MTG: 「イニストラード 深紅の契り」リミテッド(シールド・ドラフト)有力カード

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イニストラード 深紅の契りのリミテッド(シールド および ドラフト)における各色の有力カードの雑感です。

リリース前の下馬評で投稿していましたが、実際にリリースされたので内容をリライトしました。

思っていた以上に血トークンが強力で、それ絡みのカード評価が高くなりました。逆に訓練は思っていた以上に弱くてそれを軸にするのは厳しい。

色単体のスペックとしては白・黒・赤 > 青・緑くらいです。ドラフトにおける実際のデッキ構築や、シナジーの力関係については下記を参照してください。

イニストラード 深紅の契りでのドラフトに関する有力アーキタイプのまとめです。 純粋なスペックで勝負するシールドでは白黒が最強ですが、...
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部族人間、スピリット
能力降霊、訓練、絆魂、飛行

カード単体の性能は高く、プレイアブルなカードが多い特徴があります。極端な外れがないわけですが、それ故に器用貧乏になることも多いです。

訓練のカードはテンポが悪い上に軽量除去の的になりやすい欠点が目立ちます。白は関連するシナジーが弱いし組み合わせる色次第になりやすいので、それに頼らないカードをまず選ぶ方が無難です。

コモン

ドラグスコルの歩兵は裏面で後続を強化できる降霊クリーチャーです。訓練の牽引補助にもなるので、これが多く取れればデッキの潤滑油になりそう。

慈愛の祖霊も優秀な降霊カードであり、ダメージレースを有利にしてくれます。

除去としては、激情の報復が特に優秀そうです。最悪6マナの確定除去になりますが、システムクリーチャーが弱そうな環境ですし、攻撃クリーチャーの除去でも2マナなら相当に強いと思います。

アンコモン

双刃の霊は後発に二段攻撃を付与できるエンチャントになるのでフィニッシュ級。

監禁の円環は対象が限られているものの追加の除去になりますし、部分的に吸血鬼へのメタカードになります。

部族スピリット、ゾンビ
能力降霊、濫用、飛行

濫用がメインシナジーになっており、それを前提としたピックになりやすいです。青単体でもある程度は機能するのですが、アンプレのカードも多いです。

あるいは真夜中の狩りの腐乱トークンと組み合わせることが前提なのかもしれません(セットドラフトがそのうち来ると思われるので)。

コモン

ランタンを携える者は降霊持ちの優秀なクリーチャー。素でちょろっと殴れて、後続に回避能力を付与します。青のトップコモンかもしれません。

悲惨な群れは数が揃えば強いですが、デッキに3枚もあれば御の字でしょうか。濫用と組み合わせないと少々非力なわけですが、なんとか合間に拾っておきたいカードです。

アンコモン

嵐追いのドレイクは深紅の契りのアンコモンでは珍しく除去しないと不味い能力を持っています。ただし青だけでは補助できるカードが少ないのが欠点。かなり青白よりの一枚。

発見への渇望は強力な3マナのインスタントドローですし、生物光の卵は濫用のディスアドバンテージを打ち消してくれる強力な一枚です。

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部族ゾンビ、吸血鬼
能力血トークン、濫用、飛行、絆魂

生物もスペルもバランス良く強いです。関連するシナジーのうち血トークンが特に有力で、吸血鬼の部族シナジーも優秀。

コモン

蝙蝠の急使はライフ回復と組み合わせればカードアドバンテージが取れるのですが、それを抜きにしても3マナ2/2飛行は使えるコモンです。黒だけでもライフゲインできるカードは多く、後半に引いても腐らない1枚です。

血に狂った社交家は血トークン由来の基本となるカードです。自前でトークンが出せるので、1度は5/5威迫で殴れます。前環境の戦墓の大群に通じる1枚です。

アンコモン

不吉なとげ刺しは強いことしか書いていないアンコモンのクリーチャーです。

寄生性掌握は人間相手になるとコストが1マナ軽減されますが、別に軽減なしでも普通に強いと思います。追加の除去スペルはコモンのそれよりも軽くなるので優先的に確保しておきたいです。

部族吸血鬼、狼男
能力血トークン、昼夜

除去スペルはかなり優秀なものの、クリーチャーのサイズ感がいまいちです。単体の攻撃力よりも血トークンの精製能力を重視する方が良いです。

赤だけだと血トークンのポテンシャルを発揮しきれないので、黒と組み合わせる方が良いのですが、クロックを展開しつつ不要牌の交換ができるというだけで強い。

軽量な除去スペルを持つのでアグロデッキのサポート能力もかなり高いです。赤緑狼男の躍進に大きく貢献しています。

コモン

ファルケンラスの祝賀者はなかなかのサイズと回避能力を持っており、2個の血トークンを生成できます。後半に出せれば、手札の不要牌を入れ替えてエンドゲームを目指せます。

火力スペルは優秀なのが2種類あって、除去については特に優秀な色です。環境に小型のクリーチャーが多いので、3点あれば大体処理できます。

アンコモン

通電の幻想家は敵ブロッカーがいないようならそのまま殴れば良いし、止められそうなら変身狙いでアドバンテージを取れるしで優秀なクリーチャーです。

魅惑する求婚者は簡単な条件で裏返り、1マナ1点の割合で打点を伸ばせます。自身がトランプルを持つので、最後の駄目押しにも使えたりと、使ってみたら相当に凶悪でした。

追加の除去も優秀なので、アンコモンの有力カードが取れたときにはぜひ採用したい色になっています。

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部族人間、狼男
能力昼夜、訓練

厄介なシステムクリーチャーが少ないので、素直にスタッツ重視のクリーチャーを採用しやすい環境だと思います。部族のシナジー性は弱いものの、単体で肉質が良いのでファッティ連打で良かろうと。

出た時のサイズ感や、軽い除去に弱い関係から、訓練系のカードは後回しにした方が良いです。

コモン

這いまわる胞子は見た目グロ画像ですが、3マナ3/2で死亡時1ドローなのでこの環境では優秀なアドバンテージ持ち。

鍵手の船乗りは4マナ4/4と普遍的なサイズですが、裏面になったときに強化される余地がある。真夜中の狩りからの全体的なパワーダウンや、銀弾が無いことから優れたクリーチャーになりそうです。

狼の一撃は一方格闘なので強力な除去です。3マナなのはネックですが、夜ならサイズアップも付いているので、コモンの中では相当に優先度が高いかと。

アンコモン

こ、甲鱗様!? でかいし、滅茶苦茶回復する。

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