実際に競合していないのが難しいところですが、数値上での比較なども含めて、各ジャンルの歴代最強武器の候補を並べてみました。
弱体化を受けている場合などはピーク時の性能を元にしています。
チャプター3以降で武器のインフレが激しいので、チャプター3の武器で大半が占められてしまいました。最近の武器はとにかく強いのです。
目次
アサルト
近距離に強いアサルトというのもありますが、結局はSMGに劣るようになったので、いざ最強候補を挙げるとしたら精度が高いことは最低条件になるかと思います。
環境によって強さが変わる側面はあるものの、およそ下記4種類がアサルトの歴代上位と言って良いかと思います(表示ステータスは現在のものです)。
項目 | スコープ付きAR | MK7_AR | ストライカーBR | オーバークロックPR |
---|---|---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
発射形式 | フルオート | フルオート | 2点バースト | フルオート |
最大ダメージ | 37 (50m) | 22 (50m) | 33 (50m) | 38 (50m) |
最小ダメージ | - | 19.8 (100m~) | 26.4 (110m~) | 24.7 (100m~) |
クリティカル | 2x | 1.5x | 1.5x | 1.5x |
サブ攻撃 | - | - | - | 57 |
対物ダメージ | 37 | 20 | 33 | 38 |
連射速度 | 120 RPM | 540 RPM | 540 RPM | 375 RPM |
ディレイ | - | - | 0.3s | - |
装弾数 | 20発 | 35発 | 20発 | 20発 |
リロード時間 | 2.1s | 2.8s | 2.34s | 2.26s |
腰だめ精度 | 5.9 - 8.3 | 5.2 | 2.8 | 2.08 - 3.12 |
ターゲット精度 | 0 - 0.1 | 0 | 0 | 0 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -20% / +80% | -25% / +90% | -25% / +90% | -10% / +0% |
持ち替え | 0.4s | 0.4s | 0.4s | 0.4s |
初登場 | 2017-09-26 | 2021-12-05 | 2022-03-20 | 2023-03-10 |
TTK100HP | 1.000s | 0.444s | 0.633s | 0.320s |
対人DPS | 74 | 198 | 126 | 238 |
対物DPS | 74 | 180 | 126 | 238 |
総合型
総合して強かったのは《MK7アサルトライフル》と《オーバークロックPR》です。
どちらも近距離の性能が高く、且つADSしたときに1点集弾するという特性を持っています。遠近で打ち分けることができ、どちらも歴代SMG、SRと比べても対抗できる程のスペックになっています。
絶世期の《ファウンデーションのMK7》は255DPSをマークしており、当初は歴代最高DPS(タイ)を持つライフルでした。後に弱体化を受けて今のDPSに落ち着きます。
《オーバークロックPR》はチャプター4・シーズン2にて登場したばかりの武器ですが、歴代で最高のDPSを持つライフルの座を奪い取っています。ADSしたときにはDPSが下がるのですが、リコイル面では往年の《MK7アサルトライフル》を凌ぎます。
開けた場所での戦闘が多くなるゼロビルドでは、下記の精度型の武器に適わない側面があるのですが、建築ありでは概ね最強2種という形になるでしょう。
精度型
精度に特化したタイプとしては《スコープ付きAR》と、《ストライカーBR》が挙げられます。
《スコープ付きAR》はリリース後に初めて弱体化を受けた武器で、黎明期の強さを知るものは少ないかと思います。DPSこそ後の《ストライカーBR》に少し劣りますが、ヘッドショット倍率が2.5倍もあるので、1発で92ダメージというスナイパー紛いの奇襲性を持ちました。
黎明期の環境はゼロビルドに近い状態だったので、この武器の影響力は計り知れません。結果的に大幅な弱体化を受けてしまい、今となっては絶世期の半分の性能もありません。
《ストライカーBR》はゼロビルドの実装されたと同時に追加された武器で、歴代でも《スコープ付きAR》以来の強さを持ちました。平均的なDPSを持つのに、高精度で弾幕密度も高い。
