バイオハザードRE4： 登場モンスターの簡単解説「ネームド編」

バイオハザードRE4に登場する個人のボスについてのまとめです。

途中で化け物みたいな固さの奴がいますが、HPが増え、部位倍率が下がって、順当に強くなっているのが分かります。

ラスボスの《サドラー》も、ラスボスで無ければ強かったんでしょうが……。高難易度周回時には大抵《ロケットランチャー》を喰らっていそう。

村長(ビトレス・メンデス)

前後編に分かれており、HPの合計は23000です。《ガナード》20体分くらいあるので、相応に弾を消費することになります。

とはいえ、後半のネームドボスに比べると、部位倍率がかなり高めでダメージが通りやすいです。ネームドボスで3倍弱点があるのは村長だけです。

前半

頭部～目玉に関して高い部位倍率を持つので、それを攻撃しやすい上段で戦うのが基本です。敵からの攻撃も分かりやすくなります。

最初のボスだけあって、防御手段が表示されていますが、ボタン表示がない溜め攻撃などは、下段に降りれば回避できます。

ダウンを取ったら、目玉部分をライフルで狙いましょう。ナイフの3.3倍以上の威力を持つ武器なら、処刑を出すよりダメージが稼げます。

後半

遠距離から投擲を使って攻撃する場合と、近距離で殴りかかってくるの2パターンがあります。

投擲攻撃は3種類に分かれています。

• 自機狙い： 板切れを連投してくるので、横移動で避ける
• 自機外し： 板切れを同時投げしてきますが、移動しなければ当たりません
• 可燃バレル： 爆発物を投擲してくるので、投げられる前に攻撃

自機狙いが初期バージョンから追尾能力が下がっているので、パッチが当たった後は回避が容易になっています。

可燃バレルの爆発は250ダメージです。毛ほども効いていません。ムービー中のあれも、実は全然痛くなかった疑惑があります。

接近された場合はグルグルパンチだけ注意しましょう。上下の移動でのみ回避できます。

ヴェルデューゴ

HP55000という本作で最も耐久力がある敵です。素の状態だと《ロケットランチャー》の直撃にも1発は耐えます。

部位倍率もかなり優秀で、頭部こそ2倍あるものの、胴体ですらダメージ半減、手足だと7割減少になるので攻撃がまるで通りません。

凍結のギミックを利用すればダメージが4倍になるので、倒す際には必ず利用しましょう。

時間経過によって倒さずに次に進むこともできます。プロフェッショナルS+でも、時間的には割と余裕があるので、無理に倒さずに生き残り重視でも良いでしょう。

最悪、スコープグリッチ(スコープを覗きながら壁に背中を擦り付ける)を使えば攻撃されなくなります。

液体窒素で凍結させる

4か所に設置されている液体窒素を使うことで、通常の4倍のダメージを与えることができます。

全ての液体窒素を使う場合、1つあたりのノルマはHP13750です。凍結時間は7秒ほどなので、武器の基本火力が1000DPS程度ないと削り切れないことになります。

高難易度では1500DPSくらいは欲しいですが、弾の消費も激しいので注意。マグナム《ブロークンバタフライ》で倒そうと思うと、精度不足で頭に当たらない関係から20発近い弾が必要です。

固さを考慮すると《ロケットランチャー》を使うのも良いでしょう。高難易度では予算が相当削られますが、凍らせたところに撃ち込むと1発で倒せます。

ラモン・サラザール

見た目が旧作からかなり変わっており、空飛ぶビオランテみたいになりました。

今作の汚いボス枠。色んな意味で汚い。

他者への悪口は、自分が言われて嫌な言葉、よく言われる言葉を使うという法則があるので……(察し)。というかシナリオライターが絶対狙って書いてるだろと。

総HPは先の《ヴェルデューゴ》より低下しましたが、ライフルへの耐性が高いので注意。露出した本体に当てても1.15倍しかありません。弱点に当てると威力3倍の効果は別に掛かるものの、他の敵に比べると倍率が低いです。

基本のDPSが高く、倍率が1.6倍あるマグナムやショットガンを駆使してダメージを稼ぎたいです。

《金の卵》をぶつけるとHPの66%を減らしてダウンという強烈なギミックがあるので、できるだけ活用するようにしましょう。卵アレルギーなのだろうか……。

金の卵

敵の本体部分に《金の卵》をぶつけると、HPの66%が消し飛ぶという特殊な弱点を持っています。難易度の補正は無視して66%なので、高難易度ほど《金の卵》の価値が上昇します。

