チラーグレネードは吹き飛ばし+滑走をセットにした補助系グレネードです。吹っ飛ばし能力はかなり低いのでメインは滑走の方。同型の投擲アイテムは過去にも存在しましたが、それと比べると戦闘に組み込むのが難しいです。
データ
- レアリティ:コモン
- 1クリップ:3個
- 最大所持:6個
- 信管:0.5秒
- 持続時間:7秒
解説
「チラーグレネード」は直接的なダメージを持たない補助系グレネードの一種です。
過去に存在したインパルス・グレネード、ショックウェーブ・グレネードといった吹き飛ばすグレネードの亜種で、当たった対象に凍結効果を与えて、少しだけ吹き飛ばす効果を持ちます。
設置から0.5秒で爆発する時限式で、効果範囲は半径2メートルほど。
FFありなので自分を含めて味方にも当たります。
移動に使う場合
凍結状態になると、ちょっとした勢いで滑るようになるので、あえて自爆することで移動用途に使えます。同様のことがトラップの「凍結装置」などでもできますが、わずかに吹き飛ばす効果があるので、それよりもお手軽です。
足元に投げれば自分の足が凍って滑り出せるので、高速で敵を追いかけたり、距離を離したりができます。
ただしインパルス、ショックウェーブと比べて、純粋な吹き飛ばし能力は大きく弱体化しています。高空を移動して敵を跨いだり、上方向へクラフトを伸ばす目的では使えません。
また7秒間は足が凍ったままなので、それにまつわる不利益が発生する場合もあります。例えば、クラフトで上を取り返せないとか。
小回りが利かないので、短距離の移動には向きません。
敵に使う場合
遅延信管なので、移動する相手には当てにくいですが、しばらくの間は動きを制限できます。
といっても、移動速度が増加するので、平野で使っても効果がいまいちです。有効活用するなら高低差のある場所で使うのが望ましいです。落下による大ダメージを狙えますし、足が凍結している状態では上を取り返すことができません。
とはいえ、確実性があるブギーボムなどに比べると、中途半端な妨害に留まるとは思います。
どこでも良いから当てれば良いわけでもなく、発動も遅いし、敵の回避力を開けてしまう場合もある。
総合
用途は広くなったけど、自分の移動にしろ敵の妨害にしろ中途半端になってしまった。レアリティを考えれば妥当ではありますが、温存していくようなアイテムではなさそうです。
使える時にガンガン使って、アイテムスロットを開けていく方が良いかと。