フォートナイト通算6個目のマップが実装されたチャプター6開幕時の変更点のまとめです。
全体的にチャプター3~4時代への回帰を感じられる仕様が多く、チャプター5の異色感が強まるというか、このまま黒歴史になるんじゃないか……という印象すらあります。
新武器がずらりと並んでいますが、一部を除いて実用的でバランス調整も良く出来ています。
目次
新武器
チャプターの切り替わりに伴い登場する武器がほぼ一新されました。
共通事項として、アサルトなどの汎用火器から弾速が消えました。元々、弾速なしがデフォルトだったゲームなので、1年越しに元の鞘に収まった形です。
新武器たちは過去の人気武器のリバイバルみたいな側面が強いものの、それ故にバランスが良いです。役割の重複も少なく、優れたバランスになっています(1名を除く)。
ホロツイスターAR
チャプター6の顔役になりそうなサイト付きARです。ADSすると高精度で攻撃でき、DPSも高水準という隙の無い武器で、即着1なので動いている相手にも高い命中率を発揮します。
チャプター4時代の《ツインマグAR》に近しい立ち位置で、ほぼ互換の運用ができると思います。《ツインマグAR》ほどの近距離性能はありませんが、その分だけ遠距離の減衰が弱いです。
依然として建築ありでも十分な性能を持っており、ゼロビルド環境ではまず1強状態になると思います。
フューリーAR
サイトが付いていないので精度は落ちますが、《ホロツイスターAR》よりも高DPS2です。
チャプター3時代に登場した《ハンマーAR》酷似した性能を持っており、基本性能では上回るものの、射撃精度が少し落ちます。
かなり万能型のアサルトなのですが、それ故に器用貧乏にもなりやすいです。現時点では素直に高火力なSMGが不在なので採用できますが、後発として《コンバットSMG》みたいな奴が出てくると、途端にダメダメ扱いされるかもしれません。
ミシック版は《将軍X》討伐時のランダムドロップなのですが、レアリティ以上の高DPSなので優秀です。
ヴェールドプレシジョンSMG
名前が長すぎて入力しにくいSMG族の武器です。見た目的にMP7っぽいですが、サイト付属で高精度な攻撃ができます。
即着でサイト付きのSMGは過去にいくつか存在しますが、それらが不発だった故に順当にインフレしています。サイト付きSMGとして歴代最強と呼んで差し支えないと思います。
サイト付きSMGにはSMGにしては火力が低いし、アサルトに比べると射程が短いというバランス調整上のジレンマがあるので、割と強気な調整になっています。
ミシック版は固定配置のNPC《夜薔薇》を討伐することで入手できます。
サージファイアSMG
撃ち始めが弱く、段々と発射レートが上昇するという《SWミニガン》のような特性を持ったSMGです。
1発ごとに射撃レートが10%ずつ加算され、最終的には1.9倍のレートで上限に達します。最高レートは827RPMあるので、DPSも210くらいには到達します。射撃精度もSMGにしては高いです。
ただしライバル武器が190DPSくらいは普通に出してくるので、スロースターターでそれに勝てるかと言われると……。正直、250DPSくらいあっても罰は当たらないと思いますし、新武器で唯一のハズレ武器かもしれません。
センチネルポンプSG
チャプター5時代のポンプ枠《ハンマーポンプSG》が打点不足で不評よりだったので、より高打点になって帰ってきたチャプター6時代のポンプ枠――だと思います。
《ポンプSG》よりも少しだけ射程が減少したものの、その代わりに射撃精度が向上したので安定性が高いです。建築ありでは近距離での戦いを重視する場合の主力のSGだと思います。
ミシック版のみダメージ上限値が200あるので、建築ありではヘッドショットで確定1HKになります。
ツインファイアオートSG
名前がオートSGなのですが、明らかに《ドラムSG》の系譜に属する武器です。
