イベント等は多かったシーズンですが、最初と最後だけ大きく変わっていて、全体的には変化の乏しいシーズンだったと思われます。クラフトの仕様変更は成功だと思うものの、撃破回復はちょっと強すぎるし、荒削りな気がします。
全体的にはクラフトへのアンチ要素が多かったのですが、初級者狩りに使われる傾向が強いので、相変わらず上手くいってません。そろそろ異なるアプローチが必要なのかもしれません。インフィニティー・ブレードなんかも、もうちょっと様子見しても良かったと思います。
目次
v7.0
マップの変更
↓
氷山が激突して、抉れていた南西部が氷に覆われた大地へと変貌しました。シーズン中は雪原エリアが増えたり、減ったりしてくれました。週替わりで有志の作ったロケーションに変わるザ・ブロックも追加されました。
ザ・ブロック。アイデアは良かったですし、宝箱の量、取れるクラフト資源の量が多くて優秀だったんですが、立地が悪くてずっと過疎ってました。ブロックももっと中心部分にあれば、もうちょっと目立ったんでしょうけどね。
武器の追加と削除
- X-4 ストームウィング
- インフィニティブレード
- シャドーストーン
- ポケットフォート
- くっつき爆弾
- 冷凍装置
- 二連式ショットガン
- ショックウェーブグレネード
青:追加、赤:削除
影響があったものとしては、二連式ショットガンとショックウェーブあたりでしょうか。リモート爆弾が消えたシーズン6当初と比べれば、マイルドなリストラだったのかなぁ……と思います。
初期の戦闘機ストームウィングは相当強かったので、取り敢えず乗っておけば戦果が出せるだろう存在。その後、弱体化が相当入ってしまいましたが、それでも乗っておいて損はないでしょう。戦闘機では次のシーズン8では保管庫に送られるのが決定していますが、初級者救済を目的に追加されたけど、初心者狩りに使われることの方が多かったのでしょう。この手のゲームだと、割と良くある事ですが、落としどころが難しいわけです。
インフィニティブレードは登場したあと、数日で環境から消えました。個人的にはもうちょっと残して、数値を弄るなどして様子を見るべきだったと思います。メタが形成される前に消してしまったので、統計として不十分な形になった気はします。
v7.1
あんまり変化が無かった週。14日間のフォートナイトというイベントはありましたが、時期が時期だけに参加者が今ひとつだった模様。結局年始から暫く延長していました。
ゾンビ復活
シールドが自由に掛けられて、運の要素が無くなるので割と好き。
武器の追加と削除
- プレゼントボックス
- ラジカセ
- サプレッサー付きスナイパーライフル
- シックス・シューター
青:追加、赤:削除
本来ならこの週に追加される筈だったドリフトボードがバグ修正のために延期。結局、シーズン7の終わり付近までパスされることになりました。
ラジカセも見た目のインパクトは凄かったんですが、あまりに使いにくかったので、大した影響力は持ちませんでした。
サプレッサー付きSRはそれなりに使える武器であるものの、やっぱりヘビーSRほどの能力はありませんし、環境に影響を与えるほどの存在は無かったように思います。隠密性の高さよりも奇襲性の高さの方が重要ですからね。
v7.2
グライダー再展開
グライダー再展開を諦めきれなかったのか、独自のアイテムとして追加されることに。パッシブ能力なら強すぎなんですけど、アイテムスロットを埋めるグライダーに価値があるのだろうか……いや、ない。
戦闘においてはまるで役に立たないので、持っていくのが非常に憚れます。50vs系等のルールでも、早い段階で捨てる方が良いんじゃないかと思います。
武器の追加と削除
- スコープ付きリボルバー
- グライダー
- スニーキースノーマン
- クアッドランチャー
- ポケットフォートレス
- グラップラー
青:追加、赤:削除
追加アイテムに関しては全体的に微妙です。そして消えた武器としては、クアッドランチャーとグラップラーが影響大。特にグラップラーは過去最強クラスのアイテムだったので、殆どマストピック。それが消えた影響は計り知れないです。
v7.3
マシュメロタイアップイベントがありましたが、環境変化としては殆ど無し。
武器の追加と削除
