《ジムワイパー》および《ジムワイパーヒュー》は、スプラトゥーン3から登場したワイパー族に属する武器です。
飛んでいくインクの他に本体のスイングにも攻撃判定がある刀のような武器で、溜めの必要な縦斬りを使って、塗りもできる中衛として戦うことになります。
またサーモンランにおける《ジムワイパー》は対オオモノ、対ザコともにこなせる強力武器の代表格で、長らくTierAとして君臨し続けています。
データ
簡単解説
溜め無しの横振り、溜めてからの縦振りを使い分けて戦う中衛型の武器です。
縦斬りのリーチを生かす
横振りは弾速が速く、命中率が高いのですが、一発の威力は低めで、キル判定を取るには決定力がありません。
溜めが必要な縦振りは威力があるのですが、攻撃に移るまでの隙があり、キルタイムもシューター族、スロッシャー族に比べると落ちます。それらが活躍するような近距離は不利になるので、中距離、遠距離でのインク飛ばしが《ジムワイパー》の基本行動になります。
密着して縦振りし、ワイパー本体を当てればワンパンにできるのですが、射程が短いし、横方向へのリーチも狭いので安定はしません。積極的に1HKを狙うなら《デンタルワイパー》の方が良いですし、更に特化するならローラー族の方が適性があります。
踏み込み斬り(縦振り+)も、外したときが致命傷になるので、多用するのは避けた方が良いでしょう。
遮蔽物、射程を生かしつつ縦斬りのインクを飛ばしてけん制し、それが当たったら、最速の横斬りで追撃していく形が基本形だと思います。
縦横のコンボ攻撃
《ジムワイパー》は縦斬りのインク飛ばしが長射程で強力なのですが、積極的にキルを狙う場合には、縦斬り→横斬りと素早く繋げます。着弾を確認してからだと追撃が遅くなるので、当て感に従って、追撃を入れるかを判断したいです。
縦のインクが当たりそうなら、横斬りも最速入力しておくと、約0.47秒でキル判定になります。
中射程シューターや、スロッシャークラスの火力は出せるものの、短射程シューターの上位だと0.3秒以内でキル判定になるので、やっぱり近距離での戦いは苦手です。
また、攻撃の起点になる縦斬りには0.4秒の溜めがいるので、不意の遭遇戦には滅法弱いです。
上記は弾速や発生を含めたワイパー族のキルタイムですが、ばったり出くわして溜め始める動きだと、《ジムワイパー》で最速コンボを決めても《ドライブワイパー》のペチペチにも劣っています。
実戦においては、溜め時間をどうやって誤魔化すかが大事なので、敵の動きを先読みしたり、レンジ外からインクを飛ばしたりで創意工夫が必要です。
通常モデルの《ジムワイパー》なら、攻撃の起点となるサブ《クイックボム》があるので、それを投げつけて、足を止めしつつ本命を狙っていくのも良いですが、どちらにせよ慣れが必要な側面はありますし、潜伏には凄く弱いので、ゴリゴリ押していくタイプではないと思います。
ギア候補
ギア名 | アイコン | 効果 |
---|---|---|
イカダッシュ速度アップ | イカ状態のときの移動速度アップ | |
スペシャル増加量アップ | スペシャルゲージの増加量がアップ | |
復活時間短縮 | 相手を1人も倒せずにやられたとき、復活にかかる時間を短縮 | |
サブ性能アップ | サブウェポンの性能が上昇(投てき距離、持続、耐久力) | |
カムバック | 復帰後、インク系効果、移動系効果をメイン1つ分だけ強化 | |
イカニンジャ | イカダッシュするときにインクの飛沫が無くなるが、移動速度が10%減少 | |
ステルスジャンプ | スーパージャンプの着地点が遠くからは見えなくなる |
通常《ジムワイパー》を使うなら、《サブ性能アップ》で《クイックボム》の弾速、飛距離を伸ばすのがお勧めです。
取り回しの重さ、潜伏への弱さを、索敵や足止めで補ってくれます。
《ジムワイパーヒュー》を使うのなら、《スペシャル増加》で《カニタンク》を出しやすくするのも良いでしょう。なんだかんだでまだまだ強力なスペシャルです。
サーモンラン
サーモンランでの《ジムワイパー》は、一振りで400ダメージを超える縦振りを主体とした強力なダメージディーラーになっています。
縦斬りのDPSは溜め時間込みで500DPSにもなるので、通常シフトで出てくる武器では最高峰に位置します。
インク効率も悪くないので、オオモノ相手もできるし、ザコシャケの相手もできる。一部の例外を除いて、ひたすらに縦振りの直撃を狙っていけばよいです。
特にHP400のドスコイはちょうど処理できる数値なのでカゴ回りの掃除には無類の適性があります。
地上で溜め斬りを使うと、の入力によって、踏み込み斬が暴発する可能性があるので、ジャンプしてから縦振りを使うようにすると安全です。流石に敵の群れに突っ込んだら一貫の終わりです。
横振りを使うのは《ハシラ》を落とすときくらいで、こちらは横方向に判定が広い横振りの方が速く処理できます。射程が以外に長いので、下からでも十分に届きます。
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