フォートナイトの基本にして顔役とも言えるポンプショットガンの性能と考察です。
連射が効かないもののダメージ量が高く、建築と組み合わせることで隙を減らして攻撃できるのが最大の強みです。戦闘の主導権を取りやすいので建築合戦になったときに重宝します。
環境の初期から存在するため長い歴史を持ちますが、多くの場合で支配的に振る舞う強力な武装でした。
目次
データ


項目 | ポンプショットガン | ポンプショットガン | ポンプショットガン | ポンプショットガン | ポンプショットガン |
---|---|---|---|---|---|
レアリティ | コモン | アンコモン | レア | エピック | レジェンド |
発射形式 | ポンプアクション | ポンプアクション | ポンプアクション | ポンプアクション | ポンプアクション |
最大ダメージ | 9.2 x10 (6.4m) | 10.1 x10 (6.4m) | 11.0 x10 (6.4m) | 11.9 x10 (6.4m) | 12.8 x10 (6.4m) |
最小ダメージ | 0.9 x10 (30m~) | 1.0 x10 (30m~) | 1.1 x10 (30m~) | 1.2 x10 (30m~) | 1.3 x10 (30m~) |
クリティカル | 1.85x | 1.85x | 1.85x | 1.85x | 1.85x |
連射速度 | 42 RPM | 42 RPM | 42 RPM | 42 RPM | 42 RPM |
装弾数 | 5発 | 5発 | 5発 | 5発 | 5発 |
リロード時間 | 5.7s | 5.3s | 4.8s | 4.4s | 4s |
腰だめ精度 | 4.7 | 4.4 | 4.1 | 3.8 | 3.5 |
ターゲット精度 | 4 | 3.75 | 3.5 | 3.25 | 2.97 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -15% / +30% | -15% / +30% | -15% / +30% | -15% / +30% | -15% / +30% |
持ち替え | 0.45s | 0.45s | 0.45s | 0.45s | 0.45s |
対物ダメージ | 45 | 49 | 50 | 54 | 55 |
TTK100HP | 1.429s | - | - | - | - |
対人DPS | 64 | 71 | 77 | 83 | 90 |
対物DPS | 31 | 34 | 35 | 38 | 38 |
レアリティはコモン~レジェンドの五段階です。
下位種はウィンチェスターM1912、上位種はフランキSPASが元ネタだと思われます。
簡易解説
連射力は低いが高威力というスタンダードタイプのショットガンです。チャプター1~2時代を代表する強力なショットガンであり、建築技術の発展と共に、その強さが周知されてきた最強の一角でした。
- 先制攻撃してから建築モードに切り替え、建築を使って敵からの反撃を防ぐ
- エディットを使って不意打ちを仕掛ける
- 撃ち込んでから他の武器に持ち替えて追撃する
――様々な運用ができるので、立ち回りをサポートしてくれます。
ショットガンは複数の弾を同時に発射するため、すれ違いざまの一瞬でも攻撃を当てやすい特徴を持ちます。建築によってどこでも閉所になるフォートナイトにおいては、ショットガンの有無は生存能力に大きく影響しますが、ポンプSGはその中でも特に代表的な存在です。
近距離での高ダメージと、比較的良好な射撃精度を合わせ持っており、拡散面積あたりのダメージ期待値が優秀です。先制攻撃として使うにも、とどめの1発に使うにも信頼性が高い。DPSは低めなのでごり押しは苦手ですが、攻防の起点として重宝します。
全てのショットガンの元祖みたいな立ち位置であり、ショットガンに求められる要素を高いバランスで実現していると言えるでしょう。
連射が効かないし、武器と建築を高速で切り替える必要があるので、まったくの初心者向けとは言えませんが、立ち回りを固める上でもある程度の習熟は必要になってきます。他の武器にも応用が利く要素が多いので、慣れてきたらショットガンの運用についてチャレンジしていきたいです。
チャプター3以降では環境に復活していないのにも関わらず調整を受けていて、後発の《ストライカーポンプショットガン》に最強の座を明け渡すことになっています。ヘッドショット倍率が低下しておらずとも、射程面に不利を抱えているので、今となっては過去の武器になりつつあります。
武器比較
項目 | ポンプショットガン | タクティカルSG | ヘビーショットガン | ストライカーPSG |
---|---|---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() | ![]() | ![]() |
発射形式 | ポンプアクション | フルオート | セミオート | ポンプアクション |
最大ダメージ | 12.8 x10 (6.4m) | 9.4 x10 (7.7m) | 7.7 x10 (10m) | 12.6 x10 (6.4m) |
最小ダメージ | 1.3 x10 (30m~) | 1.9 x10 (30m~) | 1.7 x10 (30m~) | 1.3 x10 (30m~) |
クリティカル | 1.85x | 1.75x | 2.5x | 1.85x |
連射速度 | 42 RPM | 90 RPM | 60 RPM | 39 RPM |
装弾数 | 5発 | 8発 | 7発 | 5発 |
リロード時間 | 4s | 5.1s | 5.6s | 4.5s |
腰だめ精度 | 3.5 | 5.3 | 3.4 | 3.1 |
ターゲット精度 | 2.97 | 4.5 | 1.87 | 2.6 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -15% / +30% | -15% / +30% | -15% / +25% | -5% / +5% |
持ち替え | 0.45s | 0.55s | 0.5s | 0.45s |
対物ダメージ | 55 | 79 | 82 | 66 |
TTK100HP | - | 0.667s | 1.000s | - |
対人DPS | 90 | 141 | 77 | 82 |
対物DPS | 38 | 119 | 82 | 43 |

