エアストライクはv9.33で追加された変化球タイプのリーサルグレネードです。投擲するとミサイルを呼び出し、一定範囲を爆撃するんですが、やはり大ぶりなのがネックになります。
特に対人ダメージについては、エリア内に留まっていたとしても中々伸び悩むので、建築破壊に使うのが基本です。
データ

項目 | エアストライク |
---|---|
レアリティ | レジェンド |
発射形式 | 投擲 |
対人ダメージ | 60 |
対物ダメージ | 400 |
横射程 | 3.84m |
縦射程 | 3.84m |
連射速度 | 264 |
装弾数 | 2発 |
ターゲット速度 | 0.2s |
持ち替え速度 | 0.4s |
TTK100HP | 0.227s |
対人DPS | 264 |
対物DPS | 1760 |
簡易解説
投擲すると警報が鳴り響き、約2.5秒後にミサイル爆撃が始まります。ミサイル1発の爆風範囲は3.84メートルで、一般的な爆発物よりも20%程度狭いです。

1発あたりのダメージ量も対人60、対物に関しては400とかなり高いですし、ミサイルの連射力も264RPMあるので、時間当たりのダメージ量―― DPSは対人対物問わずに凄まじい。特に対物に関しては王台の1000を突破しました。
ただしミサイルが広範囲にばらけるから命中率が低く、安定した結果を出すことが難しいです。
爆撃が行われる範囲は、投擲の中心から10メートルあります。その中に約4メートル半径のミサイルが落ちてくるわけなので、思っている以上に命中弾が出ません。

相手が初見などなら別ですが、よほどの乱戦にでもならない限りは、相手がエリア外に出られなかったとしても、建築で全弾防がれると思った方が良いです。
同時に横方向からも攻撃を重ねてなんとか――といったところ。
また建築への破壊能力は確かに高いのですが、横方向に広がっていないと効き目が薄くなるので(爆風の射程が足りないので縦方向には貫通しない)、あんまり切り札感はありません。
序盤は家屋がある場所での戦闘が多くなるので、その際に使い切ってしまうのも手です。
意外と命中率が低い
7.5メートル半径のどこかに落ちて、約4メートル半径を爆撃するので、効果範囲内にいる半径0.5メートル大のプレイヤーに当たる確率は、
(3.92+0.5)の二乗 / 10.24の二乗 = 0.187……
かなり大ざっぱなパターンですが、およそ18%くらいの命中率です。すごいプレッシャーを感じるものの、実際は8割の爆撃が最初から外れます。
それが10発降ってくるわけなので、2発当たって120ダメージを出せば、およそ平均的なダメージ量になります(実際には60%くらいの発生率ですが)。
ちなみにこれは相手がノーガードだった場合です。
ちょっと建築で防がれたら、1発当たって普通のラインですし、あんまり直撃には期待しない方が良いです。よっぽどの乱戦にならない限りは期待薄です。
ちなみにノーガードの相手なのに1発も当たらない確率は、
(1-0.18)の10乗 = 0.0374……
つまりは3.8%くらいの確率で、立ち止まってる敵にすら全弾スカリが発生します。
過去の仕様だともっと命中率が低くて、12%くらいの確率で全弾スカリが発生しており、v20.3以降で命中性が改善したのですが、それでも当たらないときは当たらない。
似通ったアイテム
ラジカセ

項目 | ラジカセ |
---|---|
レアリティ | エピック |
発射形式 | 投擲 |
対物ダメージ | 200 |
横射程 | 12.56m |
縦射程 | 4.24m |
連射速度 | 85 |
装弾数 | 5発 |
ターゲット速度 | 0.2s |
持ち替え速度 | 0.4s |
対物DPS | 283 |
過去に存在した類型アイテムとしては、ラジカセの存在が挙げられるでしょう。
ラジカセは周囲のクラフトを全て破壊してしまう投擲アイテムで、シーズン7の頃に実装され、シーズン中には消えました。効果は劇的なんですが、自分のクラフトも破壊されてしまうのがネック。
有利を固定できるものの、上手く使うには状況と地形を選びました。
エアストライクはラジカセとおよそ同じ効果範囲で、発動後に自動攻撃を行う点で同じです。ただし対人ダメージを持った代わりに、対物性能が大きく低下し、また高層建築物には弱くなっています。
またラジカセより投擲できる距離が多少は伸びましたが、代わりに発動前の隙が大きくなっていて、活用するのが難しいことには変わりありません。
ロケット花火

ラジカセがあまりにも不人気だったので、それと入れ替わりで登場したアイテム。シーズン9の夏イベントでも、一日だけ帰還していたので、こっちは知っている人も多いはず。
発動が早い代わりに、効果範囲が大きく下がっています。面辺りのダメージ量は、エアストライクと大差無いので、ロケット花火のビッグエディションでしょうか。
ロケット花火の火力不足は改善されましたが、発動するのが相当に遅くなっています。
変更点
v20.3
- 対人ダメージが低下(75 → 60)
- 対物ダメージが増加(200 → 400)
- 対車両ダメージが増加(75 → 240)
- 爆撃範囲が縮小(12.8m → 10.24m)
- 子弾の爆風範囲が増大(3.2m → 3.84m)
- 子弾の数が減少(20 → 10)
- 発動までのタイムラグが減少(5秒 → 2.5秒)
対人ダメージこそ低下しましたが、代わりに命中率が上がったので期待値は同じ。対物、対車両は大幅に強化されました。
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