ヒストリックパウパーはMTGアリーナ独自のコモン限定フォーマットです。
紙のパウパーよりもカードプールは狭いものの、《頭蓋槌》を始めとして、紙では禁止されているカードが使えます。
圧倒的な強者である「グリクシス親和」をトップとして、赤単が続く情勢かと思います。単純なミッドレンジは親和と競合するのが問題です。
グリクシス親和

デッキリスト
Deck
2 Silverbluff Bridge (MH2) 255
4 Myr Enforcer (J21) 119
4 Drossforge Bridge (MH2) 246
4 Deadly Dispute (HBG) 150
4 Galvanic Blast (SPG) 0
2 Blood Fountain (VOW) 95
4 Mistvault Bridge (MH2) 249
4 Refurbished Familiar (MH3) 105
2 Seat of the Synod (J25) 773
4 Ichor Wellspring (MBS) 110
4 Thoughtcast (J25) 374
4 Vault of Whispers (J25) 780
4 Cranial Ram (MH3) 180
3 Great Furnace (MRD) 282
2 Tithing Blade (LCI) 128
2 Reckoner's Bargain (NEO) 120
2 A-Mightstone's Animation (BRO) 58
2 Toxin Analysis (MKM) 107
2 Vault Skirge (NPH) 76
1 Terrarion (SIR) 261
「久遠の終端」にてアーティファクト・土地が揃い、1マナ4点の《感電波》も収録されたので、一気に安定性が増したアーティファクト特化のデッキです。
親和(アーティファクト)を採用しており、次々に展開して素早く盤面を構築します。
通常のパウパーだと禁止カードになっている《頭蓋槌》が使えるのが強みで、速い段階から強烈な打点を繰り出せます。紙だとリリース前から禁止されていたいわく付きの一枚ですが、いつまで使えるんだろうコイツ……。
同じく通常のパウパーだと禁止されている《命取りの論争》も使えるため、《物読み》と合わせて強烈なドローエンジンを形成しています。息切れしにくく、安定性も高いです。
構成に多少幅があるものの、ヒストリックパウパーでは圧倒的にトップのデッキだろうと思います。
カルドーサレッド

デッキリスト
Deck
14 Mountain (ANA) 7
2 Cast into the Fire (LTR) 118
4 Galvanic Blast (SPG) 0
4 Goblin Bushwhacker (SPG) 0
4 Goblin Tomb Raider (LCI) 151
4 Experimental Synthesizer (NEO) 138
4 Reckless Lackey (OTJ) 140
4 Great Furnace (MRD) 282
4 Clockwork Percussionist (DSK) 130
4 Chain Lightning (DMR) 113
4 Rally at the Hornburg (LTR) 142
4 Kuldotha Rebirth (SOM) 96
4 Voldaren Epicure (VOW) 182
通常のパウパーでは禁止されている《カルドーサの再誕》を利用した高速アグロデッキです。
大量の1マナクリーチャーが採用されており、横並べからの《ゴブリンの奇襲隊》キッカーで全体強化を掛けて一気に決めます。
欠点はタフネス1が多いので《祭典壊し》に引っ掛かりやすいことです。またライフゲインへの耐性が低いので、相性次第では勝ちが怪しくなります。
赤単マッドネス

デッキリスト
Deck
18 Mountain (ANA) 7
2 End the Festivities (VOW) 155
4 Kessig Flamebreather (VOW) 164
4 Fiery Temper (J21) 71
3 Skewer the Critics (RNA) 115
3 Highway Robbery (OTJ) 129
4 Voldaren Epicure (VOW) 182
4 Chain Lightning (DMR) 113
4 Faithless Looting (SIS) 40
4 Grab the Prize (DSK) 138
4 Sneaky Snacker (MH3) 205
4 Thermo-Alchemist (JMP) 365
2 Cast into the Fire (LTR) 118
《こそこそサクサク》を加え、飛行クロックを追加できたマッドネスデッキです。
前述のカルドーサレッドと違いバーンよりの構成になっており、《信仰なき者あさり》を使って手札を整えつつ、高速で相手のライフを削っていきます。
タフネスが少し高いですし、《こそこそサクサク》は墓地から戻ってくるので《祭典壊し》には耐性があるものの、やはりライフゲイン系には弱いです。
呪禁オーラ

デッキリスト
Deck
4 Gladecover Scout (PIO) 175
7 Forest (ANA) 9
4 Jungleborn Pioneer (RIX) 137
4 Ethereal Armor (RTR) 9
7 Plains (ANA) 1
4 Sentinel's Eyes (THB) 36
4 Transcendent Envoy (THB) 40
4 Warbriar Blessing (THB) 204
2 Ancestral Mask (MMQ) 229
4 Setessan Training (M21) 205
2 Heliod's Pilgrim (PIO) 15
4 Karametra's Blessing (THB) 26
1 Sheltering Landscape (MH3) 227
1 Tranquil Landscape (MH3) 231
1 Deceptive Landscape (MH3) 219
4 Radiant Grove (DMU) 253
3 Generous Ent (LTR) 169
呪禁を持ったクリーチャーにペタペタとオーラを張り付けて殴るというデッキです。最近になって1マナの呪禁クリーチャーが加わり、少しだけパワーアップしました。
とはいえ、最近では紙のパウパーも、ヒストリックパウパーも振るわない印象ですが、除去耐性は高いこと、絆魂の採用で赤単系にも耐性があります。
ぶっちゃけた話、親和が《頭蓋槌》1枚だけでパワー10~15くらいは到達し、装備品なので自由に張り替えつつ殴ってくるので、打撃力が落ちる呪禁オーラを使う理由も無かったり……。
ターボフォグ

デッキリスト
Deck
3 Archaeomancer (PIO) 284
4 Prologue to Phyresis (ONE) 65
4 Island (ANA) 3
4 Infectious Inquiry (ONE) 97
4 Contaminated Aquifer (DMU) 245
4 Lórien Revealed (LTR) 60
1 Swamp (ANA) 5
4 Haze of Pollen (AKR) 193
3 Foreboding Landscape (MH3) 221
4 Mystic Sanctuary (ELD) 247
2 Root Snare (RNA) 137
4 Lembas (LTR) 243
4 Tangled Islet (DMU) 258
3 Bring the Ending (ONE) 44
1 Forest (ANA) 9
4 Experimental Augury (ONE) 49
4 Darkness (SPG) 0
3 Cryogen Relic (EOE) 52
環境的にコントロールは組みにくいものの、コントロールっぽいもの。
紙のパウパーだと禁止されている《神秘の聖域》を使えるので、それを使って特定のインスタント、ソーサリーを使い回し、最後は毒殺しようというコンセプトです。
《呪禁オーラ》、《継承兎》、《人道に対する膿》のようなクリーチャーでの力押ししかできないデッキには強いものの、バーン系の赤単などクリーチャー以外の勝ち手段を持つデッキには相性が悪いです。
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