MTG: ドラフトデッキの組み方「白青ミッドレンジ」編(ファウンデーション)

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白青はリリース前の下馬評でも高い評価を受けており、実際にも強力だった有力アーキタイプです。飛行クリーチャーを並べ、ロードで強化して殴りきるのが基本戦略ですが、環境の低速化に合わせてコントロール型も増えています。

同じ白青でも意外と広いレンジ対応でき、アグロ、ミッドレンジ、コントロールと構成自由度の高さが強みです。

参入のきっかけになるカード

白青、飛行軸なのは共通していますが、ピック出来たカードによって、アグロにもなるし、コントロールにもなるしで、自由度の高い色です。

青黒ほどのドロー、ルーティングはできませんが、ライフゲインとボードコントロール能力に優れています。

天穹の鷲 (重要度:A)

飛行ロード。カルドハイムの統率者デッキが初出らしいです(見たことないわけだ……)。

シンプルに強いカードで軽量な飛行クリーチャーが並んでいれば、打点を飛躍的に高めることができます。最悪、青黒にタッチでも採用できるので、マルチカラーでも初手で取りやすいです。

悪戯な神秘家 (重要度:A)

ターン内で2枚目のドローで1/1飛行トークンを生成する強力なアンコモンです。自身も飛行を持つので、攻防一体になっており、1枚で勝負を決めることもしばしば。

青黒ほどドローできないので、展開能力が落ちますが、代わりにロードがいるのが強みです。

フェイ花のいたずら (重要度:A)

タップ能力で1ターンの安全を確保でき、1/1飛行のトークンで打点も生み出せます。シンプルに強いパワーカードです。

幽体の船乗り (重要度:B)

1マナ1/1飛行の単純なクリーチャーですが、4マナで1ドローの能力が重要です。序盤に出しても良いのですが、除去が飛んできそうな状況なら、少し温存するのも良いかと思います。

絢爛たる天使 (重要度: C)

クリーチャーを出すたびに1点ゲインできるので、《アジャニの群れの仲間》や《猫を集める者》と合わせれば、地上をがっちり固めることができます。

癒し手の鷹 (重要度:C)

1ターン目から出せる飛行、絆魂。飛行ビートをしつつライフゲインで延命になります。これの枚数が多いとアグロプランが取りやすくなりますが、流石に早い手順で取りたいカードではないのも事実。

脇を固めるカード群

除去

相手のボムに対処できないと負けるので、例によって除去の枚数は大事です。白青の場合、ミッドレンジをメインとしつつも、アグロにもコントロールにも成れるので、除去の枚数、質なども考慮する必要が出てきます。

確定除去が多いならコントロールですし、確定除去が少ないようなら対処できない相手が出てくる前に飛行クリーチャーで殴り勝つしかありません。

リソース確保

ミッドレンジミラー環境となったので、長期戦になったときのリソース確保に繋がるカードがあると勝率が上がります。素直に青のドロー呪文でも良いですが、《猫を集める者》のような地上を固められて、同時にアドバンテージも稼げるカードだとなお良いです。

デッキ例

例によって実際に7勝できたときのデッキです。

アグロ型

記念すべき初回のドラフトです。初手《天穹の鷲》から飛行アグロに全振りしています。

《金属つるはし》も飛行に付けたら強そうなので、3枚取って2枚を採用しましたが、あんまり有用では無かったと思います。

白赤で構成する場合もそうなんですが、《癒し手の鷹》を使って序盤から殴れるとアグロとして成立しやすいです。

コントロール型

初手《運命の管理者》だった回。スタンでは使われそうもないカードですが、リミテッドではボムの中のボムです。最近は青ミラーになることも多いので、《論破》されないフィニッシャーとして非常に強力です。

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