確定ダウンなので、あとは少し改造した《ブロークンバタフライ》を叩き込めば大体終わります。

《金の卵》は村の湖、城の玉座の間に確定配置されているので、どちらかから調達しましょう。時短を狙う場合には湖のものをずっと温存する方が良いです。

《金の卵》以外の卵でもダウンはしますがダメージ自体はありません(完全な0)。ダウンも1回限りですし、《ボルトスロワー》を使う方が良いです。

ボルトスロワー

《ボルトスロワー》にマインを装備して、敵の本体部位に付着させると、爆発した後に確定ダウンします。難易度プロフェッショナルでも確定ダウンで、無改造でも問題ありません。

《金の卵》と違ってダメージ量は等倍ですが、どこでも用意できて、何度もダウンさせられるのが利点。追撃のマグナムやショットガンを当てる隙を生み出せます。

《金の卵》が無い場合の代理ではありますが、ガチでやる場合には、《ボルトスロワー》が最初で最後の活躍できる場面かもしれないです。

クラウザー

同僚から上官へと設定変更があったと思われる人。見た目的に同僚って感じではなかったので、ビジュアルとしては合っている気がします。

前哨戦

ナイフしか使えないというイベント戦のようなボス。

劇中ではパリィを使って欲しそうな感じなんですが、パリィは怯んでくれたらラッキーぐらいの扱いで、アグレッシブに攻撃してダメージを稼ぐ方が安定します。

というか、この戦闘におけるレオンの体術ダメージは結構不可解です。最大で2050ダメージを叩きだしたケースがありますが、平時は300～500を変動することが多いです。

《クラウザー》にPower is God演説をさせるため、HP2700でダメージストップが掛かるのは分かっているんですが、なんか他にもギミックがありそうな感じです。

威力を最大強化した《コンバットナイフ》を使えば、頭部の一突き390ダメージなので、体術のあとに頭をザクザクして合計1000ダメージくらいを目指すと良いでしょう。速い攻撃を使って滅多刺しにするのが正攻法です。

本戦

全部で3ラウンドあり、合計するとHP37500の敵です。ゲーム後半だけあって、大分HPが増えてきました。

前哨戦のときと違って各種武器が使えますが、ナイフに対しては依然として弱いです。とはいえ通常武器の2.5倍ほどに過ぎないので、基本性能が低いナイフでは力不足。

最初の2ラウンドについてはナイフで防御、攻撃に際しては高火力な銃火器を使う方が確実です。

変態したあとは、ナイフパリィを狙う必要もあんまりないです。特にプロフェッショナルでは、リスクとリターンがかみ合っていません。

刃物のような左腕側に回り込むように横移動していると、パリィしなくても全ての攻撃が外れるので、その隙にマグナムを叩き込む方が安全です。強化しているなら《ブロークンバタフライ》を、そうでないなら《キラー7》を使うと楽に戦えます。

マグナムで怯ませて、体術で崩して、その隙にマグナム追撃で怯みを溜める。高火力な武器でループさせて、早期に決着を付けたいです。

サドラー

カリスマという流行語が無くなってしまったラスボス。もうカリスマとか死語だからね、仕方ないね。

難易度ハードコア以上では、序盤から大量の《ノビスタドール》を呼び出してくるので、面倒くさい相手です。AIが手加減して攻撃頻度が低いとはいえ、《ノビスタドール》の群れは本当に面倒くさい。

簡単な解決方法は開幕で《ロケットランチャー》を撃ち込むことです。

ロケットランチャー1発(2発)

HPはそれなりに多いのですが、もうゲームクリアが目前になっているので、《ロケットランチャー》の餌食になりやすいポジションです。

後先を考えなくても良いので、手持ちの武器を全部売って《ロケットランチャー》を買い、開幕ぶち込んで終わり。

後半戦は《特殊弾頭ロケットランチャー》を投げてくれるのを待つだけです。

あえて殴りあう場合

体の各所についている目玉を破壊するとダウンします。目玉の部位倍率はかなり低めなので、ダメージ自体は稼げませんが、他に攻撃する場所もないですから。

《ヴェルデューゴ》程ではないにしろ、高HP、武器耐性も高いと、ラスボスだけあって総合した耐久力はかなり高めになっています。

長期戦になりがちなのでできるだけ多くの武器、弾薬を持ち込むと良いです。

ナイフによるダウン追い打ちはあんまり効果的ではないのですが、相手のHPが相当に多いので、弾薬を維持しやすいという利点があります。《ファイティングナイフ》を強化していると、追撃で万単位のダメージが入るので、お金に余裕があるなら、事前に強化しておいて持ち込むと良いです。

また、真ん中に陣取ったときに目玉を攻撃できないと面倒なので、スコープが付いたライフルは持ってきた方が良いです。