週替わりで実装されるレジェンドクエストによって、大まかな動きが表現されています。
明確に描写されている部分が少ない割に辻褄が合わない部分が結構あるので、アメリカンな映画によるあるガバストーリーだと思えば良いかと。
細かいところを気にしたら負け。
シーズン7の背景ストーリー
Imagined Order(以下IO)の1人であるスローン博士は、当初からIO内部にいるスパイに懸念を持っていました。
最初に着目されたのは、エイリアン達からの先制攻撃を受けているにも関わらず、エイリアンに協力的な人物たちです。ビリーバー・ビーチで活動を続けるサニーたちの背後には、過去にIOといざこざのあったマリの存在も見え隠れします。
サニーらはエイリアンたちを歓迎する態度を見せ、エイリアン側も本格的に侵攻を開始します。各地にソーサーよりも巨大なアブダクターが出現し、ホーリー・ハッチェリーはエイリアンの手に落ちました。
またブッシュレンジャーはパラサイトの繁殖を手助けし、人類に対する明確な背信行為に及びます。IOはこれを許すわけにはいかず、彼を亡き者にしました。
やがてエイリアン側の攻撃も激しくなり、ついには土地を丸ごと誘拐するという行動に出ます。
IO側もそれを逆手に取って、武力に勝るエイリアン側を排除する計画を立てました。誘拐される土地に爆弾を設置し、母船を内部から破壊しようという計画です。
スパイの見つけ出しもいよいよ急務になります。スローン博士は基地の通信手段を無くし、しびれを切らしたスパイが単独で動き出すを待ちました。
やがて母船を爆破するための爆弾に細工をする者が現れます。IOのメンバーだったメイヴァンです。追い詰められたメイヴァンは言いました。
スローンの新しいペットじゃない。あの戦争好きのペテン師ったら、私のことを見抜いていたの?
もう優雅さのかけらもない戦争の道具を設計するのはやめたの。他に研究したいことがいくらでもあるのよ。
エイリアンは科学と数学、それから……破壊を好んでいるわ。
でも私ならこの世界を破壊しないよう彼らを説得できる。そして意義ある仕事を続けられる。後はお前に邪魔をさせないだけだ。
フォートナイト: チャプター2・シーズン7より
そもそも先制攻撃してきたのはエイリアン側だし、説得できるならスパイ活動なんかする必要もないし……、言ってることが支離滅裂です。
かくしてIOのスパイは排除され、運命の時間が訪れました。
ワンタイムイベント「スカイファイア」
コーニー・コンプレックスに仕掛けられた爆弾と共に母船へと向かいます。
技術的、武力的に上の相手に対して、内部から破壊するというアプローチは映画「インデペンデンス・デイ」と同じです。インデペンデンス・デイでは奪った敵のUFOで母船に乗り付け、コンピューターウィルスで破壊するという作戦で、これは古典SF「宇宙戦争」のパロディでもあります。
プレイヤーたちはスローン博士の指示に従って、爆弾の見える場所まで移動します。起爆シーケンスは予定通り始まりましたが、その途中で予期せぬ妨害が入ります。
キューブが現れ通信を妨害したのです。
キューブはチャプター1・シーズン5~6で登場した謎の存在です。島の中央にあったルート・レイクに寄生し、各地にモンスターを生み出しました。
キューブはモンスターの群れによって人類を追い詰めるのですが、カラミティ率いるハンターたちの活躍によって、最終的には討伐されました。
キューブを首尾よく無力化し、爆弾をセットしたスローン博士が言いました。
あなたは帰還させない。その代物をまた島に戻させるわけにはいかない。
フォートナイト: チャプター2・シーズン7・ワンタイムイベントより
ここで言う代物というのは恐らくはキューブのことでしょう。ここでプレイヤーを帰還させないことが、キューブの破壊に繋がるというのも考えにくいのですが、現地のエージェントがミーム汚染を受けた可能性を考慮したのでしょうか……。
ぶっちゃけ、スローン博士のキャラ付けのためにライターがそれっぽいことを書いただけで……(検閲済み)
スローン博士との通信が切れたあと、プレイヤーが無力化されたキューブに触れると、その体が青く発光し始めます。
突如として動き出す部屋。
第二、第三のキューブが出現すると共に、母船の中心部が無数のキューブによって構成されていることが判明します。
これまでカイメラなどの異星人と遭遇していましたが、果たして彼らはキューブを支配していたのか、あるいはキューブによって支配されていたのか……。
セットしていた母船の爆破には成功しますが、内部にあるキューブの数があまりに多すぎました。
母船が破壊されて空中に放り出されたプレイヤーの眼前には、崩壊した母船の残骸とともに、地上に降下していくキューブの群れが映ります。
果たして島はどうなってしまうのか、というところでシーズン8へと続きます。
[…] […]