仁王2: 有用な陰陽術・陰陽ビルドのまとめ

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陰陽術は仁王1から弱体化が進んでいるものの、腐りにくいユーティリティとしてゲームに与える影響は大きいです。

奪霊符、結界符、金剛符、護身符など戦闘を有利にしてくれるバフ系アイテムを持っています。

攻撃に類する能力は忍術に比べて劣るので特化運用には向きませんが、取りあえずとして呪30くらいは振っておいて問題無いと思います。

バフ系

陰陽術の主力が集まっています。攻撃力を上げる手段が前作より制限された関係から、防御系等の方が優秀な状況になっています。

奪霊符

攻撃を当てた敵がアムリタを出すようになる変則的なバフです。

これ単独だと大きな影響力を持たないものの、組み合わせる対象しだいでHPが回復したり、攻撃力が上がったりします。

特に有用なのは下の二つです。

  • 天眼孔雀(守護霊)
  • アムリタ吸収で体力回復(胴防具OP)

天眼孔雀はアムリタ吸収時に構えごとに異なったバフ効果を与えます。上段で攻撃力増化、中段で防御力増化、下段で気力回復速度増化です。どれも効果幅が強くて、陰陽術の修羅符、金剛符を上回ります。

特に上段の影響力が高くて、ボス戦などではまず掛けておきたいです。

また胴部分の防具にのみ付けられる特殊効果「アムリタ吸収で体力回復」を使えば、アムリタ1つ辺りで30前後のHP回復が掛かります。殴るたびに複数のアムリタが出現する関係から、十分に防御を固めた状態だと滅茶苦茶タフになります。

他に有用なOPも少ないので、胴部分の防具に打ち直しで付けておくと重宝します。

総じて奪霊符単体では大きな効果は得られませんが、組み合わせる先が優秀なので、便利な総合陰陽術になっています。長期戦になりがち、HPが少なめな1週目の方が効果的なのですが、2週目以降でも十分に使えます。

陰陽術の中でも効果時間が長い方で、術力を伸ばすと更に効果時間が伸びるのも長所の一つです。呪30でも1分30秒くらいは持続します。

結界符

気力回復速度が大幅に増加し、常世に触れた際に自動解除します。

陰陽術としては効果時間が少々短いのが欠点ですが、デバフ系と比べれば倍くらいの持続性はあります。呪30のときで40秒くらいで、呪ステが伸びることで効果時間が伸びます。

開幕のラッシュ攻撃や、常闇へのカウンターになるので、多少はストックしておきたいです。

金剛符

防御力が上昇する陰陽術で、受けるダメージが33%程度減少します。呪ステによって効果時間が変動する呪符で、効果自体は固定になります。

効果時間は呪30で1分10秒くらいです。

低ステータスの1週目で使っても、それなりの効果が見込めるという点で優れています。

また同じバフ系の護身符、デバフ系の封力符とのシナジーも見込めます。

護身符

受ける物理ダメージを一定量無効化します。

無効化できるダメージ量は呪ステに依存しますが、およそ1000以上は無効化できます。効果時間もカウントする必要がないくらいに長い。

これでダメージを無効化した場合でも、完勝の称号は取れます。

単体でも強いのですが、金剛符や封力符によってダメージを減らすことで、より持続性を高めることができます。初動でごり押しする場合に便利です。

開運符

幸運を+200します。効果時間は1分10秒くらいです。

1週目はどうでも良いのですが、2週目になると神器の出現率が10%くらい増えるので、敵との戦闘前に使っておくと良さそう。

なお宝箱や、アムリタから出現するアイテムは変化しません。

デバフ系

戦闘前に使えないのと、奥義「陽の刹那」なしでは隙の大きさの割に、効果時間が短いのが欠点です。耐性を持っている敵も多いので、今作では今一つな印象がぬぐい切れません。

封力符

間接的に耐久力を上げるわけですが、自身に掛ける金剛符と比べて効果が強い代わりに、効果時間が短く

封力符の場合、金剛符以上のダメージ低下を見込めて、呪ステ30程度でも66%のダメージをカットできます。

反面、持続時間が相当に短くて30秒くらいしかありません。

相手の動きを見ながら保険を掛けるような使い方には向かないので、もう殴り合いに持ち込むことが前提になると思います。

封力符を掛けて被ダメを軽減したら、ごり押しで敵のHPを削り、効果が切れるまでに引いてHPを回復するという流れが理想的です。金剛符や、護身符を併用するとより安心です。

属性攻撃

忍者の幻術と違って、爆発力に掛けるのが欠点です。ボス相手への削りよりも、属性ビルド時の補助攻撃などに徹するのが無難です。

陰陽術の方が素のダメージ量で勝るのですが、同じくらいの術力で+50%程度です。

対して忍術には奥義による+40%補正、気力ゼロ時に+400%補正があるので、陰陽術だと最終的な火力では勝てません。

火、雷、水の敵への与ダメージ増化を組み合わせ、相手ごとに使い分けるのが良いでしょう。+50%ダメージを狙える混沌やられを狙うのも手です。

奥義「陽の刹那」を使うことで、発動を速めることができるなどの利点を生かせれば良いのですが……。

陰陽・奥義

陽の刹那

陰陽術の使用が高速化するので、デバフ系、属性攻撃が効果的になります。

バフ系の陰陽術はそもそも効果時間が長いのと、陰の長久による効果時間延長によって、更に持続が長くなるので、

活用するならデバフ、属性攻撃を多用する必要がありますが、それへの特化が難しいのも陽の刹那に対する評価を下げています。

陰の長久

バフ系アイテムの効果時間を50%伸ばします

説明書きにはないので、バグなのか仕様なのか不明ですが、これには陰陽術以外も含みます。例えば忍術アイテムの「剛力丹」等でも効果時間が伸びるので、地味に色んな要素に対して影響力を持っています。

ボスとの戦いではもちろん、道中でも効果的な奥義になっています。

陰陽ビルド

陰陽術による効果時間、効果幅は陰陽術・術力によって強化されます。呪、勇のステータスを伸ばすことで術力が増えるので、特化するなら呪99+勇高になると思います。

陰陽武者2 + 玄冥陰陽3

  • 陰陽術ダメージ(無傷) +10%
  • 陰陽術 術力 +73

八尺瓊勾玉があれば、自由裁量な部分がかなり多いです。

反面、伸びしろがなくて、特化型としての運用はやっぱり難しいです。属性ビルドを併用していくことになるとは思います。

最悪、バフ系の持続が長いことだけも価値はあるのですが、見合った価値と言えるかは怪しい……。

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