スプラトゥーン3における基本ルール、およびフェスの採用ルールになっているナワバリバトルにおける基本要素と、適性がありそうな武器のまとめです。
目次
基本的な立ち回り
残り30秒からのカウンター
マップ中央部を抑えて、自勢力で塗っておきながら敵を待ち構えるのが基本です。これはガチ系ルールと違ってノックアウトが無いので、前線を無理に押し上げるメリットが無いからです。
むしろ敵陣に近い部分を下手に塗ってしまうと、敵のスペシャル蓄積を助ける恐れがあるので、敵陣を塗るときは最小限度にしましょう。相手が塗り直すのが大変になるように、まばらに塗っておき、潜伏キルなどを狙うと良いです。
勝負の鍵となるのは残り時間が30秒を割ってからで、タイムアップに合わせて塗り面積を一気に増やしていきます。キル武器を使っているのなら、敵を倒して塗らせないようにします。
それまでの荒らし具合なども影響しますが、基本的にはこのラスト30秒くらいで勝敗が決まることが多いです。最後に活躍できれば全て丸く収まるというルールになっており、その際に活躍しやすいかどうかで武器の適性も定まる傾向にあります。
敵の前衛を倒したり、すり抜けたりして、敵陣を一気に塗れば勝利へと一気に傾きますし、最後に繰り出すスペシャル《カニタンク》や《ナイスダマ》は強力です。
キル能力が無いと敵を足止めできないし、塗り能力がないと動的に勝てないと、それらをある程度は両立している必要があります。
自陣塗り
ガチ系のルールでは最低限で良い(敵の塗りは潰した方が良い)自陣塗りの重要度が高いです。
基本的には塗りながら前に出る。次にリスポーンしたときには、塗れていないところを通って、塗りながら前に出るだけで良いです。
ただし塗り能力が極端に悪い武器でそれをやっても時間が掛かるだけなので、そういうときには味方に任せましょう。下手に塗ろうとすると中央の制圧されてしまうので、ある程度の前線戦力は必要だからです。
塗りに特化した動きをする際には、塗りにくい場所から埋める意識が重要です。塗りやすい場所から埋めていくと、味方のスペシャル蓄積を阻害する恐れもあります。
最有力の武器
シャープマーカー
項目 | シャープマーカー |
---|---|
種類 | シューター |
発射形式 | フルオート |
基礎ダメージ | 28 (9m) |
発射レート | 720 RPM |
継続発射数 | 125発 |
精度 | 0 |
弾速 | 150m/s |
発生 | 0.05s |
サブ | クイックボム |
スペシャル | カニタンク |
DMG(サーモンラン) | 28 (9m) |
キルタイム | 0.250s |
DPS | 336 |
DPS(サーモンラン) | 336 |
優秀なメイン武器、サブ、スペシャルを兼ね揃えたシューター系の武器です。
シューターの中でもキル能力に秀でた代表的な武器の一つで、その中でも塗り能力が高いという特徴があります。キル能力と塗り能力を合わせ持つので、終盤でのカウンター能力が高いです。
《クイックボム》はインク効率が比較的良好なサブであり、様々な局面で便利屋として働きます。
スペシャルの《カニタンク》は最大900RPMまで上昇する可変レートの武装を持ちます。高レート、長射程だけあって、塗り能力がかなり高く、マッチ終盤で発動したときには一気に盤面を塗り返せます。
サブでボムを発射することもでき、キル用途には主にこちらを使います。発射の合間にもメイン攻撃を挟むことで、キル能力を更に底上げできます。
ガチエリアでも優秀な武器ですが、ナワバリでも優等生で隙が無いので取りあえず選ぶならコレ。《スプラシューター》や《.52ガロン》に比べてナワバリでの適性が秀でています。
スクリュースロッシャー
項目 | スクリュースロッシャー |
---|---|
種類 | スロッシャー |
発射形式 | エネルギー |
基礎ダメージ | 38 + 38 (14m) |
発射レート | 95 RPM |
継続発射数 | 10発 |
精度 | 0.5 - 9.5 |
弾速 | 100m/s |
発生 | 0.2s |
サブ | タンサンボム |
スペシャル | ナイスダマ |
DMG(サーモンラン) | 170 (14m) |
キルタイム | 0.632s |
DPS | 120 |
DPS(サーモンラン) | 269 |
比較的に射程が長く、当たり判定が広いことで、中距離の戦闘に秀でている武器です。
塗り能力が高い短射程系のシューター全般に対するカウンターになっており、その動きを制限しつつキルを取れるという強みがあります。先にあげた《シャープマーカー》に対しても有利です。
反面、塗り能力については自由に動ける最低ラインといったところで、またインク効率もあんまり良くない。塗れない分だけ敵を減速させる必要があります。
スペシャルはオブジェクト系ルールでは無類の強さを持つ《ナイスダマ》。ナワバリバトルでの適性は程々ですが、マッチの終わりに投げれば強引に塗り返せるのが利点です。
有力な武器
.52 ガロン
項目 | .52ガロン |
---|---|
