フォートナイトのそこそこ長くなってきた歴史の中では、ユーザーからの人気を集めた武器が度々登場してきました。
その武器がのちのシーズンに復活することも多いのですが、問題なのは余計な修正が入ること。納得できる理由があれば良いのですが、余計なお世話であることも割と目立ちます。
本項ではそんな「大きなお世話」様の被害にあってしまった歴代の武器などをまとめています。
リバイバルするなら、思い出は大切にしましょう――という話になります。
目次
ドラムガン(チャプター1・シーズン8)
《ドラムガン》はv4.5(チャプター1・シーズン5)にて登場した武器です。当初はあまり活躍していませんでしたが、ダブルSGが廃止され、他SMG群の大規模下方修正によって相対的に地位が向上したことで人気を獲得しました。
時代は少し下り、チャプター1・シーズン8では、ワンタイムイベントとして、過去武器の復活投票が行われます。《ドラムガン》もこのときの復活候補に選ばれており、他のライバルとの大差を付けての優勝となりました。
これにて《ドラムガン》は見事に環境復活を果たすのですが、シーズンをまたいだ翌週には下方修正を受け、DPSが17%ほど低下します。
見事な即落ち2コマです。
いや、強かったから選ばれたんであって、弱くしてどうするのかと。
環境で突出していたからやむを得ず――というならまだ理解できるものの、チャプター1・シーズン8の次というのは、全盛期であった《コンバットSG》が登場したシーズン9です。あまりに強すぎて、近距離どころか中距離のアサルトすら環境から葬った奴です。
仮に《ドラムガン》が下方修正されなくても、《コンバットSG》1強になるのは目に見えていました。
同じSMG同士でも、当時は《サイレンサー付きSMG》の方が精度が高くて、DPSがほぼ同じなので、もう《ドラムガン》を使うメリットがありませんでした。
ユーザー投票というアイデアは良かったのですが、その後の展開が悪すぎますし、弱体化するつもりなら、最初から候補外にするべきでした。
タクティカルSMG(チャプター2・シーズン4)
《タクティカルSMG》はフォートナイトリリース時から存在していた古参中の古参であるSMGで、時代の移り変わりによって最強のSMGと呼ばれたときもあった武器です。
《タクティカルSMG》が最も強かったのはチャプター1・シーズン10のときで、そのままの性能で復活+入手方法が限定された実質ミシック追加で、環境を左右するとまではいかないものの、SMGが弱かった当時では破格の性能を与えられています。
そんな《タクティカルSMG》はチャプター2・シーズン3の最終盤、次のシーズンのテイザーなどが公開されるに当たって、その復活が示唆されます。
あの人気武器が復活という公式の煽り付きで……。
ここまで来たら後の展開は予想できると思いますが、復活した《タクティカルSMG》は発射レートが780RPMから540RPMまで下がるという凄まじい弱体化を受けていました。
明らかにやり過ぎです。
同シーズンには《コンバットSG》が弱体化を受けて復活しているのですが、こちらは元の性能が環境を席捲するほどだったので、その程度に問題はあったものの、弱体化はやむを得ないものでした。
《タクティカルSMG》については、元の環境でも決して支配的な武器では無かったですし、そうなる可能性もほぼ無かったので、弱体化自体が不要だったと思います。
チャプター2・シーズン3~8はずっと武器が弱くなるデフレシーズンだったのですが、その煽りをもろに受けており、二重の犠牲者とも言えました。
アサルトライフル(チャプター4・シーズン1)
今までのものとはちょっと毛色が異なりますが、待望されていた割にダメだった人気武器です。
何が駄目だったかと言えば、やっぱり時代の流れを反映していなかった点にあります。
チャプター3以降のフォートナイトは武器のインフレが露骨に進みました。火力自体もうなぎ登りですが、アサルトはより高精度に、SMGはより長射程にと、欠点が改善されて隙のない武器が次々リリースされました。
過去の強武器は、今の強武器では無くなりました。
《アサルトライフル》が復活したのは、そんなチャプター3時代が終わった直後のチャプター4・シーズン1のことです。
対抗馬の武器たちはチャプター3の流れを汲んでいます。
《ツインマグSMG》は近距離の火力が高く、《アサルトライフル》の同期だったSMGよりも射程が長いです。《タクティカルピストル》はピストル屈指の性能で《アサルトライフル》を蹴散らしました。
