タイタンフォール2におけるパイロットの基本アクションや、各種小技などについてのまとめです。いくらかは慣れが必要な要素がるので、形になるまで多少なりとも時間が掛かる部分があります。
目次
パイロット基本動作
行動 | 参考速度 | 加減速 |
---|---|---|
歩き | 14mph | – |
スプリント | 22mph | – |
スライディング | 35mph | – |
ウォールラン | 30mph | – |
ウォールジャンプ | 42mph | 増速大 |
スライドホップ | 最低30mph | 減速小 |
ストレイフ | – | 増速小 |
空中ジャンプ | – | 減速小 |
興奮剤 (スプリント) | 44mph | – |
グラップル | – | 増速大 |
グラビティスター | – | 増速大 |
※ 加速ありだと、何らかの要素でそれ以上の速度を出せます。
地上移動
地上移動は有り体に言って弱いです。スプリントの速度は22mphしかなく、ウォールラン始動のスライドホップに比べて、半分程度の速度しか出せません。飛び込みはウォールランからする方が圧倒的に強いですし、地上移動ばかりだと絶えず受け側になってしまいます。慣れてきたら、地上移動を減らす方向にシフトした方が良いです。
パルクール
パルクールはこのゲームの肝です。近年はCodも壁を走っていますが、それと比べても重要度が段違いに高いです。根本的に移動速度が地上を走るよりも速く、また各種アクションへと繋がります。ウォールランの速度自体は、地上でスライドホップしているのと大差がないですが、それでも地上をとっとこ走るよりずっと速い。
前作のようにウォールラン中に加速する仕様が無くなったため、ウォールランを続けるメリットは殆どありません。ウォールジャンプが初回42mph、ウォールランが30mphなので、初速を得たらすぐに離れて良いです。
ウォールランからのジャンプは初速で42mphと、基礎動作の中では最も移動速度が速いです。加えて、壁から壁へと三角飛びすることで、更に加速を得ることができます。接地時間を極力少なく、入射角を浅くすることで、50mphを超える速度を出せるので、初速を得るのに重宝します。ゲームのチュートリアルに存在するガントレットでは、連続でウォールジャンプして初速を得ないと多分1位になれないです。
ロデオ
敵味方のタイタンの背中に乗って、攻撃したり、サポートしたりする要素です。
敵タイタンにロデオした場合は、バッテリーを引き抜いて2500ポイントのダメージを与えることができます。初代タイタンフォールのロデオに比べれば、かなり実用性が高まりましたが、依然ハイリスクなのは変わりません。成功すれば、自身のタイタンメーターを55パーセント加算できるため、戦況に大きく関わる場合もありますが、敵側も電気スモーク等々で反撃してくるので注意が必要です。
味方タイタンにロデオしている場合、各種武器で攻撃できるのですが、初代タイタンフォールと違って、シールドが自動回復しないため、あまり安全ではありません。シールドが掛かっているタイタンの場合、背中のパイロットもシールドが守ってくれるのですが、本作のシールドは極めて脆弱なので、巻き添えにあって死ぬケースが非常に多いです。
パイロット応用系
スライドホップ
概要
スライドホップは加速度を維持するためのテクニックです。ジャンプを連続して設置を極力減らし、且つスライディングによる加速を混ぜることで、地上の滑るような高速移動を実現できます。ウォールジャンプ、ストレイフ、興奮剤、グラップリング、緊急脱出等と組み合わせることでかなりの機動力を発揮しますし、敵の弾をかわしながら攻撃できるので後々多用することになります。
単純にスライディングの加速を維持するだけでも30mph位の速度がでるので、通常のスプリントの22mphより速いです。慣れてくると地上走りを全て置き換える形で、常時使うことになるので、ゲームに慣れてきたら真っ先に練習した方が良いです。中級者向けの基礎テクニックです。
やり方
概念的には、古典的FPSに登場するバニーホップにスライディングの先行入力を加えたものです。操作としては、着地した瞬間にジャンプ → 次の着地用にスライディングを先行入力と素早く操作するだけ。
スライディングの先行入力は多少遅れても問題ないので、テンポ良くジャンプ、スライディングと入力しましょう。直進するだけならすぐにできると思うので、後はコーナリングの練習になります。ストレイフすることで速度を落とさず綺麗に曲がれるんですが、どうしても旋回能力が下がるので、ライン取りには多少の慣れが必要です。
