので、前作BotWとは武器の使用感が少し変わりました

下記は武器種ごとの通常攻撃におけるDPSの目安です。

武器種片手剣両手剣両手槍
王家のみ108.16.3
王家 + ボコブリン1410.49.9
王家 + 青ボコ1712.112.6
王家 + 黒ボコ271821.6
王家 + 白銀ボコ412634.2
前作BotWから引き続き、片手剣、両手剣、槍という3種類の武器種が存在し、それによって攻撃速度、ラッシュの性能等が大きく変わります。 ...

要するに素早い攻撃、リーチの長い攻撃が強くなったのです。両手剣は溜め攻撃以外が益々弱くなったので、溜め攻撃への依存度が高まりました。

弓については、同時に複数の弓を発射する《ライネルの弓》《オオワシの弓》などがスクラビルドの影響でますます強くなっています。

盾については攻撃力こそ大したことないものの、《騎士の盾》などが主力なる中盤からは、スクラビルドで攻撃に使うのもお勧めです。属性効果を持つ素材を付けると、怯ませる担当の疑似二刀流になります。

耐久力の増加

スクラビルドを行うことで、一部の例外を除き、武器、弓、盾の耐久力が上昇します。

厳密に言うと、スクラビルドしている間だけ、本体の耐久力の減少を抑える働きがあり、武器や盾を使うのなら、何でもいいからビルドしておく方が得です。

これらビルド時に増える耐久力は、ビルドに使った素材に関わらず、本体となる武器、盾によって固定されています

武器の耐久力

例えば、《王家の剣》の場合ですと、本体の耐久力が20ポイントあり、ビルド時の追加分が25ポイントあります。ビルドしているのが《ボコブリンの角》だろうが、《白銀ボコブリンの角》だろうが、ビルドしたときに追加される耐久力は25です。

スクラビルドによって増える武器の耐久力は、元の耐久力の2倍(+100%)くらいが目安になっています。

例外はユニーク系の武器と、ゲルドシリーズの武器です。前者は《光鱗の槍》とか《七宝のナイフ》などで、武器本体の耐久力が80とベースからして高いです。相対的にスクラビルドによって得られる耐久力が小さくなります。

シリーズの顔である《マスターソード》に至ってはスクラビルドで耐久力が増えませんが、こちらも武器本体が40ポイントあります。

ゲルドシリーズはビルド時に高い威力を発揮しますが、代わりに耐久力の増加は殆どありません(+5)。

武器種基本増加増加率
旅人1625156%
兵士1725147%
騎士1825139%
王家2025125%
ゲルド10550%
光鱗の槍702536%
七宝のナイフ602542%
マスターソード4000%
耐久力一例

盾の耐久力

盾については耐久力の増加は武器より控えめで、良くて1.5倍の耐久力増加などに留まることが多いです。

特に序盤の盾はビルドしても耐久力+1とかなので旨味がありませんが、中盤になると《騎士の盾》で+10、《王家の盾》で+13とビルドの価値が上がります。

盾へのスクラビルドも損することは少ないですが、序盤はすぐに壊れてしまう+ポーチ不足があるので、本格的な活用は中盤辺りからになると思います。

武器種基本増加増加率
兵士の盾16425%
騎士の盾231043%
王家の盾291345%
ライネルの盾12758%
獣神の盾2021105%
ハイリアの盾800223%
耐久力一例

射程の増加

  • 武器に《リザルフォスの尻尾》を付ける
  • 武器に武器を付ける

――の場合、武器の射程が変化します。リーチが短めな片手剣であっても、槍並みの射程を持つようになり便利です。

ただし《リザルフォスの尻尾》はドロップ率が低めに設定されており、服の強化にも使用するので、乱用すると困ることになります。リーチの増加は有り難いものの、多用しにくい素材です。

武器に武器を付けると、手軽にリーチを伸ばすことができますが、攻撃力との共存が難しいという欠点を持ちます。アイテム素材の方が攻撃力が伸びるので、リーチよりも火力の方が大事な場合は多いです。

《ファントムガノン》がドロップする瘴気シリーズは、そのまま使うと瘴気のペナルティが発生するので、他の武器にくっ付けて使うのがお勧めです。攻撃力、リーチを伸ばしつつ、欠点を無くせます。

ビルド素材の耐久力

多くのビルド素材は耐久力が無限であり、本体が壊れない限りは使えますが、例外も多数存在します。

  • 武器同士の合成
  • ギブドの骨
  • バクダン花
  • ケムリダケ
  • コンラン花
  • etc

武器同士を合成した場合には、先端部分の武器も耐久力が減少するようになります。本体はスクラビルドの補正で耐久力が増えているので、多くの場合で先端部分が先に壊れます。

アイテム素材にも一部壊れるものが存在し、《ギブドの骨》なんかはその代表です。武器に付けると管理が面倒になるので、矢に付けて飛ばす方が快適です。

同じように《バクダン花》や《ケムリダケ》なども、効果を発揮した際に壊れますが、これら自然由来のものは、森人シリーズの武器に付けると耐久力が減らなくなります。素材を節約したいときに。

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ビルド素体毎の運用について

武器

武器にスクラビルドする際には攻撃力重視です。希少性があるのは《リザルフォスの尻尾》くらいなので、少し妥協しつつ良いものから使っていけば良いでしょう。

属性を付与しても強いですが、連続で使うと機能停止状態になるので、属性効果は盾に付与して、疑似的な二刀流みたいな形にする方が個人的にはお勧めです。

《白銀ボコブリンの角》は見た目がダサいという欠点こそあるものの、は後半まで使える汎用の素材として便利です。

両手剣は採掘に便利なので、弱いものに石などをくっ付けて携帯しておきたいです。1発で破壊できるので、結果的に長持ちします。

ゾナウギアの《大砲》も適当な武器にくっ付けておくと、大量の岩に進路が塞がれている状況などで便利です。素材が散らばってしまうので採掘には微妙ですが、耐久力はありそうだけど攻撃力が低すぎる武器などに付けておきましょう。

序盤は素材の不足、将来への不安から、あんまり活用の機会がないのですが、後半になってくると相当な爆発力を持つようになります。

矢に付けて飛ばすということで、全ての素材を使い捨てしてしまうのですが、同時発射する《ライネルの弓》などがあると、ボスなどには無類の強さを持つようになります。

代表的なのは、

  • バクダン花
  • ギブドの骨
  • キース目玉

――などで、いずれも瞬間的に高い火力を発し、素材集めが比較的に楽です。

序盤は素材よりも、素体になる盾側の弱さからあんまりビルドが捗りません。耐久値が低いので特に壊れやすく、ゾナウギアを付けても長持ちしません。

序盤は盾のビルドを意識せずに、前作通りに進める形で良いかと思いますが、ゾナウギアの《ロケット》あたりは、道中の移動にも便利なので、余った盾にくっ付けておくのがお勧めです。

中盤あたりになって《騎士の盾》などが手に入るようになると、盾の耐久力も大分改善してきます。ビルドしたときの耐久力増加もあるので、攻撃的な運用に耐えられるようになってきます。

積極的に盾を振って敵を嵌めたいときなら

  • 霧吹きリザルフォスの角
  • 氷結グリオークの角
  • ガチロックの心岩

――などを使えばよいですし、受け身でいくなら《サファイア》を付ければ、ガードしたときに自動的に発動します。片手剣とのシナジー性があり、持ち変えの手間などをある程度軽減してくれます。

環境温度への対応にも少し使えます。

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