種類 | シューター |
発射形式 | フルオート |
基礎ダメージ | 52 (12m) |
発射レート | 400 RPM |
継続発射数 | 76発 |
精度 | 5 |
弾速 | 150m/s |
発生 | 0.05s |
サブ | スプラッシュシールド |
スペシャル | メガホンレーザー5.1ch |
DMG(サーモンラン) | 52 (12m) |
キルタイム | 0.150s |
DPS | 347 |
DPS(サーモンラン) | 347 |
メインの性能が高く、守りに優れた短射程シューター。
塗り能力はそこそこ止まりですが、キルタイムが0.15秒という短さで、射程も《スプラシューター》より少しだけ長いので、他の短射程シューター全般に有利が取れます。
サブの《スプラッシュシールド》が苦手とする相手がナワバリでは少ない、ルール的に適性が低いこともあって、ガッチリ固めて塗り返すという動きがしやすいのも利点。
《スクリュースロッシャー》の存在だけは懸念材料であるものの、消去法的にルール適性が高い状態になっています。
プロモデラーRG
項目 | プロモデラーRG |
---|---|
種類 | シューター |
発射形式 | フルオート |
基礎ダメージ | 24 (9m) |
発射レート | 900 RPM |
継続発射数 | 186発 |
精度 | 7.2 |
弾速 | 150m/s |
発生 | 0.05s |
サブ | スプリンクラー |
スペシャル | ナイスダマ |
DMG(サーモンラン) | 24 (9m) |
キルタイム | 0.267s |
DPS | 360 |
DPS(サーモンラン) | 360 |
塗り能力に特化しているシューター属の武器です。
射撃精度が悪いのでキル能力はイマイチですが、高レートでインクをばら撒くので、一気に塗り範囲を広げることができます。
通常モデルの《プロモデラーMG》とはサブとスペシャルが異なっており、特にスペシャルの《ナイスダマ》は高い決定力を生み出します。
エクスプロッシャー
項目 | エクスプロッシャー |
---|---|
種類 | スロッシャー |
発射形式 | エネルギー |
基礎ダメージ | 55 + 35 (20m) |
発射レート | 65 RPM |
継続発射数 | 8発 |
精度 | 0.5 - 16 |
弾速 | 75m/s |
発生 | 0.25s |
サブ | ポイントセンサー |
スペシャル | アメフラシ |
DMG(サーモンラン) | 125 (20m) |
キルタイム | 0.923s |
DPS | 97 |
DPS(サーモンラン) | 135 |
簡単に言うなら、塗り能力がかなり強化された《クイックボム》をひたすら飛ばしまくる武器。
キル能力は《オーバーフロッシャー》以下ではあるものの、塗り能力だけならスロッシャー系で最高。味方への支援能力がかなり高く、敵の足場を奪うことには長けています。
敵の射程外からひたすら塗りを繰り返して、嫌がらせにダメージを与え続けるという地味な後衛なんですが、後衛なのに塗り能力が高いという特性がナワバリでは生きてきます。
サブの《ポイントセンサー》、スペシャルの《アメフラシ》共々潜伏に対してカウンターになりやすいのも利点。荒らし能力で敵を減速させられます。
LACT-450
項目 | LACT-450 |
---|---|
種類 | ストリンガー |
発射形式 | チャージ |
基礎ダメージ | 30 x3 (2m) |
限定ダメージ | 45 x3 (17m) |
発射レート | 210 RPM |
溜め時間 | 0.48s |
継続発射数 | 33発 |
溜め時発射数 | 15.5発 |
弾速 | 150m/s |
発生 | 0.15s |
サブ | カーリングボム |
スペシャル | マルチミサイル |
DMG(サーモンラン) | 96 (2m) |
キルタイム | 0.286s |
DPS | 315 |
DPS(サーモンラン) | 336 |
ナワバリでは塗り能力が低い武器は採用しにくいので、チャージャー系統よりも塗り能力がある狙撃武器という点で優れています。
また塗り能力がかなり高いので、比較的に安全な自陣塗りの適性が高いです。自陣塗りで溜めたスペシャル《マルチミサイル》で前線の味方を援護できます。味方が塗らないような端から埋めていくことで、味方のスペシャル蓄積を阻害せずに塗り面積を広げられます。
動的に敵を倒せないのがかなりのハンデではあるものの、自衛しつつ塗りを広げるくらいならできるので、スペシャル込みでカウンター能力もそれなりにあります。
自陣塗りは効率が大事なので、ある程度が埋まったら敵の目を盗んで中央部の塗りに参加した方が良いです。
有用なギアパワー
ラストスパート
ラスト30秒が勝負の鍵なので、それに際して多くの能力にバフが掛かる《ラストスパート》のギアパワーは相性抜群です。
頭部専用のギアパワーなのですが、取りあえず採用しておいて損はないです。
52ガロンの性能の表が、シャープマーカーのものになってます!