MTG: シルバークイル(白黒)で勝つリミテッド構築ガイド

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ストリクスヘイブンのリミテッド(シールド、ドラフト)で最も勝率が高くなりそうな組み合わせであるシルバークイルについての簡単なまとめです。

ドラフトだと場の流れがあるので無理に白黒に寄せるのは悪手ですが、体感で分かるレベルで勝率が高いし、デッキ構築も素直だし、欠点らしい欠点もありません。

シナジーに頼らずに素直に強いデッキになるので、ボムレアが合わされば7勝まで伸ばしやすい最強のカラーだと思います。

基本の戦術

ストリクスヘイブンでは色別に役割が定めされており、それに従ってデッキを組むと勝率が上がります。白黒のシルバークイルは、主にアグロ系のデッキを得意としています。

デッキを構築する際には以下の3点を抑えていると勝ちやすい印象です。

  • 1~3マナ圏のクリーチャーを次々展開して序盤から圧力を掛ける
  • 飛行クリーチャーへと軸を移して残りのライフを削れるようにする
  • 黒の除去をできるだけバランス良く確保する

ストリクスヘイブンの新規システム「履修」と「講義」もカードアドバンテージを取れるので必要です。

下記はこのアーキタイプで多用される履修のカードです。

「象徴学の教授」と「導きの声」の優先度が高い気はしますが、あんまり差はないと思います。ピックに合わせて必要なパーツを取れば良いかと思います。

序盤のウィニークリーチャー

他のカラーだと必要の薄い1マナのクリーチャーでも戦力になる大学です。1マナ圏でも次に繋げられるカードや、アドバンテージを失わないカードが複数あるので、上手く使って序盤からボードアドバンテージを取りたいです。

純粋2色だと高マナ域に入るまでに10点くらいは削りたいので、ウィニークリーチャーが8枚くらいはあると安定感が生まれます。白黒のクリーチャーは極端な外れも少ないので、マナレシオ1以上のクリーチャーなら、積極的にピックした方が良いです。

アンコモンに強力なカードが密集しており、「象徴学の教授」や「墨の決闘者、キリアン」は見た目で分かるパワーカードです。簡単にカードアドバンテージ、テンポアドバンテージを獲得できます。

その他としては、「轟く語り部」は他に飛行持ちが場にいると追加のフライヤーになりますし、「シルバークイルの初学者」は飛行持ちのクリーチャーにプラス修正を加えて1点突破を狙えます。これらのウィニーは序盤の戦力になりつつも、後半の駄目押しにも使えるマルチな役割を持つので、盤面に残せるようにプレイしたいです。

「導きの声」や「教授の忠告」や「悪意の打ち付け」があると殴り合いで有利が取れて、これらのカードを盤面に残しやすくなります。終盤における飛行アグロへと自然に繋げられます。

飛行クリーチャーでの押し込み

序盤の戦闘では優位を取りやすいカラーですが、地上戦力のサイズでは他の大学に劣っています。回復シナジーを使ったウィザーブルーム(黒緑)、ランプ型のクアンドリクスなどは特に厄介です。

シルバークイルでは正面から対抗しにくいので、残りのライフは飛行を利用して削り切る形に持ち込みます。

講義の「墨獣召喚学」が飛行持ちなのですが、追加で頼れる飛行クリーチャーが4枚くらいは欲しいです。

特に重要なのは「戦闘学の教授」です。単独でも4マナ3/3飛行、警戒に相当するので、空中での制圧力がかなり高いです。勝敗を分けるキーマンになりやすいカードです。白のトップコモンかもしれません。

「オーリオンの盾魔導士」はマナレシオこそ貧弱なんですが、レア以外のフライヤーでは最大のサイズ感を持ち、敵の2/1や2/3の飛行クリーチャーに強いです。護法による3点ライフロスも終盤ならば相手を追い詰めてくれます。ピック優先度も低いので1枚さしておくと役に立つ場合が多いです。

