最初はKNポジションだと思っていたODENが、実はランパートポジションだった件について。
しかも大口径2の効果がデフォルトで乗ってて、胸から上に当てれば45メートルまで2HKになります。
同じアサルトライフルであるFALも同じように胸部ダメージ倍率を持つのですが、ちょっと数値が悪すぎて……。
BO4の大口径2
昨年のCodタイトルであるBO4。
それに登場したアタッチメント「大口径2」は、付けている武器の胸部ダメージを増幅しました。
大口径自体はBO3辺りから登場していましたが、それの上位版でヘッドショット以外のダメージを増幅するのは初めてのパターン。
武器によって結果はマチマチですが、おおよそキル必要弾数が減るので、かなり強力なアタッチメントでした。
本作ではライフルのクリティカルダメージを増やすようなカスタマイズは存在しないみたいですが、一部のアサルトライフルには胸部ヒット時のダメージボーナスが存在します。
現在の所分かっているのは、FALとODENになります。ODENに関しては、その部位倍率によって明らかに得をしている武器です。
ODEN
- ダメージ: 48 – 35
- 射程: 45m
- 頭部倍率: 1.6x
- 胸部倍率: 1.3x
- 発射レート: 410RPM
- キルタイム: 0.292s
かなり低レートなフルオートアサルトライフルであるODENは、胸部に1.3倍のダメージボーナスを持ちます。
最高威力の距離だと、頭部は76ダメージ、胸部は62ダメージ、それ以外の部位で48ダメージになります。
これによってキル判定を取るまでの弾数が変化します。
部位倍率の掛からない場所に当てた場合は、ごく僅かにHPが残ってしまって3HKですが、頭部、および胸部に1発でもヒットさせると2HKに化けます。
こうなってくると、かなりの高火力武器へと変わります。
2HKが取れる上限距離も45メートルと長いので、ちゃんと狙えば遠近に掛けて0.146秒のキル速度を発揮できるわけです。
胸より上を積極的に狙う方が良いですが、
1 – (0.8 * 0.8) = 0.36
頭か胸への命中率を20%で計算すると、適当に撃ち込んでも36%の確率で2HKになります。
3回に1回の確率でストッピングパワーの効果がかかるなら、上手く狙えないプレイヤーでも有力な選択肢なんじゃないでしょうか。
私も最初はBO4におけるKNポジションの武器かと思っていたんですが、どうもランパートポジションの武器だったみたいです。ランパートより発射レートが下がって安定性は落ちているんですが、2HKになったときの強さは健在だと思います。
FAL
- ダメージ: 45 – 35
- 射程: 45m
- 頭部倍率: 1.6x
- 胸部倍率: 1.2x
- 発射レート: 517RPM
- キルタイム: 0.23s
セミオートのFALは、胸部にヒットしたとき通常の1.2倍のダメージを与えます。
最高威力の距離だと、頭部は72ダメージ、胸部は54ダメージ、それ以外の部位で45ダメージになります。
この数値がFALの明暗を分かつ結果に。
どういうことかと言いますと、ODENの場合は初弾と次弾のどちらかが胸部に当たれば2HKになりますが、FALの場合は初弾と次弾が共に胸部ヒットしないと2HKになりません。
胸部1発の場合だと、54+45=99になるため、妖怪1足りないによって敵を仕留め損ねてしまう。
頭か胸にきっちり2発叩き込むというのは、頭部胸部への命中率を20%と考えた場合、
0.2 * 0.2 = 0.04
4%程度の確率でしか2HKにならない試算になります。
和集合と積集合の違いですが、3割越えで2HKになるODENとはえらい違いです。
実際にはヘッドショットの場合にのみ、後はどこに当たっても2HKになるため、もうちょっと確率が向上するとはいえ、潜在的なキル速度だとODENには適わないでしょう。
BO4でも大口径2を付けてもあんまり効果のない武器がありましたが、MWのFALもそれにあたり、明確にODENとの戦闘力差が見え隠れしています。
よっぽど胸より上に当てる自信のあるかたなら別ですが、それなら胸より上で全距離1HKがとれるKar98kでもいいわけで、連射が大変なこいつを使う理由には掛ける気がします。
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