ガラクタ裂け目はv10.11で追加された投擲武器です。使用すると空からオブジェクトを呼び出し敵にぶつけられます。
スティンクグレネードに続いて、対人ダメージ貫通がついた投げ物第二弾。強化型フラググレネードみたいなもので、足下の敵などに使うと効果的。命中率は悪いですが、当たればワンチャンある武装なので、取り敢えず拾っておいて損はありません。
データ
項目 | ガラクタ裂け目 |
---|---|
レアリティ | エピック |
発射形式 | 投擲 |
ダメージ | 100 |
対物ダメージ | 1500 |
横射程 | 5.12m |
縦射程 | 5.12m |
連射速度 | 120 RPM |
装弾数 | 4発 |
ターゲット速度 | 0.2s |
持ち替え速度 | 0.4s |
対人DPS | 200 |
対物DPS | 3000 |
出現スタックは2個、最大スタック数4個です。
解説
攻撃力は高い
ガラクタ裂け目は変則的な投擲武器です。
投擲するとイカリ、パトカー、恐竜、架設トイレのいずれかを上空に召還し、それが落下することで攻撃します。
落ちてくるオブジェクトは地面に衝突するまでは止まらず、その間にあるあらゆるクラフト、建造物を破壊します。オブジェクトに接触したプレイヤーには200ポイントのダメージを受けます。直撃判定は周囲2.5メートルしかありませんが、当たれば確定ダウンなのは大きいです。
また落下オブジェクトが地面に接触すると衝撃破が発生します。衝撃破は周囲5.12メートルに及び、対人100ダメージ、対物1000ダメージを与えます(共に貫通)。衝撃破には20メートル程度のノックバック効果も付いています。
このノックバック効果によって、デュオ以上のルールにおいては、喰らった味方をフォローするのが難しくなっています。吹っ飛ばされてしまうので、クラフトで囲うのが間に合いません。
瞬間火力においては、過去の爆発物のどれよりも強力です。まさに切り札的な存在だろうと思います。
隙が大きい
同じ高さに攻撃する場合には、落下までのタイムラグは2.5秒になります。
同じ高さという条件が付いているのは、出現地点になにか高い建物があった場合、裂け目の出現位置が変化するからです。高い建物で使うと、更に落下までのタイムラグが大きくなります。
裂け目の出現時には特徴的な音もするため、相手が避けようとすれば簡単に避けられてしまいます。
アイテムが出現する
ガラクタ裂け目を使用すると、何らかの武器や消耗品も出現します。何が出てくるかはランダムです。
弾薬やクラフト素材は必ず4スタック出現します。
武器はレア以上のものが10%の確率で出現します。
落下オブジェクトをピッケルで殴れば、クラフト素材を獲得することもできますが、効率がどれも悪いためお勧めしません。一番ましなイカリですら、1.8金属しか取れません。
運用に関して
敵に対して投げる
クラフト内部に籠もっている敵に対する攻撃用投擲品です。
フラググレネードがモーション込み3秒で爆発することを考えると、少し当てにくくなりましたが、その分火力面が強化されています。
2.5メートル半径には200ダメージですし、それ以遠もフラグと同じ性能を持ちます。20メートルのノックバックも含んでいますし、レアリティが向上した分だけ順当に強化されました。
ただし1個投げただけだとまず当たりません。
籠もっている敵の周囲に撒いておき、逃げた先で当たるように使うのが堅実なんですが、それでも当たるかどうかは運次第です。
まぁ第二次大戦期の魚雷みたいなものでしょうか。命中率が悪いので扇状にばらまいて敵が当たることをお祈りするわけですが、それに通じる部分があります。
スポナー破壊
リテイル・ローに存在するスポナーの破壊に使えます。当たったら確定破壊なので、1個で補給物資相当のアイテムに変化します。
勿体ないような気もしますが、ソロモードだと時間切れまでに壊しきるのも難しいので、さっさと使っても良いでしょう。
補給物資は2つの消耗品が同梱されるので、ガラクタ裂け目が新たに出現して、数が減らない場合もあります。
エアストライクぇ……
シーズン9に登場し、速攻で消えたエアストライクを大幅に強化したアイテムと言えるでしょう。
エアストライクが投擲から5秒のタイムラグだったのが半分にまで削減。投擲位置に対してピンポイントに攻撃するようになり、クラフトでの防御が無効になりました。
一応、攻撃出来る範囲だけはエアストライクが上なんですが、その拡散ぶりが最大の欠点だったので……。結局、爆心地にいても全然問題ないという使い道の無さ。2個あっても役に立たないレベル。
それに比べれば絶対に敵を動かすことができ、必ず2個セットで落ちているのだから、圧倒的な戦力差があります。