MTG: ドラフトデッキの組み方 「白緑ウサギ」編(ブルームバロウ)

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ブルームバロウのドラフト環境において、もっとも種族らしい運用になる強アーキタイプ「白緑ウサギ」の主要カード紹介などです。

一応、ミッドレンジになるのですが、4マナあたりからの爆発力が高く、先手でぶん回ると相手に反撃を許さない圧力があります。

その一方で白緑になると、ウサギ以外の選択肢が本当に取りにくいので、色というよりウサギの枚数に依存している傾向が強いです。兎が流れてこないことには始まりません。

エース兎たち

収穫の儀式の幹事(重要度:A)

《人参ケーキ》、《飛び込め》、《剛胆な兎》といった主力のカードに1ドローが付与されるので、デッキの継戦能力が大きく向上します。兎に寄せられないと、劣化《剛胆な兎》になってしまうのが欠点なんですが、これを見たら兎寄せを考えたいです。

飛び込め(重要度:A)

3マナで1/1の兎トークンが3体でてくるシンプルな1枚です。単体では3マナ3/3バニラなんですが、様々なカードとシナジーを形成します。

穴ぐら守りの導師(重要度:A)

場にクリーチャーが並んでいるほどに強くなる兎の親玉です。2ターン目に出すと除去の的になりやすいので、5/5位になれるタイミングで出す方が無難ではあります。

ピック手順的にはA相当なのですが、問題はマルチカラーなので1パック目の速い段階では、あまり取りたくはないところ。2週目以降に、ぽろっと拾えたら幸運です。

剛胆な兎(重要度:A)

アグロでもミッドレンジでも使えるので、いよいよ全部の白系デッキに入る「ブルームバロウ」きってのトップコモンです。おまけに見た目もモフモフで全方位に対して隙なし。

新生が1マナと軽いのが強さの秘訣で、9割以上の割合で新生で場に出てきます。雄姿の誘発条件にもなるので、色があう限りは無駄ピックにならないのが強みです。

人参ケーキ(重要度:A)

合計4マナ掛かりますが1/1兎トークンが2体と占術2、ライフ3点が得られるアーティファクトです。コモンなんですが、アンコモンの《飛び込め》と同じくらいには強いです。

給餌、コウモリの回復、珍しいところだと《建築家の才能》ともシナジーを形成しており、ミッドレンジ系のアーキタイプにとっての重要パーツです。逆に言えば、アグロ系のデッキには不向きなので、白赤だとちょっと噛み合わないことがあります。

巣穴の長老(重要度:B)

全体強化でトークン戦線を強化してくれる有能な兎です。横並べ戦略を白単色で完結させるのに1役かっています。

樹守りの二人組(重要度:B)

十分に強いものの《剛胆な兎》に若干劣るだろう二人組クリーチャーです。地味に警戒が付くのが優秀で、ダメージレースを優位にしてくれます。

住居の長(重要度:C)

兎の親玉みたいなクリーチャーです。早い段階で取る、色主張のために抑えるというカードではないものの、何だかんだで1、2枚あると頼りになります。

迅足対応(重要度:C)

横並べ戦略のエンドカード。様々なバリエーションが存在するドラフトの定番カードなんですが、まずは前提条件を満たすことが大事なので、ピック手順は遅くなりがちです。端的に言って軽いカード、除去カードの方が大事です。

脇を固めるカード

除去も必要

ウサギの頭数を稼ぐ必要があるので早めの手順にはなかなか取れませんが、余裕があるときに除去を拾えていると、相手の凶悪なレア、アンコモンに対処できます。

《狩人の才能》は数ある除去の中でも強力な1枚です。パワー参照なのはウサギと相性が悪いとも言えるのですが、それでも軽量のビームは強力です。

汎用の強化

クリーチャーの横並べが強力なので、それと相性が良い《縫い合わせの旗》との相性は最高です。また変わり種ですが、《建築家の才能》なんかも、《人参ケーキ》との相性が良くて強いです。

実際の構築例

基本系

かなりベーシックな兎特化型。

黒タッチ

部族混成型でタッチ黒しています。

レアなし

《人参ケーキ》の枚数不足で危うかったものの、代わりに《飛行の羽》が3枚も取れたので、《建築家の才能》が死なずに済んだ回です。

レアなし、ヘンテコ構成になっていますが、パーツがかなり揃っていたので強かったです。

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