FE エンゲージ: ユニットの解説と評価「リトス編」

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ファイアーエムブレム エンゲージの総まとめとして、ユニットの個人評価と簡単な解説、考察になります。評価はS、A~C、Fの5段階ですが、本作ではSとFは欠番です(そこまで極端な差は無いです)。

今回はリトスで仲間になるユニット編。

主人公である《リュール(名前変更可能)》を除くと、あんまり戦力に数えられないメンツ達だと思います。成長率の偏差値が50を超えているのが《リュール》のみ。

次点の《フラン》は序盤の回復役、回避盾としてギリギリ線を繋いでいます。

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主人公(リュール)

評価A
加入1章
個人スキル神竜の結束
(隣接する味方の与ダメ+3、被ダメ-1)
専用兵種スキル神竜破
(エンゲージカウントの最大値-1)

本作の主人公。テキストの違和感が大分軽減されるので、女を選ぶ方が良いです(真面目に)。

紋章士の活用が前提になっているユニットで、専用クラス《神竜ノ子》は紋章士のスキルを強化する竜族の特性を持ちます。

専用武器《リベラシオン》もありますし、連続攻撃してエンゲージカウントがガンガン溜まる。上級クラス《神竜ノ王》になると、《神竜破》の影響でエンゲージが尚更生かせるようになります。

初期ステータスはあまり高くないものの、成長率自体は高めの水準であり、特に速さと守備が良く伸びます。守備は極端に高いわけではないものの、速さのおかげで2回攻撃されないので、前に出しても大丈夫な安心感があります。

後半は力の不足に悩まされる部分がありますが、力が上昇する《マルス》や《ロイ》の指輪を付けておけば十分に戦えると思います。

《神竜の結束》は連続攻撃できる味方アタッカーとの相性が良く、固定ダメージの追加なので守備の高い相手でも必ずダメージが通ります。主人公は全てのユニットと支援が組めるのもあり、バッファーとしての能力がかなり高いです。

総合しますとエース級とはいかないまでも攻守に優れており、色んな役割を熟せるバランスの良いユニットだと思います。専用クラスで育てておけば問題なく、序盤は優れた剣士ユニットとして、後半はサポートと遊撃で活躍の場は広いです。

リュール
項目初期ステータス
(神竜ノ子)
成長率%
(神竜ノ子)
成長偏差値成長期待値
(神竜ノ王)
成長期待値
(ベルセルク)
レベルLv1--Lv40Lv40
HP2260 + 1049.952.063.0
635 + 1056.126.037.0
魔力020 + 050.59.08.0
545 + 1062.029.029.5
速さ750 + 1559.634.030.5
守備540 + 1058.927.521.5
魔防325 + 1046.820.513.0
幸運525 + 548.719.515.5
体格45 + 542.611.014.5
合計/平均57305 + 7552.8209.0217.0

ヴァンドレ

評価C
加入1章
個人スキル白の忠誠
(主人公と隣接すると共に必殺+5)

シリーズ恒例のお助けパラディン枠。

本作では紋章士が実質的なお助け枠になってしまうので、過去作に比べてみても役割が少ない御仁。ルナティックであっても速攻で出撃メンバーから外す場合が多いでしょう。

初期値、成長率が共に低いので、育成するなら覚悟が必要です。あんまり強くないと言われる《アルフレッド》と比べても全てが劣ります。

最初の内は強制出撃になるので、その際に敵からの攻撃を受けたり、敵のHPを削るための攻撃をしたりしましょう。

過去のお助けパラディンもそうですが、最終的には絶対に選ばないものの、序盤に役割はあるのでC評価です。

ヴァンドレ
項目初期ステータス
(パラディン)
成長率%
(パラディン)
成長偏差値成長期待値
(パラディン)
レベルLv11--Lv40
HP4060 + 1549.962.5
1125 + 1545.123.0
魔力510 + 042.88.0
1025 + 1038.020.5
速さ835 + 1543.223.0
守備1035 + 1553.425.0
魔防820 + 1542.318.5
幸運610 + 1033.312.0
体格85 + 042.69.5
合計/平均106225 + 9543.4190.0
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クラン