ストレイフを定期的に混ぜると、普通に直進するより速度が効果的に維持されます。理想は毎回のジャンプにストレイフを混ぜることですが、そこまでしなくてもある程度の余裕はあるので、2回に1回くらいでも良いかと思われます。
ストレイフ
視点移動による加速のことです。Codなんかでは必要性の薄い、おまけ程度の要素ですが、タイタンフォールでは結構重要で、例えば緊急脱出時に必ず使います(後述)。またスライドホップ、グラップリングフックのスイング時にも、増速するのに使えるので、必ずしも必要では無いとはいえ、取得しておくと機動力が少し増えます。
具体的なやり方ですが、なんらかの加速が掛かっているときに、その方向に向かって視点移動を合わせるだけです。例えば右方向にジャンプする場合、右入力と同時に右方向へ視点を振ると、僅かに移動慣性が乗って加速します。視点の移動は少し遅めで構いません。あまりに速くすると加速しなくなります。これを使って、グラップルの慣性に加速を乗せるのが、グラップルスイングです。
タイタン関連
緊急脱出時のストレイフ
危険状態になったタイタンから飛び出す緊急脱出。横方向に移動入力してもほぼ軌道は変わりませんが、ストレイフを使う事で大きく横方向へ移動することができます。
やり方は緊急脱出時に、パイロットの視点を水平方向に旋回させるだけ。ストレイフによって横軸のベクトルが発生するので、打ち上げ時に視点をぐるりと回して、遠心力を掛ける感じです。あとは上昇が終わるか、適当な所で視点移動をやめて、目的地に向かって空中を移動します。単純に上に飛び出すだけだと、地上砲火の良い的ですが、ストレイフ移動することで、被弾を減らしつつ、目的地へのアクセスを早めることができます。
1回のマッチ中に1度くらいは緊急脱出するとおもうので、その際にストレイフ移動を意識して、小まめに練習していれば、すぐに出来る様になると思います。失敗してもリスクが無いので、取り敢えず試し続けるのが重要です。
フェイズエンバーグ
タイタンに乗るときの隙は、パイロットキット1のフェイズエンバーグで短縮できます。ただし競合する各種キットが比較強力なため、決して優先度は高くありません。高速再生やパワーセルの方が普遍的に役に立つ機会が多く、また不用意に乗り降りするのはリスクが高い行動なので、タイタン戦においてそうそう機能しません。
唯一の例外を上げるならば、イオンのエネルギー回復目的ですが、これも正規の仕様なのか怪しい部分はあります。イオンはオート状態になると、即座にエネルギーが全回復します。なので近くに危険がない場合に限りますが、その場に降りて乗り直すと、即座にエネルギーが100%に戻せるわけです。フェイズエンバーグを付けていれば、高速で乗り降りできるので、割と効果的にエネルギー回復ができます。
影響力はそこまでありませんが、正直バグ臭いっちゃバグ臭い。ノーススターのソードブロック貫通の方が、よっぽどそれらしい挙動ではあったのに、なんかこっちは修正されてますし……。
しゃがみ降り
タイタンから降車する場合、事前にタイタンをしゃがませると、少しだけモーションが短縮されます。これは前作から引き続きの仕様ですが、タイタンフォール2ではバッテリーを拾うときなど、前作よりも降りる機会が増えているので地味に便利。
何にしてもタダなので、降りる前にしゃがむ癖を付けた方が良いです。フェイズエンバーグ併用で、更に高速化できます。
戦術
他の投稿を参照。
軍需品
フラグ
所謂、ボムジャンプです。
受けるダメージが洒落にならない他、ミスすると自爆しかねない危険性を孕んでいますが、一応自爆して吹っ飛ぶことで加速できます。ガントレット以外で使う事もそうそう無いでしょうが……。
グラビティースター
フラグと違いそこそこ実用的な加速手段です。グラビティスターが最後に爆発する際、強烈な斥力が発生するのですが、ダメージ自体は少ないです。その性で敵に投げても今一つな致死性しか発生しないわけですが、自分をはじき飛ばす目的なら、この致死性の無さは有用です。
やり方としては、適当な地面に張り付け、最後の爆発に合わせてジャンプ。すごい吹き飛ぶので、スライドホップで維持します。最高速はあるのですが、あまりに急加速するので、直後のコントロールが難しい。入り組んだ場所で使うのには難がありそうです。
関連の人気投稿