アサルトライフルは死んだんだ。いくら呼んでも帰っては来ないんだ。もうあの時間は終わって、君も人生と向き合う時なんだ
《ライトマシンガン》が装弾数が多い《アサルトライフル》にまで上方修正されているのに、なんで大本の《アサルトライフル》は放置したんだろうか……。
マイダスのドラムガン(チャプター4・シーズン4)
これはタイムリーなネタですが、チャプター4・シーズン4にて復活した《マイダスのドラムガン》も謎弱体化の犠牲者です。
《マイダスのドラムガン》は現役だったチャプター2・シーズン2において、最高のDPSを持つため人気がありました。前シーズンに存在していた《サブマシンガン》のレジェンドと比べると、装弾数が10発増えたくらいですが、対抗馬が弱くなったので目立っていたのです。
そんな《マイダスのドラムガン》が鳴り物入りで復活したのですが、何故か《ジュールズのドラムガン》と同じ性能にパワーダウンしていました。
《アサルトライフル》の項目でも述べたとおり、チャプター3以降の武器は性能が明らかに向上しました。《スティンガーSMG》は230DPS、《コンバットSMG》は260DPSあり、以前の武器よりも射程が倍増しています。
もはや《マイダスのドラムガン》がそのままの性能で戻っても、環境にいる普通の武器よりも少し弱いくらいの性能になっているのに、何故追い打ちを掛けたのか……。
まとめ
フォートナイトはリリースから6年になるので、新規のプレイヤーを獲得するのが難しくなっています。もちろん、新規のプレイヤーもしるでしょうが、去って行ったプレイヤーの方が圧倒的に多いのが現状です。
だからこそ、開発側も度々リバイバルをして復帰勢を獲得しようとしています。
すでに既存のアイテムだけで400個近いのですし、思い出に残っているだろう強い武器を戻すことで、当時のプレイヤーが懐かしさから、再びプレイしてくれることを望んでいるのでしょう。
ただし、墓から掘り出すまでは良いのですが、そのやり方、調整に問題があるわけです。
思い出にある武器は、強いからこそ思い出に残っているのです。思い出の武器がもう通用しない――と思い知らされて、嬉しい人は少数派でしょう。
強い武器は強いままであるべきです。弱くして復活させるくらいなら類似武器を追加する方が良いと思います。極論、色違いレベルでも守られるものがあります。
海外におけるフォートナイト人気は依然として健在(バトロワ1位)なので、まだまだゲームサービスは続きそうですが、その辺りの事情を汲んでくれれば、更なる復帰勢の確保に繋がると思います。
タクティカルSMGのところの次シーズンには《コンバットSG》が弱体化を受けて復活しているのですがと、書いてありますがタクティカルSMGとコンバットショットガンは同じシーズンで弱体化しましたよ。
修正しました
最強はきっとのショックウェーブグレネードランチャーショットガン
とりあえず共感の嵐
復活武器は性能もだけど、銃声変えるとかレア度別の見た目違い消すのもいただけない
おれ青のリボルバーめっちゃ好きだったのにかなしい。
今シーズン、せっかく復活させたのに変にナーフ喰らってるせいで使われないミシック多いですよね
とか言ってたら強化来ましたね うれし
時間あったらでいいので歴代マークスマンのまとめを作って欲しいですm(_ _)m
まとめるほど種類あんまり多くないけどね。
DMR・コブラDMR・サーマルDMR・そしてちょっと特殊なのがエクスキャリバー。それだけ。共通点としてはそれぞれにミシック版があること。そのうち後者2つはネームドミシック。
マークスマンシックスシューターもじゃないかな。
たしかに…
マークスマンシックスシューター君、君の(分類の)名は?
ピストル
APEX運営は強くて消せとか言われてる強武器とか例の重力ババアみたいなやつにかすり傷にもならない弱体化入れる、フォトナの運営と間反対だな。コラボしまくってたびたびアニメキャラとかが銃を乱射するっていうメタがあるし
だからフォトナはオワコンなんだよ
フォトナまだオワコンではないと思うけどな。海外では依然として大人気だし(ゼロビルドで上手いこと人を戻せた)(APEXよりDL数多い)、国内でもC1とかよりは減ったとは言え多少は人気あるからな。
なんて言うんだろうね海外だったら日本のアニメとコラボするのは嬉しいんだろうけど、日本だとアニメキャラが銃乱射事件起こしちゃうのは免れないし。アニオタはアンチになりかねない気がする。