v21.0以降ではスライディングの速度が落ちにくくなったので、新しくちょっとした小技ができるようになりました。
といっても、スポーツ系FPSなどでは定番になっているものですし、その手のゲーム程の影響力は無いかと思います。
別に操作は難しくもなんともないので、暇なときにカチャカチャしていたらカップラーメンを待つ時間でできるようにはなります。
バニーホップとは
ゲームによって若干やり方は異なるのですが、代表的なのはクエイクエンジン系等のゲームです。
例えば本サイト、及び移転前のサイトで大きく扱っていたタイタンフォール2もその系統。そのリソースを流用して作った番外編のApex Legendsも、前作がスキルフル過ぎたという開発の判断で、追加コードによって無理やり潰してはいるものの、潰しきれずに名残が残っています。
クエイクエンジンベースのそれは、端的に言えばグリッチの類なのですが(要するにエンジンの欠陥を利用している)、フォートナイトに実装されたのは開発側が意図的に挿入したものです。v21.0においてスライディングの慣性保存が緩和されてできるようになりました。
やり方は単純明快で、ジャンプとスライディングを繰り返すだけです。
- スライディング
- スライディング中にジャンプ
- ジャンプ直後にスライディングの入力
- 1~3のループ
フォートナイトのスライディングには先行入力があるので、割と早い段階で入力していていても受け付けてくれます。それこそジャンプ直後に連続で入力しても大丈夫。
スタミナを消費せずに連続してスライディングを出すことができ、どちらかというと、スライドホップと呼ぶ方が適当なのかもしれません。
実用性の検証
問題としては実用性があるのかどうか……ということです。
まず移動速度の恩恵としては、以下のようになりました。
通常の走り | 5.5m/s |
スタミナを消費するダッシュ | 7.7m/s |
バニーホップ | 6m/s |
全く傾斜していない平野部分でも、僅かに移動速度が上がります。普通に走って移動する場合に比べて10%の増速が見込めます。
スタミナを消費するダッシュが40%の増速なので、それに比べると見劣りするものの、スタミナを消費しないし、バニーホップしているときでもスタミナは回復します。スタミナの回復待ちのときにバニーホップは一応意味があるみたいです。
下り斜面だと1回のスライディングで加速する方が良いので、平坦な地形における僅かな恩恵に留まる形ではありそうです。
なお、スライディングを連続して出せることが重要なので、スライディングのモーションは少し持続させた方が良いかと思います。
ショックウェーブグレネードとの組み合わせ
取りあえずで使っても少しだけ意味があるのですが、どうせ使うのならばショックウェーブグレネードのような急加速と組み合わせたいです。
バニーホップというか、もうスライドホップなのですが、ショックウェーブグレネードで付いた加速を活かして移動距離を引き延ばせます。加速を維持できる時間は変わらないのですが、移動距離自体は10メートル程度伸びます。
ちょっとだけ早いスライディングになりますし、スライディングからスライディングに繋げる際に方向を45度くらいは変えられるので、少しだけ弾避けの効果を期待できます。
滅茶苦茶使えるかと言われると、首を傾げることになりますが、どこかしらで使えるかもしれない……といったところでしょうか(主にゼロビルドにはなるかと思います)。
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