FE エンゲージ: ユニットの成長率と偏差値から見る適性

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ファイアーエムブレム エンゲージにおける仲間ユニットの成長率と、それにまつわる適性についてのまとめです。個人成長率と、そこから算出した偏差値を元に考察をしています。

加入したときの初期ステータス、個人スキル等の兼ね合いもあるのですが、主人公、《ユナカ》《カゲツ》《スタルーク》あたりは安パイに強いです。

魔法系は後半の需要が高いのですが高適性の《アンナ》、《クロエ》が初期物理職。《ルイ》《ゴルドマリー》のような防御盾は要所要所で活躍するものの、最終的には《ユナカ》を筆頭とした回避盾安定じゃないかというところ。

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個人成長率

各ユニットがレベルアップ時に成長する確率です。これにクラスの成長率が加算されたものが実際の成長率になります。

ランダム成長(ノーマル~ハード)では、レベルアップ時に100面サイコロを振り、出た目の大小によって成長するかが変化します。

ルナティックの固定成長だと、レベルアップ時にこれらの数値が加算され、100に到達したものから上昇する仕組みになります。

個人成長率
名前HP魔力速さ守備魔防幸運体格合計
リュール60352045504025255305
ヴァンドレ60251025353520105225
クラン40351040503025205255
フラン55302535552530250280
アルフレッド65405354040204010295
エーティエ4540025352530255230
ブシュロン85200504535201520290
セリーヌ50352530453040505310
クロエ75253540553025255315
ルイ75400252550202515275
ジャン50202035402520255240
ユナカ50352540451545255285
アンナ55155050502035455325
スタルーク653010404530201510265
シトリニカ45104025302040255240
ラピス55252035553530255285
ディアマンド753015204040252015280
アンバー6545025303553515255
ジェーデ553525353040302010280
アイビー552530254030351510265
カゲツ603015505040254010320
ゼルコバ653515403535152510275
フォガート603025305530352510300
パンドロ60530454515553015300
ボネ653010403545254010300
ミスティラ552525454530303010295
パネトネ754510402530152015275
メリン552525405030302510290
オルテンシア40202035502555500295
セアダス552515255025253510265
ロサード75452540453030205315
ゴルドマリー6530525255525255260
リンデン652525254025401510270
ザフィーア8035025303052010235
モーヴ703540403550451515345
ヴェイル40254535302535200255

個人成長の偏差値

成長率だと漠然としているので、相互関係が分かりやすいように偏差値に変えたものです。50が平均的な伸びしろで、50より大きい程に抜きんでて優秀、50より小さい程に苦手になります。

60以上の数値については強調表示しています。

個人成長率偏差値
名前HP魔力速さ守備魔防幸運体格平均
リュール49.956.150.562.059.658.946.848.742.652.8
ヴァンドレ49.945.142.838.043.253.442.333.342.643.4
クラン32.156.142.856.059.647.946.843.642.647.5
フラン45.450.654.450.065.042.351.248.731.948.9
アルフレッド54.361.738.950.048.658.942.364.153.352.5
エーティエ36.661.735.138.043.242.351.248.742.644.4
ブシュロン72.139.535.168.054.153.442.338.574.653.1
セリーヌ41.056.154.444.054.147.960.274.442.652.7
クロエ63.245.162.156.065.047.946.848.742.653.0
ルイ63.261.735.138.032.369.942.348.763.950.6
ジャン41.039.550.550.048.642.342.348.742.645.1
ユナカ41.056.154.456.054.131.364.648.742.649.9
アンナ45.434.073.868.059.636.855.769.242.653.9
スタルーク54.350.642.856.054.147.942.338.553.348.9
シトリニカ36.628.566.038.037.736.860.248.742.643.9
ラピス45.445.150.550.065.053.451.248.742.650.2
ディアマンド63.250.646.732.048.658.946.843.663.950.5
アンバー54.367.235.138.037.753.429.059.063.948.6
ジェーデ45.456.154.450.037.758.951.243.653.350.1
アイビー45.445.158.338.048.647.955.738.553.347.9
カゲツ49.950.646.768.059.658.946.864.153.355.3
ゼルコバ54.356.146.756.043.253.437.948.753.349.9
フォガート49.950.654.444.065.047.955.748.753.352.2
パンドロ49.922.958.362.054.131.373.553.863.952.2
ボネ54.350.642.856.043.264.446.864.153.352.8
ミスティラ45.445.154.462.054.147.951.253.853.351.9
パネトネ63.267.242.856.032.347.937.943.663.950.5
メリン45.445.154.456.059.647.951.248.753.351.3
オルテンシア32.139.550.550.059.642.373.574.431.950.4
セアダス45.445.146.738.059.642.346.859.053.348.5
ロサード63.267.254.456.054.147.951.243.642.653.4
ゴルドマリー54.350.638.938.032.375.446.848.742.647.5
リンデン54.345.154.438.048.642.360.238.553.348.3
ザフィーア67.656.135.138.037.747.929.043.653.345.4
モーヴ58.756.166.056.043.269.964.638.563.957.4
ヴェイル32.145.169.950.037.742.355.743.631.945.4
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ユニットの役割に対する適性