弱体化後の《MK7アサルトライフル》が復活して競合しましたが、ゼロビルド環境では《ストライカーBR》が圧倒しています。環境によって求められる性能が異なるということで、後の《ストライカーBR》弱体化に繋がっていきました。
サブマシンガン
シーズンによって浮き沈みの激しい武器群なのですが、チャプター3になってダメージモデルが大きく改善されたので、それ以降の武器が候補になるかと思います。
項目 | コンバットSMG | スティンガーSMG |
---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() |
発射形式 | フルオート | フルオート |
最大ダメージ | 21 (40m) | 20 (40m) |
最小ダメージ | 14.7 (80m~) | 14.0 (80m~) |
クリティカル | 1.75x | 1.5x |
対物ダメージ | 21 | 23 |
連射速度 | 720 RPM | 720 RPM |
装弾数 | 32発 | 30発 |
リロード時間 | 2.2s | 2.12s |
腰だめ精度 | 2.1 - 3.3 | 1.3 - 6 |
ターゲット精度 | 1.15 - 1.8 | 0.98 - 4.5 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -25% / +35% | -10% / +10% |
持ち替え | 0.4s | 0.4s |
初登場 | 2022-03-20 | 2021-12-05 |
TTK100HP | 0.333s | 0.333s |
対人DPS | 252 | 240 |
対物DPS | 252 | 276 |
まずはチャプター3・シーズン1にて登場した《スティンガーSMG》です。高水準のDPSを持ち、移動時の精度ペナルティが小さいという軽快な武器です。ラン&ガンに最適な特性になっており、《コンバットSMG》が登場するまでは単独で歴代トップの性能でした。
《コンバットSMG》はチャプター3・シーズン2にて登場したSMGで、《スティンガーSMG》ほどの機動性はないものの、フルオートで使ったときの火力で勝ります。最盛期のDPSは288という凄まじい数値を誇り、それまでトップだった《スティンガーSMG》の264DPSを超えました。
今となっては、両者とも最盛期の85%程度まで弱体化を受けていますが、それでも後発の《ツインマグSMG》と拮抗するだけの性能を維持している強武器です。

チャプター1・シーズン5にて、《コンパクトSMG》が強すぎるという炎上事件が起きたことがありますが、武器のインフレが進んだ今となっては、絶世期の《コンパクトSMG》でも今の普通水準になっています。

ショットガン
建築との兼ね合いなども絡みますし、運用方針が異なることもあるので、単純比較しにくい武器ジャンルです。
やはりチャプター3以降の方が高性能な傾向がありますが、過去に《コンバットSG》という突出した武器があるのでそれとの2強状態だと思われます。
項目 | コンバットSG | ハボックPSG |
---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() |
発射形式 | セミオート | ポンプアクション |
最大ダメージ | 8.2 x9 (12m) | 12.0 x12 (6.4m) |
最小ダメージ | 1.0 x9 (60m~) | 1.2 x12 (30m~) |
クリティカル | 1.75x | 1.85x |
対物ダメージ | 47 | 70 |
連射速度 | 102 RPM | 45 RPM |
装弾数 | 8発 | 6発 |
リロード時間 | 4.7s | 4.25s |
腰だめ精度 | 2.2 - 2.5 | 3 |
ターゲット精度 | 1.43 - 1.63 | 1.65 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -15% / +25% | -15% / +10% |
持ち替え | 0.5s | 0.5s |
初登場 | 2019-05-09 | 2023-03-10 |
TTK100HP | 0.588s | - |
対人DPS | 125 | 108 |
対物DPS | 80 | 52 |
