2020年5月末に発売されたRazerの新マウスパッド「Gigantus v2」のレビューです。
前からあったGigantusのモデルチェンジ版ですが、滑走特性は前モデルのそれを踏襲しています。
布系の強みである止まりの良さが全面に出されていて、価格もかなり良好とあって、コントロール系の新定番になり得るんじゃないかと個人的には思います。
特徴とか
滑らないコントロールタイプ
およその滑り比較になりますが、
Goliathus Control > Goliathus Speed > Hyper-X Fury S > QCK > Gigantus V2 > G-SR
テフロンの巨大ソールを使っている場合になります。
硬質系(プラスティック、金属)に比べると滑らないのが布系のマウスパッドですが、その布系パッドの中でも滑らない部類に入ります。
代表的な布系パッドとしてSteal Series QCKがあげられますが、これよりも輪を掛けて滑りません。同じくRazerから出ているGoliathus コントロール、スピードよりも遥かに滑りません。
コントロール系のパッドとしては、BenQ G-SRが代表的ですが、流石にG-SRよりは滑ります。とはいえ、国内で流通しているマウスパッドの中では抜群のコントロール性を持つことは間違いないです。
ちなみに開封した当初は微妙に滑りが良いです。私はコントロール系のパッドであることを期待していたので、これは失敗だったかと思いましたが、ちょっと使っていると落ち着きました。
価格が安い
端を縫い止め耐久力を上げるステッチ加工を諦め、派手な塗装もなしと、価格を安くしあげようという試みが前面に出ています。
布系のパッドだと他にも同価格帯のものがいくらでも存在しますが、コントロール系で絞ると、唯一無二に近いくらいに安いです。
QCKより止まりが良い低価格なマウスパッドというと他にライバルがいません。代表的なコントロール系であるG-SRに比べれば、半分の価格で手に入るというのは大きいです。
ROCCAT Taito Controlや、Glorious Mouspadが国内でリリースされていれば、価格的にも対抗できる筈ですが、現状だと割高な並行輸入品か、海外サイトから個人輸入するしかないですしね。
個人的な感想
Hyper-X Fury Sからの変更になります。ここ数年におけるマウスパッド遍歴はCorsair MM350 → Logi G640 → MM350(2回目) → Fury Sです。
フォートナイトの環境に合わせて滑りやすいパッドを試していたのですが、やっぱり滑り過ぎてAIMが悪くなるということで、滑りを重視するのは諦めました。Fury Sも大分使い込んでいたので、大分滑りが悪くなっていましたが、それでも止まり不足が明らかでした。
なのでいい機会なのでGigants V2 XXLに乗り換えたわけですが、開封した当初は思っていた以上に滑るので失敗したかなと思いました。
劣化済みFury S = Gigants V2開封直後くらいで、買い替える必要なかったと思ったのです。
ただし数時間もすれば当初の滑りすぎ状態は解消され、コントロール系らしさが現れてきたので一安心しました。
値段も手ごろだし、大型のサイズもあるし、普通にリピートするかもしれない位には気に入っています。まぁ色々試してみたくなるタイプなので、Roccat Taito Controlや、Glorious Mousepadが、国内流通し始めればそっちを試してみるでしょうがね。
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