黒の除去が優秀

ストリクスヘイブンの特色として、黒の除去が相当に潤沢になっています。

赤の基本除去は3マナ4点の「白熱した議論」からなので、序盤の戦闘では使いにくいです。一応、ショックもあるんですが、これはアンコモンで出現率が低い。

対して黒の除去はコモンから1マナ、4マナ、6マナと揃っており、加えてアンコモンの除去も複数あるので、枚数や性能では他色の追随を許しません。

シルバークイルのカラーリングだと、後半の大型クリーチャーに対抗するのが難しいので、ある程度の除去があると色んな意味で役に立ちます。

数が足りなければ白の除去も積まざるを得ませんが、「除名」や「学舎防衛」ではテンポが悪くなります。特に除名は警戒絡みの厄介が多い環境なので、できるだけ黒系の除去で固める方が良いです。

+1/+1カウンターもあれば

大学のメインシナジーとして+1/+1カウンターが設定されていますが、爆発力が無いのでピックを歪めてまで数を揃える必要はないかと思います。

逆に言えばシナジー抜きでもデッキが固まるので、安定して強くなるということでもありますしね。

無駄なくデッキに投入される+1/+1系のカードとしては、履修付きの「導きの声」がありますが、「教授の警告」も悪くないです。破壊不能が付けられるので腐りにくいし、場合によっては複数交換を狙えます。

「優秀な学徒」や「悪意に満ちた部隊」は他のクリーチャーに+1/+1カウンターを載せられますが、載せられる側としても優秀です。

悪意に満ちた部隊、侮辱なんかは過小評価されているのか、ピックが遅れがちなんですが、地上の大型を潰しつつ自軍の飛行を強化できます。デッキの方向性と噛み合っているので思っている以上に働きます。

ボムレア

どれも動き出せば相手のプランを滅茶苦茶にできます。他の色でもタッチで入れるべきポテンシャルを持つので、見かけたら取りあえずピックして良いかと。色があっているシルバークイルでは尚更強いです。

また+1/+1カウンターを載せられる土地「信託の広間」も凶悪です。マナフィルターにもなるので、上記の4枚以上にマストピックカードです。

その他、デッキの方向性にはあいませんが、ミステリアスアーカイブの枠から全体除去が2種類出るので、見かけたら投入したいです。初動が遅いとファッティを捌ききれないことがあるので保険になります。

他の色をタッチする場合

ドラフトだと黒の除去が人気ですし、シールドだとそもそも枚数的に無理な場合があるので、他の色をタッチする場合も結構発生します。

クリーチャーの底上げを狙うなら緑をタッチ、除去の枚数が足りないようなら赤をタッチする傾向が強いです。

多色化すると安定性が下がるし、2色だけでも完成されたアーキタイプなので、できるだけ白黒にまとめる方が良いですが、流れ的に2色にまとまらないケースも多々あるので、その場合にはやむを得ないです。

デッキの例とか

講義が貧弱だけど羽ペンゲー(7-0)

デッキリスト

ボムレアの「詩人の羽ペン」「光輝の学部長、シャイル」が取れたので、もう無理をしてでも白黒にと思っていた回だったと思います。

除去が優秀だった反面、2マナクリーチャーの頭数が微妙に足りない上に、講義のカードが絶望的に少ないです。早期に「締めくくりの声明」や「エクスタスの隆盛」が流れてきたので、色は被っていなかった筈なんですが、上家が講義をかき集めていたんでしょうか……。

結構、ギリギリになりましたが何とか7-0できたのは羽ペンと除去のおかげでした。履修先が無いというリソース不足を羽ペンが補ってくれなければ無理だったと思います。

劇的な終焉を使いたかった(7-2)

デッキリスト

レアエンチャ「劇的な終焉」が取れたので、なんとかそれを利用しようとしてみた形です。クリーチャーを死なせた後に再利用するために、墓地からクリーチャーを拾える「柱落としの救助者」を入れたり、「汽水トラッジ」を入れたりしてみました。

後からの感想としては、チャンプブロック要因として時間稼ぎにはなりましたが、なんか受け身すぎたなと……。地上の大型を捌ききれずに2回負けてます。

除去が「悪意の撃ちつけ」2枚しか取れなかったのも苦戦の原因ですが、飛行の暴力でごり押しして何とか7勝してます。「戦闘学の教授」が3つ子なのに救われましたし、トークンの量産はブロッカーの確保に役立ちました。