バイオ RE2： 武器の評価と使い方(レオン編)

取り敢えず、一通りは済ませた感があるので、バイオ2REに登場する武器の所感や簡単な調査などを。従来作に比べてもハンドガンが弱い……。代わりにナイフや火炎放射機といった、過去に微妙そうだった存在が躍進しています。

レオン編における重要武器は、ショットガンと火炎放射機の二つと見てよいです。特に火炎放射機はハンドガンの完全上位互換で、かなりDPSが高いためボス相手へのダメージソースとして重要です。

毎度お馴染みの高威力武器「マグナム」ですが、もうちょっと配置が良ければなぁ……というところ。強いことには強いのですが、タイムアタックで無くても、取得の労力に見合っているのか怪しいです。

バイオ RE2： 武器の評価と使い方(クレア編)

クレアが使う武器をちょっと調べてみた結果や、運用に関する雑感など。やたらDPSが高かったり、やたら1発が重かったり、大ぶりだけど高火力な武...

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2019-02-06 23:28

前書き

表の中身は以下の様になっています。ベースはハードコアです。

ダメージ量がモンスターの種族によって増減するので、取り敢えず分かりやすい数字を採用しています。あくまで参考程度に。

ハンドガンなどは、照準状態を維持していると、高威力な精密射撃ができますが、このときには1発のダメージが1.5倍になります。

ゾンビの耐久力は個体差が大きいですが、800～1200くらい。リッカーやタイラントはHP1500固定です。

マチルダ(ハンドガン)

敵の体力がインフレしているので、過去に例を見ないくらいに弱さを感じる基本武装になります。

初期性能は95RPMという低レート。もちろんDPS(単位時間あたりに出せるダメージ量)も低いです。カスタムパーツのバーストストックを付けると320RPMの3連射になるので、戦力化するのならほぼ必須でしょう。

問題はその時点でショットガンが入手可能であること。

流石にショットガンの性能には遠く及ばないので、弾の節約以上の貢献がしずらいです。多少DPSが改善しても貧弱なのは変わらずで、例えばマチルダを使ってリッカーを倒そうと思うと、25発もの弾が必要になります。とても反撃を受けずに戦える性能ではないです。

まぁ、敵を倒す目的の武器と言うより、ひるませて遁走するための武器だろうと思います。ことゾンビ相手であれば、頭か足を攻撃すれば簡単によろめいてくれるので、武器の選択肢が乏しい序盤においては、それなりに使うでしょう。

難易度によって耐性が異なりますが、ノーマルなら頭1発、ハードコアなら足狙い3発程度でひるんでくれます。

ちなみにハンドガンで確殺をいれるつもりならば、足を破壊してナイフ攻撃か、同じく足を破壊してから精密射撃で追撃すると良いでしょう。

W870(ショットガン)

手に入れてから長期にわたって一線を貼り続けるレオンのメインウェポンの一つです。近距離における高い攻撃力と信頼性で、雑魚敵の処理からボス用にまで、幅広く使えるオールマイティさが魅力。

威力はハンドガンの半分くらいですが、同時に18発の弾を飛ばすので、総ダメージ量では大きく勝ります。また連射力もそこそこあるので、DPS換算だとハンドガンの4倍以上。これを手に入れたら、もうハンドガンは要らない子なんやなって……。

周回プレイ時には、動き出すゾンビが事前に分かっているので、寝ているところを狙ってヘッドショット。掴みかかってくる相手もヘッドショット。ポンポン頭を飛ばせるので、レオンの方が道中動きやすい一因になっています。

カスタムパーツは途中立ち寄るガンショップの店内と、処理場の金庫の中。両方揃うと非常に強力なのでタイムアタックでも必須に近いです。フルカスタム状態だと非常に強力なので急がば回れ。

ちなみに警察署で取り忘れた場合、研究所の休憩室みたいなところに再設置されます。あんまり無いことだとは思いますけど、取り忘れた場合は忘れず回収しておきましょう。

ライトニングホーク(マグナム)

ショットガンの2倍ほどの威力を持つレオンの切り札で、ロングバレル込みで500ダメージを越えます。

高威力で、連射もソコソコできるとあって、DPS(時間あたりのダメージ量)はかなり優秀。密着ショットガン以上のダメージ効率を持ちます。ショットガンとの劇的な差は生じないものの、ボス戦では確実な強さを発揮してくれます。

問題はボス相手へのダメージ効率だと、炎上による追加ダメージ込みの火炎放射機が便利すぎることです。火炎放射機に比べると、あまりに入手性が悪いので、周回時には不要に思う気持ちが強くなります。

特にレオン表の場合は、かなり取りにくい配置になっていて、警察署内部を右往左往する羽目になります。その間、タイラントに粘着されるのも面倒くさいです。そのカスタムパーツも配置が悪い。

総じてタイムアタック狙いの場合、マグナム関連の装備を一式揃えるだけで10分程度のタイムロスになるため、1分1秒を争う場合には完全な選外です。いくらDPSがショットガンの1.5倍あっても、ボス戦での時短効果で取り戻せるとは思えません。

各種ボスよりも、道中のリッカーなどに使う方が強さを発揮するため、ある種クリアのための救済措置的な側面の武器って感じがします。火炎放射機が効きにくいリッカーとか、G成体とかを怯ませるために撃ち込むときが一番輝いています。

化学燃料火炎放射機

汚物は消毒だー。

マグナムに次ぐDPSを持ち、プラス炎上状態で効率2倍という―― 状況次第ではマグナム以上のDPSを発揮してくれるレオンの秘密兵器。レオン編においてマグナムが要らない子な気がしてくる原因の一端。

一発の威力ですらハンドガンを越えているのに、発射レートは3倍である。いよいよハンドガンとは何だったのか……。

おまけに装弾数が実質200と大容量。本体は2スロ消費ですが、弾を持ち歩く必要がないので、結局は他の武器と大差ありません。

ダメージディーラーとして、真価を発揮するのは敵が炎上状態になってからで、そのためには継続的な攻撃が重要になります。敵の炎上耐性を含め、燃やしやすい相手には特に効果的な武装になっています。

例えば各所に弱点を持つG第二形態とか、G第三形態とか、タイラントとか――動きの遅い相手は燃やしやすい。逆にちょこまか動くリッカーなどには効き目が薄くなります。

効果的な相手がチラホラ設定されているものの、基本的にはボス相手にありったけ叩き込むのが良さそう。動きが遅い相手ならずっと放射＋炎上でダメージが稼げるので、驚異的な効率を発揮してくれます。

欠点は部位破壊の能力、敵をひるませる能力に欠けることなんですが、まぁそういう相手に使わなければ良いわけで。ショットガンと役割分担して、適材適所で切り分けると良いです。間違いなく、主力武器の一角を担っています。

M19(大口径ハンドガン)

裏編にのみ登場するハンドガンの亜種。元ネタはM1911でしょう。

通常のハンドガンとは使う弾が異なります。これが登場するから、2ndにおいてマチルダは空気。マチルダより装弾数が少なくなるものの、ダメージも連射力も上。頭部クリティカルの発生率も高いです。

とはいえDPSはハンドガンの2.4倍どまりと、ショットガンなどの主力達に比べると落ちます。貧弱すぎるマチルダ(というよりハンドガン全部)よりはマシだけど、まだ戦いに使えるような存在じゃない。基本運用はマチルダと同じで、逃げるための時間稼ぎ要員です。

装弾数は少ないですが、火力自体はマチルダバーストを越えています。元々、タイムアタックならば取る必要もないですが、裏編だとバーストストックの存在価値が……。