シーズン5から若干の変更が掛かったストームと安全エリアの仕様と、ストームに関する立ち回りなどの考察です。あんまり経験がありませんが、クラフトが堅すぎて膠着状態が起こりやすい最終局面において、動的に盤面を動かそうということなんでしょう。
ストーム収束について
危険エリアは戦闘領域を縮めることによって、闘わざるを得ない状況を作る仕様です。ゲームによって色んなパターンがありますが、本作の場合はスタンダードな円形をしています。
青い円が現在のストーム境界線、白い円が次の収束境界で、紫のエリアにいると徐々にダメージを受けます。
ステージ | 猶予時間 | 収束時間 | ダメージ | ストーム移動 |
---|---|---|---|---|
1 | 3分20秒 | 3分 | 1 | なし |
2 | 2分 | 2分 | 1 | なし |
3 | 1分30秒 | 1分30秒 | 2 | なし |
4 | 1分20秒 | 1分10秒 | 5 | なし |
5 | 50秒 | 1分 | 7.5 | あり |
6 | 30秒 | 1分 | 10 | あり |
7 | - | 55秒 | 10 | あり |
8 | - | 50秒 | 10 | あり |
受けるダメージはシールドを無視します。ステージ2までは毎秒1点ですが、ステージ3に入った時点――2回目の収束完了時から2点になります。以降ステージ毎にダメージが増化していきます。
ストーム収束と敵の配置
ストームの収束は時間が一定で、収束する距離が可変です。
収束する距離が長いほど、ストームの境界の移動速度も速くなります。青の区間に比べると、赤の区間はストームの境界が追いかけてくるのが高速になるので、ストームの被害を受けやすくなります。
また収束区間が広いということは、そこに含まれる敵プレイヤーの数も多いということになるので、早めに移動しておかないと事故りやすくなります。特に収束区間に複数の都市を含む場合には注意が必要です。
境界付近の有利位置を押さえられれば、検問して敵を楽に打倒するチャンスですが、遠い場所から移動する場合には、先客がいる可能性が高いです。
逆に収束区間が短いエリアだと、その間にいる敵も少ないので交戦率が下がります。
戦闘を回避するなら、一端収束が狭いエリアに移動して、それから安全エリアに向かうというのも一つの手です。時間をロスするのが欠点ですが、消耗を押さえられるかもしれません。
ストーム内での回復
まず最初に、移動は速やかにしてストームに飲まれることは極力避けましょう。
フォートナイトのインベントリは5枠しか無く、余った枠もシールドで埋める方が理想的なので、そもそもHP回復用のアイテムは持ち歩きたくないです。あとはプレイヤーのスキルに依存しますが、通常マッチではHP回復が腐りやすいとは思います。
少し削れた程度なら、各地に存在する焚き火や、リンゴなどの消耗品を使うと良いでしょう。
包帯と治療キット
包帯を使う場合は、4秒掛かって15HPしか回復しない点に注意しましょう。ステージ3のストームなら毎秒2点ダメージなので、時間的な猶予は一巻き1.5秒しか増えません。連続で巻いたとしても、ストーム内で移動できる距離は限られています。
治療キットの場合は使用に10秒掛かるので、ステージ3以降はHP21以上のときに使い始めないと間に合いませんが、稼げる時間は軽く40秒を越えます。ステージ2の収束完了と同時に2点ダメージになるので、その辺りを逆算しておきましょう。
魚による回復
チャプター2で登場した魚はHPを高速で回復できる特性を持ちます。ただし入手条件がやや難しい魚も存在します。
フロッパーは純粋なHP回復能力ではトップクラスの性能を持っています。例え1個でも治療キットよりも優先で良いです。
スラープフィッシュはHPだけでなくシールドも回復できる最強の回復アイテムになります。ここまで強いと、エリクサー病を発症して、ちょっとストームに飲まれた程度なら使いたくなくなるのですが……。
ストーム内耐久
ストーム内で耐久する戦術もルールによってはありです。
クラフトが強すぎて、防御優勢なゲームなので、回復があるのなら、相手の自滅を待てばよいという話。
特に収束の最終段階ステージ8以降では、いよいよストームに飲まれない場所が無くなるので、ほっこり焚き火などを駆使して体力を維持して、敵の自滅を待つことができます。
焚き火は最大で4マス分まで重ねられて、3マスおきすれば治療キットの使用が間に合います。
アリーナの場合(嵐の目の移動)
アリーナの場合は、ステージ後半においてストームの眼が移動するようになります。
7、8、9回めのストームの目は、ただ単に縮むのではなく、ランダムな方向に動くようになりました。ストームが迫ってくると、ストームの目は新たな場所へ向かって移動し縮小していきます。
次の安全エリア表示がストームの中になっており、この場所に向かって嵐の目が移動して行きます。
白い円が安全エリアの移動先です。
ストームが止まっている時間もドンドン短くなっていき、最終的には回復する暇も無い移動競争になります。この辺りの事情が、使用するまでの時間が長い治療キット、シールドポーションなどのアイテムが評価されない理由です。
ゲームに慣れていないようなら、無理に闘うよりも逃げ続ける方が勝率が高いぐらいです。
位置取りとしては、円の移動がしやすい場所が有力ですが、地形の高低もあるので一概には言えません。また有利位置を押さえる場合には、敵プレイヤーからのヘイトを集めるので、クラフトによってガッチリ固める必要が出てきます。
周囲を覆って横に陣地を広げると良いです。
逆に一番遠い場所はストーム境界の収束が速く、少し飲まれただけで大ダメージを受ける可能性があるので注意が必要です。
ジャンプパッドや、ポータブル裂け目があると、移動時の負担が少し減りますが、残り人数の大小によって有用性は変わって来ます。少人数のときに使うと、ヘイトが高すぎて、危険な行為です。
逆に残り人数が多い時は、確定で上を取れて、しばらくの間狙われなくなります。
野良の場合だと、残り人数が少ないようなら、ストーム移動が始まる前段階ぐらいで頭数を整理するのも1つの手です。もちろん有利位置の相手には仕掛けない方が良いですが、乱戦になるよりは運が絡みません。
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