単射系SG
単射で高威力なショットガンとしては、チャプター4・シーズン2に登場した《ハボックPSG》が歴代最高の性能を塗り替えています。
ベースダメージの高さ、集弾性の良さ、ヘッドショット時の1HK発生率と、過去の同系武器などを凌駕しています。1HKが発生するのはミシックの《ハボックPSG》だけですが、仮にレジェンド以下でも、総合力の高さで過去の《ポンプSG》等よりも強い可能性が高いです。
とはいえ、あくまで建築込みの強さなのと、連射できない欠点があるので、壊れ度合いだと後述する初期《コンバットSG》の方が上でしょう。
連射系SG
《コンバットSG》はチャプター1・シーズン9にて登場した異色のショットガンです。
連射できるオート系のSGでは射撃精度がずば抜けて良く、合わせて射程も長かったので無駄がありません。散弾の安定性を持ちながら、常に最大効率のDPSを出せるので、撃ち合いにおいて非常に有利な特性を持ちます。
登場時にはそういった特性が考慮されておらず、高すぎるDPS、長すぎる射程を与えられていたので、当時の環境をすっかり《コンバットSG》一色に塗り替えていきました。遠距離でも30前後のダメージは出せたので、極論すると他の武器が不要であり、全距離に対応できる万能兵装となっていました。
ヘッドショット1発がないとはいえ、1枠になったダブルSG以上の性能のなので、壊れ感が凄まじいです。
結果的に最初のパッチで遠距離のダメージが半減、以降のパッチでも何度となく弱体化を受け、ピーク時の半分以下の性能まで落ち込むことになります。
その後、段階的に弱体化の取り消しを受けており、絶世期の75%くらいまでは持ち直しています。
スナイパー
方向性が分かりやすい武器なので、明確に《ヘビースナイパーライフル》が最強だと思います。

項目 | ヘビーSR |
---|---|
レアリティ | レジェンド |
発射形式 | セミオート |
最大ダメージ | 132 (300m) |
クリティカル | 2.5x |
対物ダメージ | 165 |
連射速度 | 39 RPM |
装弾数 | 1発 |
リロード時間 | 3.6s |
腰だめ精度 | 9.8 |
ターゲット精度 | 0 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | 0% / +160% |
持ち替え | 0.7s |
初登場 | 2018-08-15 |
対人DPS | 86 |
対物DPS | 107 |
《ヘビーSR》はチャプター1・シーズン5にて登場した最も高威力なスナイパーライフルです。
登場時には150ダメージの保証があり、ミニポーション最大までの耐久力なら、胴体でも1発で倒せる性能を持っていました。仮に倒せなくても、敵が回復するのが難しい状況を生み出せるので、非常に有利な状況で戦うことができます。
また建築に与えるダメージ量も多いので、近距離での入り込み、張り替えにおいて奇襲効果も期待できます。
現在は最大ダメージを下げらており、代わりに車両特攻みたいな特性を与えられています。
正直、他のジャンルの最強に比べると、ピーク時の性能でも格下感が否めません。当初は壁貫通の能力を持っていたそうなので、熱心なテストプレイヤーの発言が無ければ、《ヘビーSR》も凄い武器として話題になったかもしれないです。
爆破武器
昔は常設だったのに、今となっては登場しないシーズンが多い爆破系の武器ですが、これに関してはチャプター1時代が圧倒的に高性能です。
建築を否定する能力こそが爆破武器の本質なので、黎明期には強くなり過ぎた建築を抑制するために、爆破武器を強化しようという流れが度々起きていました。
今はゼロビルドがあるため、こういう武装はもう出てこないと思います。
項目 | リモート爆弾 | クアッドランチャー |
---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() |
発射形式 | 投擲 | セミオート |
ダメージ | 70 | 84 |
対物ダメージ | 800 | 330 |
横射程 | 5.12m | 3.2m |
縦射程 | 5.12m | 3.2m |
連射速度 | 60 RPM | 60 RPM |
装弾数 | 10発 | 4発 |
リロード時間 | - | 4.5s |
ターゲット速度 | 0.2s | 0.2s |
持ち替え速度 | 0.4s | 0.65s |
