バイオハザードRE4： サブマシンガンの性能と評価

サブマシンガンは通常枠が2種類、ボーナス枠が1種類あるのですが、使おうとしなければ弾がドロップすることも殆どないので、かなり影の薄い武装群です。

基本的には高レートになったハンドガンなのですが、射撃精度に問題があるので弾を無駄打ちして強さを体感できないことが多いです。

サブマシンガンに限りませんが、本作における表示パラメーターの連射速度2.5は、フルオートで撃てるというだけの意味です。他ジャンルの《CQBR Assault Rifle》も含めて、数値は同じでも実際の連射速度が全て違います。

バイオハザードRE4： 武器の性能一覧

大ざっぱ検証が終わったので、全ての武器の一覧を並べています。シリーズの伝統として、武器の格差はかなり大きいです。 難易度によっても有...

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2023-04-10 19:55

TMP

武器商人から購入できるサブマシンガンの弾を消費する武器で、かなりの高レートで弾をばら撒くことができます。

武器商人が最初から取り扱っている武器の割にDPS(時間当たりのダメージ量)が高いのですが、弾の拡散も酷いので、命中率は残念な感じになります。あっと言う間に手持ちの弾を使い果たしてしまうので、初見プレイでは運用しづらい武器です。

主敵になる《ガナード》に対する武器倍率は以下のとおりです。

悪くはないのですが、今作のショットガンには《ガナード》にかなり効果的な部位ボーナスがあります。道中の《ガナード》に対して《TMP》を使っても強さを実感できないのが現状です。《ライオットガン》が出てきたら、いよいよお役御免になりやすいです。

メイン武器として戦うには辛い部分があるので、装弾数が多いハンドガンとして運用するのが良いでしょう。敵を怯ませて駆け抜けたり、鍵を壊したり、木箱を壊したりの雑用をするわけです。

精度を改善する専用ストックがありますが、獲得に際してのスピネルの消費が重すぎますし、アタッシュケースをあまりに圧迫するので、攻略目的には微妙だと思います。

LE5

孤島の冷凍室の中に置いてある2種類目のサブマシンガンです。

《TMP》よりも基本性能が高く、入手出来たら速やかに乗り換えで良いかと思います。

射撃精度はサブマシンガンの中で最も高く、《ガナード》の弱点部位にも安定して当たります。DPSが向上しつつ、無駄弾が出なくなって確実に強くなりました。ハンドガンの上位枠として雑用がメインですが、ダメージディーラーとしてもそれなりの性能を発揮します。

装弾数が少ない以外の欠点がありません。

本作でもっとも実用性のあるサブマシンガンだと思います。

問題はバリバリ撃ち込むには弾が足りないことで、初回プレイに向かないのは先の《TMP》と同じです。同じ《素材L》を使うのなら、《サブマシンガンの弾》よりも、《閃光手榴弾》を量産する方が良いです。

本編では登場タイミングも悪かったというか、《LE5》が古城で出ていたら結構使われたと思います。

同じタイミングで登場する《リヘナラドール》への対策装備ということなんでしょうが、《リヘナラドール》の寄生体を破壊するには、4発～5発の着弾が必要になるので、素直にライフルを使った方が良いでしょう。

シカゴスイーパー

難易度プロフェッショナルをランクA以上でクリアした際に貰えるボーナス武器です。同系等の武器としてマグナム種の《ハンドキャノン》があります。

開発側としてはNGの方が難しいと考えているようで、限定改造によって無限弾薬になるという共通点はあるものの、《シカゴスイーパー》の活躍は更に限定的です。

特に初期状態での性能は低調で初期サブマシンガン《TMP》以下の火力しかありません。射撃精度も悪く、無駄に高レートなので無駄弾も大量発生します。改造が進めば火力面は改善されますが、弾のことを考えると、限定改造なしで戦闘に使うのは現実的ではありません。

限定改造チケットを使って、無限弾にしてからスタートです。

立ち位置的に《ハンドキャノン》の下位種ではあるので、《ハンドキャノン》や《ネコミミ》を取る際の繋ぎに良かったのですが、マーセナリーズのS+で《ハンドキャノン》を取れるようになったので、いよいよ出番が怪しくなっています。

初期DPSが《ハンドキャノン》の半分、改造後の数値も33%減なのですが、発射レートが高くて乱戦に耐性があるのが利点。フェイルセーフとしての特性が強いので、AIMに慣れていない人でも安心かもしれません。