ポケットモンスターのゲームを長らく作ってきた開発会社「ゲームフリーク」がハッキング被害にあったのか、開発に使ったソースコードなどがネット上で公開されています。
コード自体は本物だと思われますが、現状で確認できるのは10年以上前の古いタイトルばかりです。被害規模がどの程度になるのか、どういう経緯で流出したのかは不明です。昨今はこの手の事件が続出していますが、新作についての情報流出はどの程度のものなのか、予断を許さない状況となっています。
また開発段階の裏設定などもネット上に出回り始めています。ただし、第三者が混ぜた偽情報の可能性もあるので、やっぱり話半分にしておいた方が良いとは思います。
流出したファイル
全体で1TBほどのデータが盗み出されたと言われており、その1部が海外掲示板、SNSなどで公開されています。
- ポケモン BW2のソースコード
- ポケモン HGSSのソースコード
- ポケモン プラチナのソースコード
- ポケモンバンクのファイル
- クインティのソースコード
――と、確認できるのは古いゲームのソースコードばかりで、ぱっと見た感じは本物に見えます。関係者の署名、実名も含まれていて、悪戯にしては手が込んでいます。
一部が掲示板のスクリーンショットで公開されていますが、日本語の注釈がかなり入っていて、ディアルガ、パルキア、ギラティナの略称も使われています。アルセウスの出現まわりで使うアニメーションの呼び出しを行う関数のようです。
流出しているソースコードのプロジェクトファイルは、400MB~1GBほどで、C言語、Rubyで書かれています。
これらはゲームフリークの機密を盗み出した犯人が意図的に流したものと見られますが、有償で取引しなかったところを見ると、本命は別にありそうです。それが最新作、開発中のタイトルまで含まれているかは分かりませんが、近々にも犯行グループに動きがあるとは思います。
各種の開発コードネームが言及される
以下の未発表、未発売作品の開発コードが言及されています。
- Switch2の開発コードは「オンス」
- ゲームフリークの開発タイトル「ガイア」
- ゲームフリークの開発タイトル「Ikkaku (一角 or 一画 ?)」
- ゲームフリークの開発タイトル「Synapse」
「ガイア」がポケモン第10世代の開発コードだという推測をしている人が多いのですが、当然ですが真偽不明の段階です。新作の舞台がイタリア由来だったりしたら、このリークが本物だったと裏付けになるかもしれません。
また「Ikkaku」が「ポケモン Legends ZA」だという話が出ています。私はポケモンの真ん中あたりの知識がごっそり抜けているので(受験があったため)、その辺りの知識がある人なら、連想できるワードなんでしょうか?
「Synapse」はゲームフリークとILCA(リメイク版のDP開発元)の共同開発で、マルチプレイにフォーカスしたタイトルだと言われています。MMOのような作品ではなく、対戦アクションゲームだという話ですが、果たして……。
ポケモンに纏わる没データ、裏設定
後発として順次ネット上に出回っている段階です。こちらもどこまで正確なのか分かりませんが、後でざっくりまとめたいとは思います。
むしろ、ユーザーサイドからすると、こういう話の方が興味があるというか……。
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