vs タクティカルSG
タクティカルSGの方が有効射程が長いものの、弾が散らばり過ぎるのでポンプSGの方が優勢です。最大のダメージ量、射撃精度の差があるため、1射あたりのダメージ期待値に倍近い差があります。
ショットガンの特性上、建築の合間に撃ち込むことが多いので、タクティカルSGの連射速度が生かせる機会も少ない。立ち回り次第でタクティカルSG優位の状況も作れるものの、ショットガン系の武器以外でも同じことができるので、特有の動きでよりアドバンテージを取れるポンプSGを選ぶ方が無難と言えるでしょう。
タクティカルSGの方が初心者向きではありますが、ある程度の技量になると限界を感じることも多いです。同じレアリティならポンプSGが優先ですし、多少のレアリティ差があってもポンプSGを選択することをお勧めします。
vs ヘビーSG
チャプター1・シーズン6前後の環境では、ヘビーSGの下位互換みたいな状態だったポンプSGでしたが、その後に近距離でより性能を発揮するように調整されました。
両者のダメージ量が拮抗するのがおよそ12メートル弱の距離。ポンプSGの方が射撃精度とヘッショ倍率に劣るので、実際には10メートル程度でダメージ期待値は並ぶことになります。10メートルというとおよそクラフト二枚分ですが、それを前後に両者の力関係が変わって来ます。
ポンプSGも射撃精度は悪くないものの、威力減衰が強めなのでけん制用途ではヘビーSGには劣ります。ポンプSGの方が近距離でのダメージ量では勝るので、得意不得意を考えて位置取りする必要があるでしょう。
vs ストライカーポンプショットガン
当初はポンプショットガンの調整モデルだったストライカーPSGですが、段々と上方修正されて中距離でのダメージ量ではポンプSG以上に。
v20.3では近距離のダメージ量も拮抗したため、いよいよ後輩に追い抜かされたような状況になっています。
チャプター3になってからのインフレの波がショットガンにも襲い掛かっています。
過去からの変更
ゲーム最初期から存在するので、通算した変更内容は多いです。
最初期が最も強く、v5.3で微強化されるまで、どんどん弱体化していましたが、その逆風に遭っても絶えず環境の中心に有り続けた強武器です。
チャプター3時代
v20.3
- ダメージが増加(84/92/100/108/116 → 92/101/110/119/128)
- ヘッドショット倍率増加(1.75x → 1.85x)
- ダメージ上限値が追加(165 ~ 185)
チャプター2時代
v16
- 最大ダメージが増加(70/80/90/100/110 → 84/92/100/108/116)
- ヘッドショット倍率低下(2x → 1.75x)
- 中威力のダメージが低下
近距離が強化された一方で、中距離のダメージが低下しました。ヘッドショット倍率も下がって、極端な大ダメージが出ないようになりました。
v11
- レアリティ追加(コモン)
- ダメージ減少(95/100/105/110 → 80/90/100/110)
- 射撃精度低下(レジェンド以外)
久々の大規模弱体化です。
1射のダメージ量が、過去最小の状態になりました。
チャプター1時代
v9.3
アンコモン、レアの個体だけ、保管庫から復活。
猛威を奮うコンバットSGの対抗馬としてでしたが、相手が悪すぎたので、その役目は果たせませんでした。
v9
保管庫に格納されました。
v6.31
- エピック、レジェンダリーが追加
- アンコモン、レアのダメージが増化(80/85 → 95/100)
- 下限ダメージの追加(ペレットx3)
- 最大ダメージの射程減少(7.8m → 6.4m)
- 有効射程が減少(32m → 20m)
久々に来た大規模な改修です。性能がヘビーの下位種だったのが、二連式SGの近縁種に近くなりました。
二連式SGが保管庫送りになる前兆か……。未実装武器データにAA12(フルオートSG)があるので、それを登場させるに二連式が邪魔になったか。

10メートル前後で新旧のダメージ量が同じになり、それより近くなら強化、遠くなら弱体化になります。
得意だった距離がさらに得意になり、使いやすくなった分は強化と見て良いでしょうが、削り能力が下がったので、汎用性は落ちています。
v5.3
- 武器持ち変えが高速化(0.7秒 → 0.55秒)
SMGが弱体化した直後に微強化。持ち替え速度がヘビーSGと同速になり、M1912においては現在の速度になりました。
v5.0
- SGの持ち替えにペナルティが追加
- ペレットの拡散が均一化
あまりに影響力が高かったので、SGからSGへの持ちかえがシステム的にブロックされました。SMGが最も輝いた時期。
v4.3
- ダメージの低下(90/95 → 80/85)
- ヘッドショット倍率の低下(x2.5 → x2)
- 持ち替え速度が高速化(0.75秒 → 0.7秒)
- レアリティの変更(コモン/アンコモン → アンコモン/レア)
その影響力が全く衰えなかったので、武器性能が直接引き下げられました。ヘッドショットでもHP200を削り切れないようになったのですが、SG二本持ちの形は崩れませんでした。またヘビーSGが明確に最強になり、その有無で極端に勝率が変わる状況に。
自動販売機の導入もあって、このシーズンで一段階ずつレアリティが上昇しました。正直、2段階上げてレア/エピックでも良いだろうと思いましたが……。
シーズン2~3
- 威力減衰の追加
- ポンピングの追加
- ポンピングの削除
- 持ち替え速度の低下(0.45秒 → 0.75秒)
威力減衰が追加され、持ち替え速度が低下してダブルポンプを抑制しようという動きがあった時代。
初期はポンピングの状態を記憶する仕組みでしたが、それが削除されて持ち替え速度が落ちるという形に収まりました。
コメント
金ポンプは持ちかえ時間も0.45のままですか??
修正ミスです。0.55秒に訂正致しました。
ご報告ありがとうございます