- チラーグレネード
- ロケット花火
- 囲いの焚き火
- サプレッサー付きSMG
- ボルトアクションSR
- バーストAR
- ヘビーSG
- サブマシンガン(MP5)
- ラジカセ
青:追加、赤:削除
やっぱり全体的にぱっとしないアイテムが追加されています。過去には全ての武器の王者として君臨していたヘビーSGが削除されたくらい。ラジカセは……インフィニティブレードに次いで短命だったアイテムですね。
スコープ付きリボルバーとかも、いつまで生き残っていられるか……。明日は我が身である。
v7.4
久々の大規模調整。
オーバータイムチャレンジを遂行することで、次シーズンのバトルパスが貰えるキャンペーンもスタート。次シーズンに向けての布石が色々と追加されています。
クラフトの仕様変更
- クラフト資源の所持上限減少(999ALL → 500ALL)
- クラフト資源の収集効率増化(x1.4)
- 敵撃破時にクラフト資源ドロップ(50 ALL)
まず持てる資源が制限され、代わりに取得できる量が増えました。クラフトが堅すぎて、資源が切れるまではまず死なないゲームなんですが、それ故にダラダラしがちな戦闘が短縮されたので、基本的には良い修正だと思います。
クラフト資源は特に考えなくても、容易にカンストするようになったので、消耗してもリカバリーしやすくなり、詰みの状況が発生しにくくなっています。終盤は場所取りの重要性が高まりましたし、運が絡みやすくなったので、一応初級者救済にもなるでしょう。ただし勝利のみを求め合理的に行動する場合、戦闘する理由がいよいよ喪失しました。
上限が999のときはどこかで2、3キルはしてないと、資源不足で終盤が安定しなかったのですが、そういう事情が無くなってしまって暇を持てあまし気味。リリース初期のアイテム獲得競争、弾薬獲得競争だった頃から段々と緩和されてきたわけですが、もうちょっと成長性があっても良さそうです。
資源の取得量が露骨に増えたので、各地にある自動販売機も随分使いやすくなりましたが、確定でシールドを補給できる機械とか、飛行機のスポーンに材料を要求するようにするとか、資源という概念をなんらかの形で使うようにして、選択肢を増やすのは手だと思います。
撃破時回復
序盤と終盤にのみ影響するという感じですが、特に序盤のキルムーブが強くなったと思います。ミニポーションを飲んで適当に1キルすればシールドMAXです。危険地帯でも事故死がおきにくくなったので、安定性が上がりました。
ただし、HP回復系のアイテムがいよいよ空気になったのは失敗だと思います。前に爆風ダメージが対人貫通することによって、スティンクボムが陳腐化したり、グライダー再展開のせいで、ジャンプパッドなどが陳腐化したりしましたが、今回も同じパターン。
回復全般の評価が下がりましたが、特にHPしか回復できないアイテムの転落が割と致命的です。攻撃を受けて削れるのはシールドからで、回復するのはHPからだと、HP回復を使うタイミングが殆どありません。
甚大な落下ダメージ、ストームに長時間飲まれたの2パターン以外では、治療キットすら機能しなくなったので、スロットの優先度は致命的なレベルでシールドへと傾いたと思われます。囲いの焚き火の存在もそれに拍車を掛けています。
あと回復する理由が分かりにくいので初心者への障害にならないかと心配。取り敢えず、撃破時にエフェクトで通知する、シールドだけが回復するって形に変える方が無難だと思いますね。あとゾンビみたいな存在がいたら、敵を倒したらシールドが付くって形を分かりやすくできるかも。
武器の追加と削除
- インファントリーライフル
- ドリフトボード
- くっつき爆弾
- フラググレネード
青:追加、赤:削除
インファントリーライフルは割と気に入っているのですが、あんまり使っている人を見かけません。ドリフトボードは落ちていたら取り敢えず乗って、戦闘になったら降りる便利アイテム。シーズン7の追加要素としては、何だかんだで強力な2種類です。
ドリフトボードは元々v7.1で追加予定だったのが、遅れに遅れてこうなったわけですが、これ次シーズンで残ってるんでしょうか……。
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