評価C
加入1章
個人スキル蒼の信仰
(主人公と隣接すると共に命中+10)

シリーズ恒例になっている赤と緑の騎士の緑担当。本作ではチラホラ存在する才能と職業が噛み合っていないユニットの1人です。

魔法アタッカーに必要な魔力の成長率が10%しかなく、《マージ》のクラス成長率を加算しても35%しかありません。最速で《セイジ》にしても、Lv40時の魔力期待値が25というのは厳しい

魔法系アタッカーの上位層は魔力35程度で、技と速さも30近いステータスになるので、ただただ非力なだけの《セイジ》になってしまいます。

魔法職で大成するのは有体に言って困難です。誰だよ《マージ》を勧めた奴は……。

力の方が伸びるので、運用するなら物理系のユニットにすべきです。《シーフ》や《ブレイブヒーロー》あたりが適当でしょうか。技と速さは確実に伸びます。

とはいえ、飛び抜けた部分も特にありませんし、戦闘での貢献度はあまり高くないため、次々と即戦力が加入してくる本作ではかなり厳しい立ち位置にあるかと思います。

クラン
項目初期ステータス
(マージ)
成長率%
(マージ)
成長偏差値成長期待値
(セイジ)
成長期待値
(ブレイブヒーロー)
レベルLv1--Lv40Lv40
HP1940 + 032.137.044.5
135 + 056.115.026.5
魔力810 + 2542.825.57.5
1140 + 556.031.032.5
速さ950 + 059.630.036.5
守備430 + 047.918.020.0
魔防725 + 2546.830.517.5
幸運420 + 543.618.018.0
体格45 + 042.67.09.0
合計/平均67255 + 6047.5194.0194.0

フラン

評価B
加入1章
個人スキル緋い声援
(主人公と隣接すると共に回避+10)

シリーズ恒例になっている赤と緑の騎士の赤担当。序盤の選択肢が少ない状況では、彼女の《チェインガード》が頼りになります。杖要員なので、序盤のレベル上げにも困りません。

素早さの成長率偏差値が60を超えているので速さには自信あり

力と魔力が程々に伸びる両刀型なので、格闘術に適性があるのですが、本作の《マスターモンク》は強い役職ではありません。魔道士狩りの専門家みたいになっているので、素直に上級クラスチェンジしても活躍の場が限られてきます。

杖役として腐ることは無いものの、想定されたクラスの不遇さに足を引っ張られている感があります。

素早さの成長率を活かすのなら《シーフ》で回避盾にするのがお勧めです。条件は厳しめですが、個人スキル《緋色の声援》で回避が更に上昇します。強化コストの安い短剣で力の不足、体格不足も解消できるので、かなり実用的なユニットになります。

回復役を続けさせるなら《グリフォンナイト》もありますが、杖レベルがC止まりになるので、あんまり強い杖は使えません。

総評としては、強いユニットでは無いのですが、序盤の独自性があり、中盤以降でも潰しが効く立ち位置にいるので、何だかんだで戦力になれます。リトス出身では一番の有望株です。

フラン
項目初期ステータス
(モンク)
成長率%
(モンク)
成長偏差値成長期待値
(マスターモンク)
成長期待値
(グリフォンナイト)
レベルLv1--Lv40Lv40
HP1855 + 045.445.544.0
330 + 1050.622.023.0
魔力525 + 2554.423.520.0
835 + 050.022.030.5
速さ755 + 065.029.041.0
守備425 + 1042.320.516.0
魔防830 + 2051.228.527.5
幸運525 + 1048.720.022.5
体格30 + 031.96.05.0
合計/平均61280 + 7548.9197.0207.0
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まとめ

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