《サブマシンガン(旧)》はフォートナイトのリリース時から存在した武器です。火力だけは高かったのですが、精度面がかなり悪く、ダブルポンプ全盛の時代であったために、使われることは殆どありませんでした。
名前を後の《サブマシンガン》に奪われたこともあり、復活は絶望的かと思われましたが、OGの導入に伴って再び姿を現しました。
データ

項目 | コモン | アンコモン | レア |
---|---|---|---|
発射形式 | フルオート | フルオート | フルオート |
最大ダメージ | 14 (20m) | 15 (20m) | 16 (20m) |
中ダメージ | 9.8 (30m~) | 10.5 (30m~) | 11.2 (30m~) |
最小ダメージ | 5.6 (40m~) | 6.0 (40m~) | 6.4 (40m~) |
クリティカル | 2.5 x | 2.5 x | 2.5 x |
対物ダメージ | 16 | 16 | 16 |
連射速度 | 900 | 900 | 900 |
装弾数 | 35 発 | 35 発 | 35 発 |
リロード時間 | 2.5 s | 2.4 s | 2.3 s |
腰だめ精度 | 1.5 - 8.6 | 1.4 - 8.3 | 1.3 - 8.1 |
ADS精度 | 1.2 - 6.6 | 1.1 - 6.3 | 1 - 6 |
精度補正(屈み、歩き) | -10% / +15% | -10% / +15% | -10% / +15% |
持ち替え | 0.4s | 0.4s | 0.4s |
TTK100HP | 0.467 s
HP200:0.933 s
HP250:1.133 s | 0.400 s
HP200:0.867 s
HP250:1.067 s | 0.400 s
HP200:0.800 s
HP250:1.000 s |
対人DPS | 210 | 225 | 240 |
対物DPS | 240 | 240 | 240 |
簡易解説
不遇の元祖SMG
《サブマシンガン(旧)》はフォートナイトの黎明期、チャプター1・シーズン1~2に掛けて存在していたSMG族の元祖に当たる武器です。
精度があまりにも悪いものの、DPS1だけは高いのが特徴です。チャプター2になって登場した《速射式SMG》の前身にあたる性能、性質を持ちます。発射レートが400RPMを越えているので、ターボ建築に対する弾抜けも発生します。
火力を活かして密着、ごり押しを狙いたいわけですが、チャプター1の前半はダブルSG構成が取れたので、SMG全般が日陰者扱いでした。《サブマシンガン(旧)》もその例に漏れない武器であり、度重なる上方修正も焼け石に水でした。
OGが追加され《サブマシンガン(旧)》も奇跡の復活を遂げますが、相変わらず使い勝手は悪いです。取りあえず《ポンプSG》2本の方がベターであり、それを代替する武器に留まります。《タクティカルSMG》より火力があるので、特化型の分だけ可能性はあるかと思います。
黒歴史へ
《サブマシンガン(旧)》チャプター1・シーズン2にて退場しましたが、日本語版のリリースがシーズン3からなので、日本だと知る人ぞ知る武器かもしれません。
そして知名度を下げる要因となっているのが、同姓同名の別人がいることです。チャプター1・シーズン5にて特性が異なる新生《サブマシンガン》が登場し、それに名前を奪われてしまうという珍事が発生します。

《リボルバー》など同じ憂き目にあった武器はチラホラあるのですが、そっちは後々に復活したりしているので、本気で存在が抹消、上書きされていたのは《サブマシンガン(旧)》だけです。
威力減衰の実装
汎用武器に威力減衰が導入されたのがv3.4なので、長らく威力減衰が実装されたことのない唯一のSMGでした。
しかし、過去の再現環境である筈のOG:チャプター1・シーズン2では独自の調整として武器のパラメーターが大きく変更され、元祖の《サブマシンガン(TEC-9)》とは異なる武器へと変貌しました。
それに際して威力減衰も実装され、遂に威力減衰がないSMGは環境から消滅しました。
武器比較
項目 | サブマシンガン(旧) | サブマシンガン | 速射式SMG |
---|---|---|---|
レアリティ | ![]() | ![]() | ![]() |
発射形式 | フルオート | フルオート | フルオート |
最大ダメージ | 16 (20m) | 18 (20m) | 15 (20m) |
中ダメージ | 11.2 (30m~) | 12.6 (30m~) | 10.5 (30m~) |
最小ダメージ | 6.4 (40m~) | 8.1 (40m~) | 6.8 (40m~) |
クリティカル | 2.5 x | 1.75 x | 1.75 x |
対物ダメージ | 16 | 18 | 15 |
連射速度 | 900 | 660 | 900 |
装弾数 | 35 発 | 30 発 | 20 発 |
リロード時間 | 2.3 s | 2.1 s | 1.5 s |
腰だめ精度 | 1.3 - 8.1 | 3.7 - 4.3 | 4 - 9.5 |
ADS精度 | 1 - 6 | 3 - 3.55 | 1.8 - 4.28 |
精度補正(屈み、歩き) | -10% / +15% | -10% / +5% | -10% / +15% |
持ち替え | 0.4s | 0.4s | 0.4s |
TTK100HP | 0.400 s
HP200:0.800 s
HP250:1.000 s | 0.455 s
HP200:1.000 s
HP250:1.182 s | 0.400 s
HP200:0.867 s
HP250:1.067 s |
対人DPS | 240 | 198 | 225 |
対物DPS | 240 | 198 | 225 |
命中率を捨てて、火力だけに特化したSMGです。後に登場した《速射式SMG》にも似ていますが、それよりもリコイルが小さいので扱いやすく、長くデフレが続いたチャプター2時代であれば、主力として使われた可能性もあったでしょう。
名前を奪った《サブマシンガン》は、威力減衰こそあるものの、登場した当初には《サブマシンガン(旧)》の上位互換に近い性能をしていました。後に弱体化が進んで今のような火力特化の《サブマシンガン(旧)》と、バランス型の《サブマシンガン》へと別れました。
今であればどちらも同じくらいの性能ですが、特化型である分だけ《サブマシンガン(旧)》の方が好まれるかもしれません。
変更点
v33.3
- 威力減衰の追加(20m – 40m)
- 撃ち始めの拡散が縮小(各レアリティ-66%)
- 拡散の最悪値が増大(各レアリティ 50%)
色々と変更されて、全く別物の武器へ。
v1.8.3 hotfix
- ダメージが増加(12/13/14 → 14/15/16)
- 装弾数が増加(25発 → 35発)
チャプター1・シーズン1時代に急速な性能向上がありました。初期の《サブマシンガン(旧)》があまりに弱すぎたことや、《ポンプSG》の評価が急激に上昇していった背景によるものです。
v1.8
- ダメージが増加(11/12/13 → 12/13/14)
- リロード速度が増加(15%)
- DPS: 時間当たりのダメージ量 ↩︎
ダブルポンプのせいであまり目立ってないけど距離減衰なし+ヘッドショット倍率2.5倍で連射速度15だから結構強い
もう豆鉄砲になっちゃたけどね