スプラトゥーン3：フィンセントの性能と使い方

《フィンセント》はv4.0の2023夏シーズンで追加された武器です。3種類目のフデ武器であり、フデ界隈における《ダイナモローラー》のような立ち位置になっています。

問題は重量級のフデなら、結局ローラーなのでは……という点です。

初期の《フィンセント》でサブ、スペシャル共に完成系に近いため、本体にアップデートがないと、対戦では将来的に伸びるということもないかなぁ……と。

サーモンランでは《ボールドマーカー》などと同じDPS500越えの強武器です。同期の《S-BLAST92》もそうなのですが、対戦よりもメタに絡みやすい強気な設定になっています。

データ

武器一覧
項目	フィンセント	カーリングボム	ホップソナー
外観
種類	フデ	サブ	スペシャル
発射形式	フルオート	投擲	設置
基礎ダメージ	60 (5m)	180 (1.5m)	45 (20m)
限定ダメージ	-	30 (5m)	-
発射レート	210 RPM	120 RPM	24 RPM
継続発射数	16発	1.53発	-
弾速	90m/s	15m/s	9m/s
発生	0.425s	0.1s	-
DMG (サーモンラン)	150 (5m)	180 (1.5m)	150 (20m)
キルタイム	0.286s	-	5.000s
DPS	210	360	18
DPS (サーモンラン)	525	360	60

武器一覧
項目	フィンセント	ポイントセンサー	マルチミサイル
外観
種類	フデ	サブ	スペシャル
発射形式	フルオート	投擲	ロック
基礎ダメージ	60 (5m)	0 (7m)	150 (0m)
限定ダメージ	-	-	50 (3m)
発射レート	210 RPM	120 RPM	60 RPM
継続発射数	16発	2.5発	-
弾速	90m/s	50m/s	-
発生	0.425s	0.15s	-
DMG (サーモンラン)	150 (5m)	0 (7m)	150 (0m)
キルタイム	0.286s	-	-
DPS	210	0	150
DPS (サーモンラン)	525	0	150

フデ種の重量級とでも言う立ち位置の武器で、取り回しが悪いものの、その分だけ単純な火力が優れています。キルタイム(最速で敵を倒すまでの時間)もフデ種の中で最も良く、また射程にも優れています。

問題はフデ種とな思えない取り回しの悪さであり、攻撃してから実際に判定が出るまでの遅延が大きいです。発生込みになると既存のフデ種よりもキルタイムが悪くなるので、正面対決になると安定しない原因になっています。

近距離になるとお互いの命中率が高まるので短射程シューターなどにも不利が付き、既存のフデ種にはもちろん競り負けます。

塗りについても初動がワンテンポ遅れるので、咄嗟に壁を塗って登れなかったり、飛び石イカ移動ができなかったりで、防御面にも大きな不安を抱えています。長押しによる塗り進みを上手く使っていきたいです。

《フィンセント》は筆を振り始めるまでの隙が大きな武器で、ローラー種の横振りよりも少し遅いくらいです。

ローラー種の場合だと、発生の隙があっても1HKの距離が存在するので、接近戦になっても信頼性があるのですが、《フィンセント》の場合はむしろ弱くなります。流石に《ダイナモローラー》よりは速いですが、実用性の高いローラーには明らかな不利が付きます。

特に基本の《スプラローラー》は同じ《カーリングボム》持ちで、キル能力については概ね劣勢の状況です。

周囲を塗り広げる能力については《フィンセント》の方が勝るものの、インク効率の悪さは足を引っ張りますし、現時点では立ち位置が悪い武器だと思います。

武器リスト
ギア名	アイコン	効果
インク効率アップ(メイン)		メイン武器のインク消費を軽減
イカダッシュ速度アップ		イカ状態のときの移動速度アップ
イカニンジャ		イカダッシュするときにインクの飛沫が無くなるが、移動速度が10%減少
ステルスジャンプ		スーパージャンプの着地点が遠くからは見えなくなる