成長率の偏差値から見る各ユニットの適性についての考察です。広く使われるだろう物理、魔法のアタッカー、物理盾、回避盾の4区分にまとめています。

実際には所属しているクラス、持っている武器の影響も受けるので、それに合わせて《チェンジプルフ》を使ったり、武器を強化したりする必要があります。

物理アタッカー

力と速さが大事です。技は難易度によると言いますか、高難易度になると命中不安が常在化するので、何かしらの対処が必要になってきます。

力、技、速さの成長率合計値では、主人公の《リュール》、《カゲツ》、《ロサード》がトップ3になっています。力重視の《ロサード》、速さと技の《カゲツ》、サポート能力が優秀な《リュール》という差別化になっています。

《カゲツ》と《ロサード》については上級兵種で登場するので、後からでも戦力化しやすい利点があります。《チェンジプルフ》で兵種変更し、《ブレイブヒーロー》や《ウォーリア》のような打点特化にするのがお勧めです。

ただし《ロサード》は力の初期値がそこまで高くないので、同ランクの《パネトネ》程には力が伸びません。《パネトネ》は速さの伸びがかなり悪いものの、力の初期値が高いので、全キャラクターで最も攻撃力が高くなりやすいユニットです。

《スタルーク》は成長率こそ平均レベルですが、専用上級クラスの《ティラユール》が弓系の兵種として飛びぬけて強いので、それ込みで優秀な物理アタッカーです。今回不遇なことが多い王族系のユニットではおよそ最強格だと思います。

魔法アタッカー

魔力と速さが大事。高難易度では命中に起因する技も大事なのは物理と同じです。

初期クラスが魔法系のユニットでは、最後に仲間になる《ヴェイル》が最も成長率が高いです。ただし速さが足りないので2回攻撃するのが難しく、サンダー+サポート能力込みでの運用になるのでしょう。

初期クラスが魔法系でバランスが良いのは《パンドロ》くらいで、魔力しか伸びない《シトリニカ》や《アイビー》、速さと技はあるけど魔力だけは足りない《セリーヌ》《オルテンシア》と、単体で完成している魔法系ユニットは少ないです。

魔力、技、速さを兼ね揃えた完成度の高いアタッカーとなると、初期兵種が魔法職でない《アンナ》や《クロエ》を引っ張ってくるしかないのですが、システム上の関係から9章までに魔法の素質を取得する必要あります(DLCがあれば平気ですが)。

早い段階で《マスタープルフ》で上級職にして、その直後に《チェンジプルフ》で転職させる必要ありと、スタメン落ちさせずに育てるとなると色々と要求されますが、紋章士《ベレト》との相性もあって、後半には圧倒的な戦闘力を持つようになります。

魔力の高さなら《セイジ》、総合力なら《ハイプリースト》で運用するのがお勧めです。

《フォガート》は速さ以外の目立った長所が無いですが、《光の弓》という数値設定をミスった感じもある強力な魔法武器と相性が良いので、それ専用の射手として活躍します。《アンナ》を《ウォーリア》にする場合でも《光の弓》は有力です。

物理盾

守備 > HP > 速さ(追撃封じ)

序盤から登場する《ルイ》は適性のある《ランスアーマー》で加入するので、序盤の間は敵の攻撃を受け止める役として頼りになります。

後半になると魔攻の敵が増えることや、紋章士《カムイ》の加入によって回避盾の方が受けが広くて便利になりますが、要所要所で役立つ場合もあるので、その際には《マスタープルフ》を使ってみるのも良いでしょう。

上級クラスの《ブレイブヒーロー》で加入する《ゴルドマリー》は、かなりアーマー向きの成長をします。全ユニットで最も守備が伸びやすく、後からアーマーが必要になったら《チェンジプルフ》で転職すると良いです。

《ディアマンド》はHPを回復する《太陽》の個人スキルを持っており、ほんのり物理盾なユニットですが、発生率に影響する技があんまりなので活躍できないことが多いです。高難易度では敵の攻撃力が高いので、中途半端な耐久力しかない物理

回避盾

回避は攻速の2倍に、幸運の半分を加算したものです。攻速は体格以上の武器を持つとペナルティが発生しますが、軽い武器を使う分には速さとイコールです。

基本的には速さだけがあれば良く、速さの上限値が高い兵種で運用すると中盤から頼りになります。

今作では短剣が軽くて、火力もあるため、回避盾運用するなら短剣を使える《シーフ》や《ウルフナイト》を使うのがお手軽です。短剣だと格闘以外の攻撃でブレイクしないし、遠隔攻撃にも対応できるので安定感があります。

特に《隠密》の特性を持つ《シーフ》は歴代でも屈指の強さであり、回避の強化を施した短剣を用意することで、序盤からでも回避率100越えの状態になります。後半になると紋章士《カムイ》との相性によって圧倒的な壁性能を発揮するようにもなります。

当初から《シーフ》で登場する《ユナカ》は、成長率的には回避特化ではありませんが、反撃時の打点と両立できるのが魅力です。上記のチャートに載っているユニットの中では力の成長率が最も高く、回避床の効果を受けていれば、必殺+15%という個人スキルがあるのも魅力。

《ラピス》や《クロエ》など、《ユナカ》より回避盾向きの成長をするユニットも多いのですが、初期クラスがあまり強くないので、回避盾運用するなら《シーフ》などに《チェンジプルフ》した方が良いです。

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