チャプター5時代に登場した《フレンジーオートSG》が165DPSあったので、150DPS止まりの《ツインファイアオートSG》は明らかに火力が下がっています。射程も減少しました。代わりに射撃精度が向上しています。
この手の武器は建築ありでは微妙扱いになるので、基本的にはゼロビルド向きだと思いますが、《ドラムSG》、《フレンジーオートSG》と年々弱くなっている気がします。
オニSG
装弾数が少なくて不安が残るものの、長射程で40メートルまでは威力が下がりにくい特徴を持ったSGです。チャプター4時代の《シャープトゥースSG》を滅茶苦茶弱くしたような武器ですが、連射できるのでゼロビルド環境では使いやすくなりました。
《レンジャーSG》とは似て非なる存在であり、意外と可能性を感じられる武器です。
タイフーンブレード
戦闘にも使えるけれど、火力自体はそこまで高くない近接武器です。
チャプター5時代には恐ろしいインフレを続けていた近接武器ですが、《タイフーンブレード》はDPS72と平均を下回るものであり、飛び込みも強くありません。
移動用途としては《シュリのブラックパンサークロー》より高性能なのですが、《虚空の鬼の仮面》があるので最終的にはどうかというところです。
火の鬼の仮面
ホーミング能力を持った火炎弾を飛ばす攻撃アビリティです。対人100ダメージで、60メートルまではロック機能が働きます。
建築ありでは簡単に防がれるので微妙枠ですが、ゼロビルドだと割と強そうです。
虚空の鬼の仮面
投擲した光弾の位置に向かってテレポートする移動用のアビリティです。
投擲してから能力を発揮するまでにタイムラグがあるので奇襲性は低いのですが、予め設置しておくなどで緊急回避 + 奇襲攻撃にも繋がります。使い道は広いので要研究といったところでしょうか。
取りあえず移動用に使えるので、シーズン中に広く使われることでしょう。
新たなる野生動物
チャプター4・シーズン3に登場した《殺人蜂》以来の新種です。その場で効果を発揮してくれる他、所有して連れ歩くことができます。
保管庫からの復活
サイレンサー付きピストル
- 基本精度が上昇(70%~65%)
- 精度の最低値が上昇(30%~25%)
- レアリティによる精度の向上が削除
新武器だらけの環境において唯一の復帰組です。復活に際して大幅に射撃精度が上昇していますが、元が古い武器だけあって、これだけ性能が上がっても主要武器には少し劣ります。
ダメージモデル的には《ヴェールド プレシジョンSMG》に少し劣る程度ですが、ADS時の射撃精度に極端な差があります。腰だめ撃ちの精度でも負けているので、同じレアリティなら《ヴェールド プレシジョンSMG》優先で良いと思います。
これまでは新チャプターのたびに新しいピストルが生み出され来たのですが、《タクティカルピストル》という例外を除いて、どれも野良環境では空気だったので、改めて作る必要もないだろう……という判断なんでしょうか。
ピストル種のデザイン空間が狭くて、武器の差別化が難しいというのもあると思います。
新マップ
特筆するような特徴がないものの、無難にまとまっていると思います。チャプター5時代から踏襲された列車ですが、空気化を防ぐためにミシックが配置されるようになっています。
新アクション
様々なパルクール要素が追加され、更に操作が複雑化しました。積極的に使うのは《ロール着地》と《壁登り》あたりでしょうか。
《壁登り》は建築を縦方向に伸ばす際の新しい手段として使えるので、取りあえず覚えておいて損はないです。
デスラン系のクリエイティブマップが大量にあるので、それとの親和性が高く、バトロワよりもそっちを意識した新要素なのかもしれません。
OG チャプター1・シーズン1
若干前後していますが、v33.0中には開始される模様。
ダブルポンプの再現は公式で発表されていますが、今となっては古すぎる仕様が多いので、まんま再現にはならないでしょうし、武器バランスも今の方が良いですからね。
スコープ付き武器たちは、(左Shiftキーとかで)スコープを外すと何か変わるのですか?
サイレンサーピストル精度かなり良くなってます