TTK100HP | 1.000s | 1.000s |
対人DPS | 70 | 84 |
対物DPS | 800 | 330 |
爆破性能トップ
単体の爆破力、突破力は《リモート爆弾》がトップです。
リリース当初はあんまり目立っていなかったのですが、強化されて滅茶苦茶できる切り札になっていきました。下記はパッチ直後に書いた私の所感ですが、その後も評価がドンドン上昇していきました。
投てきに際してほぼ無音で、空中で起爆できる奇襲性が最大の強みです。建築の死角から放り上げると、ハイグラを取っているプレイヤーの頭上で炸裂して大ダメージを与えます。足場も消えてしまうので、迂闊に上を取ると死に繋がる凶悪装備です。
爆破範囲もかなり極悪で、ビルが1発で半壊するレベルの広さを持ちます。
また、当時は誘爆の判定が高速だったので、連投されるとターボ建築では防げません。建築を爆風などがすり抜けて来るのです。迂闊に籠ると、死角に《リモート爆弾》を張り付けられて、何もできずに負けます。
建築に対する否定能力が極めて高く、おまけに出現率が高いのであちこちにポロポロ落ちていました。後に出てくる《出久のスマッシュ》を隙なしで、最大で10連発くらいできる鬼の様な武装です。
まず真っ先に空中起爆ができなくなり、その後誘爆の仕様も変更され、建築に対する無類の強さは失われます。またストックできる数も減らされ、爆風の射程も減らされで、今となっては普通の爆発物です。
クアッドランチャーごり押し
《クアッドランチャー》は、短期的に実装された対人爆風ダメージ貫通の仕様と相性が良かったので、ほんの僅かな時間だけ、先の《リモート爆弾》に比肩する武装になっていました。
簡単にいえば、「爆風を建築で防いでも範囲内だとダメージの25%は受けるよ♡」という仕様です。
フラグだったら爆発までに移動すればいいのですが、《クアッドランチャー》は連射できる小型の《ロケットランチャー》です。適当に4連射されたら、建築で防ぎきっても80ダメージ程度は確定で受けることになります。
ロケット弾の上限はあるとはいえ、隙がなくて撃ち得すぎました。最大の弾数を持っていれば、4連射→リローディン→4連射で、大体の相手を羽目殺しできます。
圧倒的に攻め側が有利になるのですが、建築否定系は不評を浴びやすいので、先の貫通仕様が朝令暮改になってしまい、《クアッドランチャー》はちょっと便利くらいのポジションへと再び沈んでいきました。
まとめ
黎明期から存在する主要5分類の歴代武器を挙げてみましたが、やっぱりチャプター3以降の武器が優秀な傾向が強いです。AR、SMG、SGと、ここにきて最強を更新した武器だらけです。
挑戦的なデザイン、調整ミスなどで、凄い武器が偶に出てきたのがチャプター1時代ですが、目立って強いのは爆破武器の系統でしょう。バリエーションもかなり豊富でした。
建築が嫌いな人でもやっている最盛期なので、爆破武器自体に大きな需要があったのだと思います。
チャプター4でもインフレ傾向は続いており、上記の武器を塗り替えていくような存在が登場してくる可能性は高いものと見られます。
コメント
個人的には爆発系はエクスプローシブグーガンが2位だな。C4の全盛期と比べたら絶対負けるけど、ボックスの上にトッピングすれば確定でダメージ入るし、視点を横に振れば壁とか全消しできる。クアッドランチャーは爆発武器の仕様が入った時期にあったってだけで、性能面はグーガンの方が上だと思う。管理人さんはどう思いますか?
登場時弱体化がなければ、スナイパー枠はセミオートSRになりそう
ミシック最強もやってください![コラボミシック(インフィニティガントレットなど期間限定モードのやつも)も含んで]
含んでしまうと、エンドゲームのガントレットが飛び抜けて強すぎるので……
誤字発見だフォウ!クワッドランチャー? クアッドランチャー○
リローディン? リロード○
と思うんだフォウ!そして、デルタルーン開始30分で怖すぎてやめてしまった件。
ホラー系に耐性つける方法とかないのかな…
reloadingだYO!
多分合ってるんだYO!
そうだったんですね。知らなかったフォウ!今度からそのへんも気をつけるフォウ!金庫漁夫最高だフォウ!
クリエイティブ2.0来ましたね。プログラミングか、学校の宿題で出たことあるから少しはできるけど厳しそうだな。管理人さんはめっちゃクリエイティブ2.0やったりして。
強化後C4とP90の性能は今でも覚えてるな
爆風貫通のくだり草
こういうの待ってました