科学的な信ぴょう性がどこまであるか分からない利き目とゲーム(シューター)についての雑学になります。
利き手と同じように、利き目という概念があって、それによってゲームの有利不利があるかも……という話です。
利き目とは?
利き手に関しては日常生活でも影響していると思いますが、それと同じように、人間には利き目という概念も存在します。
多くの生物は左右対称の構造を取っており、二つある器官は片方が主、もう片方が副となる場合が多いです。五感にまつわる器官としても、目、鼻、耳には上下関係が存在します。
目の場合、利き目に当たる方が実像を捉える主な働きをしています。利き目ではないほうは遠近感を補うなどの補助です。そのため、利き目の方が動体視力が高く、周辺視野も強く働く傾向にあります。
利き目を調べる方法としては、輪の中心に目標をおいて、片目を閉じるというのが一般的です。両腕をまっすぐに伸ばして図のようにクロスをつくり、その穴から適当な物体が見えるように配置します。

- 右目を閉じたときに目標が動いた → 利き目が右
- 左目を閉じたときに目標が動いた → 効き目が左
私の場合は、左目を閉じたときに目標が左に動くので、左が利き目となります。
FPSにおける利き目
ここからはゲームにおける利き目の働きについてです。
FPSにおいては右利きのプレイヤーキャラクターを操作する関係から、利き目が左である方が有利だと言われています。


上は一般的なゲームのプレイ画面ですが、プレイヤーキャラクターは右手で銃を構えています。結果的に画面の右側が武器のモデルによって30%以上が占有されます。
利き目が右だと画面の中心から右の部分に強い動体視力などが働きますが、武器モデルが邪魔で生かしきれません。死角が増えていて、周辺視野の広さも無駄になりやすいです。
逆に効き目が左だと、開けている左側に動体視力が働きやすく、飛び出してくる敵にも反応しやすいので撃ちあいにおいて有利に働きます。
TPSにおける利き目
ではTPSではどうかというと、今度はFPSとは逆になります。
TPSでは70%を超えている利き目が右の人に合わせて、キャクターモデルを左側に配置するので、右利き目が有利になります。


特にADS状態のときが顕著ですが、キャクターを左側に配置して、右側を開けておくと、右利き目のプレイヤーにとって有利に働きます。動体視力が強く働くエリアが開けているからです。
逆に利き目が左のプレイヤーにとっては、キャラクターユニットの体で大きく塞がれているので、撃ちあいにおいては不利に働きます。
TPSによっては左右の配置を変更出来たりしますが、フォートナイトみたいに実装されていないゲームも少なくありません。なので入れ替えがあれば有利不利なし。入れ替えがなければ右利き目が有利ということになります。
まとめ
というわけで、利き目とシューターにおける関係を簡単にまとめてみました。
ちなみに私は利き手が右、利き目が左です。元々は完全な左利きだったのですが、右利きに矯正された口です。田舎の古い家とかだと珍しくないのかもしれません。
なのでFPSだとちょっと有利、TPSだとちょっと不利。
利き目だけで1%以上の差が付くのかも不明ですが、こういう要素が積もり積もって才能の差に繋がるのかも……。
片目で見たときに穴の中の対象物が中心に見えてる方が効き目だと思うんですけど