PC版の固有パッチが来ました。一番関心があっただろうSAUGの下方修正は入っていますが、対抗馬に関してはあんまり。スナイパーライフルのバランスは更に改善して、SDM以外は使える武器ばかりになりましたが、全体としてはますますSpitfireが輝きそうな環境になっています。
SAUG 9MM
- デュアル時の精度低下(4→4.8→5.6)
- デュアル時の最大ダメージ射程減少(8m→5m)
PC版だけ更に腰だめ精度が低下しました。通算しますと、拡散角35%くらいの弱体化になります。ちょうどコンシューマの倍位の下方修正になったことに。ついでに最大威力の28が持続する射程も短くなっています。
左からリリース当初、11/1のパッチ(家庭用機の現在)、11/3のパッチ(PCのみ)。
拡散面積比だと60パーセント程度悪化しているので、面辺りのダメージ量も半減しています。有効射程も絶頂期の半分以下になるわけなので、10メートルを超えると割と豆鉄砲。どんなマップでも使えるような汎用性は無くなったと見て良いでしょう。
個人的には弱くし過ぎで使い道が狭くなり過ぎな気もしますが、過去の事例を鑑みれば転ばぬ先の杖って感じでしょうか。あまりに使う人がいなければ、多少数値を戻せばいいわけですし。
MOG12
- チョークバレルのペレットに中威力追加(6ダメージ)
散弾なので非常に分かりにくいのですが、至近距離での最大ダメージは変わっておらず、また遠距離での最大ダメージも変わっていません。弾が消えるギリギリまでペレット全弾ヒットで142ダメージが出ます。なのでドラゴンブレス込みで全距離ワンショットキルは相変わらず取れます。
ただし今までペレット1発あたり7ダメージが12メートル付近まで持続したのに、途中から6ダメージに低下するようになったので、その区間のワンショットキルがかなりシビアになっています。ボーナスダメージ135がある3メートル以内ならまだしも、それ以遠になってしまうとペレット全弾ヒットしてジャスト150です。
また全弾ヒットして150ダメージが取れる距離もかなり限られています。
まとめとしましては、よりドラゴンブレスへの依存性が高くなりました。弾が消えそうなギリギリ距離に関しては変わらない使用感であるものの、より大事な区間がシビアになって撃ち負けやすくなったので、削りダメージがないと割と困ります。
ドラゴンブレスをケチると損をしやすくなったので、いよいよコスパが悪くなってきた感がありますね。ただしドラゴンブレス込みでインチキ臭い射程なのは変わってないです。ペレットさえ当たれば20メートル近い距離で即死を狙えますし、特化構成にすれば普通に戦える武器だと思います。
KOSHKA
- ワンショットキルの範囲が増化(胸部)
前までの大口径込み範囲がデフォルトになりました。これでPALADIN、OUTLAWバーストに追随できる性能になったとは思います。
KOSHKAはクイックドロー2まで付ければ、ADS時間が0.225秒まで短縮されるので、即死範囲の狭さだけがネックでした。それがパッチで改善されて、大口径を付ければ更に即死範囲を増やせるので、かなり実用的な武器になったと思います。
連射力がかなり低いので少人数のルール向けですけど、その辺りは適材適所。
SDMだけ負け組になりましたが、まぁセミオートだから仕方ないのかなぁ……。
ちなみに他のスナイパーライフルは全部家庭用機より即死部位が削られていて、これだけが同じ範囲になりました(例:PaladinだとPCは腰からしたの即死が全部カット)。そういう意味でPC版だけのパッチってことですね。
ピュリファイア(火炎放射 もPC独自に調整しないと現状じゃまずいですね
マウスでこそ可能なぶん回しを想定していないBO3並の威力になっています
初期程度でも不意をついて前に出れば充分倒せていました
下手なことせずスペシャリストの調整とこれだけ加えて後は初期に戻せば良いような…
こうなるならAR、LMGあたりのナーフも戻して欲しいところですね…
頭狙う意味が減るのはFPSとしてさもしい気がします