《ヌカコーラ》はv30.0にて追加された回復用の消耗品で、ベセスダ社のオープンワールドRPG「Fallout」シリーズとのコラボアイテムです。
原作では放射性物質を混合した危険物なんですが、フォートナイトにおいてはそういう要素はありません。
効果自体は至って普通の回復で、シールドをメインとして耐久力を増やすことができます。
データ
項目 | ヌカコーラ |
---|---|
レアリティ | エピック |
回復量 | 100 |
使用時間 | 3秒 |
持続時間 | 12.5秒 |
入手数 | 1 |
所持上限 | 2 |
備考 | 持続回復 |
初登場 | 2024-05-24 |
回復総量 | 200 |
回復速度 | 6.0 /s |
簡易解説
《ヌカコーラ》を飲むとHPが即座に25回復、その後にシールドが毎秒6ずつ増加します。
回復効率は初動のHP回復が毎秒8.5HP、シールドの増加が毎秒6HPとなり、止まって使う分には《シールドポーション》の10HP/sにも劣ります。最初の3秒を過ぎれば、後は自由に行動できることを活かしたいです。
《ヌカコーラ》1本あたりで得られる耐久値、運搬できる耐久値も多いのも魅力です。
原作のFalloutにおいては回復する代わりにRAD値(放射線被ばく値)が増加するというペナルティがあるのですが、フォートナイトにはそんなパラメーターがないので、被ばくの心配なくゴクゴク飲めるドリンクです。
むしろ放射線がシールドの力になっている可能性すらある。
警告! スラープフィッシュには、1日に推奨される有毒廃棄物の4000%が含まれている
チャプター2時代の図鑑説明より
上記は保管庫に格納されている《スラープフィッシュ》という魚に付けられていた過去の説明書きです。
明らかに致死レベルの毒魚をむしゃむしゃ食べていた鋼鉄の胃袋を持つ漢ならば、ラジウム混合の《ヌカコーラ》でもかえって耐性が付くというもの。
この辺りの設定が今どうなっているのか不明ですが、シールド=実は毒物という、ある意味フォートナイトの原点に立ち返った存在ともいえる《ヌカコーラ》でした。
原作のヌカコーラ
コラボ元のFalloutシリーズにおけるヌカコーラは、HPを回復できる代わりにRad値が増える(被ばくしてしまう)という世紀末感あるアイテムです。
Falloutの世界は大規模な核戦争によって秩序が崩壊、アメリカ大陸は混沌と暴力が支配する荒野と化しています。ヌカコーラはその戦争によって汚染された飲料――ではなく、製造される段階で放射性物質を配合しているという頭がおかしい飲み物でした。
真に恐ろしいのは、史実のアメリカでも、ラジウム混合水を薬として売っていた事例があること。それを飲み続けたせいで亡くなった方も出ており、販売した人物は詐欺罪で逮捕されています。
ヌカコーラは、そんなブラックな史実を反映 + 肥満大国アメリカを象徴するコカ・コーラ社の定番商品を組み合わせたパロディアイテムで、ヌカというのはNuke(核)とCoca(コカイン)を組み合わせた造語です。
明らかに悪意があるネーミングですが、そんなヌカ・コーラはFallout世界のアメリカで大ヒット商品となります。大量生産されてアメリカ全土に広がったわけですが、そんなヌカコーラの登場から約20年後、人類文明は核戦争によって崩壊します。
しかし、人類は滅びてはいなかった。
そして、ヌカコーラも滅びてはいなかった。
奇しくも、ヌカコーラに配合されていた放射性物質が究極レベルの防腐剤として機能しました。人体に有害なレベルだから、腐敗の原因になる微生物が付きっこないわけです。何十年経とうが品質が変わらず、文明崩壊後でも安心して飲める嗜好品として、文明が滅茶苦茶になった後の野蛮人たちから脚光を浴びることになりました。
また、紙幣が紙くずとなった核戦争後の社会においては、ヌカコーラの蓋が金銭として使われるようになりました。フォートナイトにおいて《ヌカコーラ》を使うと、1インゴット入手できるのはその原作再現です。
ヌカ・コーラ持っててデブポとメディキが地面に落ちてるとき、ヌカ・コーラ飲んでインゴットだけゲットしてからメディキとデブポを持ってってる
fallout遊んだとき何でこんな汚い世界観のゲーム作るんだろうと思ったね水場泳いだら汚染されるとか
なんか汚れたり壊れたものが美しいというアメリカ人の性的倒錯を激しく感じた
ウォーン(解釈違いのレスに現れる怪物)
それ言うと戦争を題材にしたゲーム作った人は戦争大好き人間ってことになるゾ
ヌカコーラって飲むと1インゴット増えるの初めて知った