フォートナイトにおける戦闘の基本、射撃システムの基本を解説した投稿になります。
取り敢えず1勝目を目指すときに押さえておきたい部分や、TPSの仕様に纏わる要素、攻撃を当てる方法などをまとめています。
目次
武器の種類と重要度
ゲームに慣れるまでは色んな武器を試してみて、得意不得意を把握するのが重要ですが、現在の環境においてはライフル群、ショットガン群の重要度が最も高いです。
ライフル
中口径の弾薬を使用し、それなりのダメージを持つバランス型武器の総称です。射程が長く、弾速が速く、連射もできます。
種類はいくらか存在しますが、初心者ならアサルトライフルを使うのがお勧めです。射撃精度に難が残りますが、純粋なパワーで勝ります。それなりの連射力もあるので、万人向けのライフルになっています。
より高精度の攻撃がしたいのなら、バーストアサルトライフルを使うと良いでしょう。アサルトライフルよりクロスヘア(後述)が小さいので、狙いが正確なら高い命中率を発揮します。
ショットガン
アサルトライフルと並んで重要なのがショットガンです。普通のバトルロイヤルなら評価されにくい武器なんですが、フォートナイトにおいては事情が異なります。
クラフトによってどこでも入り組んだ場所になるため、近距離用の武器として腐ることがありません。同じ近距離用の武器でも、サブマシンガンなどよりも遙かに強力です。
現状、入手性の高いショットガンは複数ありますが、慣れない間はタクティカルショットガンを使うと良いです。連射が効くので扱いやすいです。ただし射程が短めなのと、精度不足で大ダメージが出にくいです。
弾速(ヒットスキャンとプロジェクター)
フォートナイトに登場する武器には、飛んでいく弾の特性が2通りあり、それをヒットスキャン(即着)、プロジェクター(弾速あり)と呼びます。
ヒットスキャン
アサルトライフル
ショットガン
サブマシンガン
ピストル
フォートナイトに登場する武器の大部分がヒットスキャン――すなわち即着に属します。即着の特徴は、攻撃した瞬間に命中判定が起きることです。
言うなれば弾速が無限大の状態です。
目標が遠いと弾が当たるまでに時間が掛かる――といったリアルな処理は発生しません。
弾が飛んでいくエフェクトが表示されていますが、これらは飾りなので命中とは関係ありません。画面に表示されている照準に収めていれば、あとは運しだいで命中します。
プロジェクター
プロジェクターは弾速のある武器のことです。遠くの目標に攻撃するに際し、命中判定までのタイムラグが発生します。
スナイパーライフル
弓
ランチャー
投擲系の武器
これらは目標の移動速度や、到達までの距離を逆算しないと当たりません。また重力落下も発生するので、どうしても命中率が下がります。
特性上、タイムラグが小さくなる近距離の方が当てやすいです。また止まっている相手には当てやすくて効果的ですが、動いている相手は苦手とします。
射撃精度と命中率
射撃精度の仕組み
ゲーム画面の中央をよく見ると、照準器のようなものが表示されていると思います。
これをクロスヘア、あるいはレティクルと呼び、「弾がこの辺りに飛びますよ」という目安になっています。
例えば下のスクリーンショットはサブマシンガンのものですが、赤く染色した範囲のどこかにランダムで弾が飛びます。
どこに飛ぶかはランダムなので、範囲内にすっぽり敵が収まっている場合を除いては、当たるかどうかは運次第になります。この当たり外れの具合をブルームと呼んだりします。
武器によってクロスヘアの大きさが異なり、小さい方がより正確に弾が飛びます。遠くの敵に攻撃をバシバシ当てたい、運にされるのが嫌ならば、クロスヘアの大きさも武器選びにおいて重要な要素になってきます。
命中率を高める方法
下の3点を押さえておくと、同じ武器を使っていても命中率に差が付けられます。
- ADS(ターゲットモード)を使う
- 止まった状態で射撃する
- しゃがんだ状態で射撃する
例としてアサルトライフルを上げますが、この武器は移動撃ちしたときの精度ペナルティが80パーセントもあります。
項目 | アサルトライフル |
---|---|
レアリティ | レジェンド |
発射形式 | フルオート |
最大ダメージ | 36 (50m) |
最小ダメージ | 23.4 (100m~) |
クリティカル | 1.5x |
連射速度 | 330 RPM |
装弾数 | 30発 |
リロード時間 | 2.1s |
腰だめ精度 | 2.4 - 3.85 |
ターゲット精度 | 1.55 - 2.5 |
精度補正(しゃがみ、歩き) | -20% / +80% |
持ち替え | 0.4s |
対物ダメージ | 36.0 |
TTK100HP | 0.364s |
対人DPS | 198 |
対物DPS | 198 |

上記はぴたりと止まっているとき、横に移動しているときにおける拡散範囲です。赤いサークル内のどこかにランダムで弾が飛びます。
動きながら射撃すると、クロスヘアが大きくなって、弾がまっすぐに飛ばなくなるのが分かるでしょうか。この状態では、遠くの敵に攻撃が当たる確率が低下します。
逆にしゃがみ状態だと、僅かにクロスヘアが小さくなって、攻撃が当たる確率が上昇します。
ただし、実戦において無闇に立ち止まると危険です。狙撃される可能性も高くなります。相手からの反撃を受けにくい状況作り(不意打ち、漁夫攻撃)、クラフトで周囲を守る癖をつけましょう。
なお、静止状態を維持していると、最初の一発が必ず真っ直ぐ飛ぶようになるボーナスが付きます。遠く離れた敵を攻撃する際には活用しましょう。
カバーを使って不意打ちする
TPS(三人称視点のシューティングゲーム)における基本事項です。
画面を映し出すカメラの位置が操作しているキャラクターの背後にあるので、上記のスクリーンショットのように、木や壁に隠れながらでも周囲を窺うことができます。
敵が何をしているのかを確認できる他、そこから奇襲を掛ければ大ダメージを与えやすくなります。特に高低差があると敵からの反撃を受けにくくなるので、攻撃前に意識して屋根に登る、高所を取るのを心がけると良いでしょう。
逆を言えば、自分がカバーに潜んだ敵から攻撃されると危険なので、後手に回ったときはすぐさまクラフトで防御する必要があります。また敵が潜んでいそうな場所、敵が居たら不利になりそうな場所ではウロウロしないようにしましょう。
射撃位置の確保
戦闘においては高所を取ると有利になります。理由は色々ありますが、敵の接近を把握しやすく、敵からは目視されにくいというのが大きいです。
また高所に移動するにはコストが掛かります。戦闘中に上から下へ降りるのは楽ですが、下から上に昇るのは大変です。必然的に上側が主導権を握ることになります。
敵が抑えている状態で無理に上を取り返す必要は無いですが、チャンスがあれば高所を取る意識を忘れないようにしましょう。
特に最終局面ではそのまま勝敗に直結してくるので、事前の立ち回りこそが正否を左右します。要所を押さえて、敵に有利を取らせない。戦闘前に有利な位置を取って、有利な状況をキープするのが大切です。
そこから攻撃する黄金パターンに持ち込めば、勝率を高めることができます。
次回、チーム戦における基本について
知らずに全部弾速あるもんだと思ってアサルトでも偏差撃ちしてたわ・・・
そりゃ当たるわけなかったんだな・・・(笑)