フォートナイト: 対戦環境のまとめ、武器の最終評価(チャプター5・シーズン2編)

シェアする

意外と特殊な環境になっていたチャプター5・シーズン2の環境考察などです。時間がないので時短で仕上げましたが、武器の評価などがここから変わることはないかと思います。

目玉の筈だった《イカロスの翼》は不発でしたが、武器の遠距離性能が史上最低クラス、連射系SGが通算2度目のトップメタなど、地味に特殊なシーズンでした。

スポンサーリンク

基本要素

イカロスの翼

今シーズンの目玉要素であり、武器バランス等に多大な影響を与えています。

《イカロスの翼》が機能するためには、武器の対空性能が高すぎてはいけません。前シーズンよりも遠距離での打撃力を下げようという意図が随所に見受けられます。

シーズン中の上方修正である程度は緩和されたのですが、武器の遠距離性能は歴代でも屈指の弱さで、チャプター2時代以来の低水準になっています。つまり、3年ぶりくらいの致命的なデフレ状態なので、遠距離で戦うとリスクもないが、リターンもない状態です。

対して、光学機器の影響から中距離はむしろインフレ傾向なので、遠距離でチマチマするより、間合いを詰めてから仕掛ける方が良いわけです。ゼロビルドだと遠距離でほぼ決着が付いていたチャプター3の前半とかとは対照的です。

戦闘面でもそれが間接的に影響しており、遠距離は時間の無駄だと割り切って捨るか、毎回NPCから《リーパーSR》を必ず買うかの2択になりました。

武器MODの功罪

《ドラムガン》、《ハンドキャノン》、《タクティカルAR》と旧武器の武器MOD版が次々とリリースされました。《ドラムガン(MOD)》以外は、旧武器との互換性が高いです。

ただし武器MODとの相性や、弾速付与によって、成否が分かれるケースが多く、《タクティカルAR》なんかは旧版から露骨に弱くなりました。

全武器に弾速が追加されてから半年になりますが、その影響もいよいよ明確になってきて、過去のシーズンだったら普通の武器である《リーパーSR》が蔓延る要因にも繋がります。

《E-11 ブラスターライフル》は無駄に弾速が付与されて、いよいよ弱武器に磨きが掛かりました。

積極的な強化

珍しく大幅な強化パッチがあったシーズンです。

  • 《ハントレスDMR》
  • 《ドラムガン(MOD)》
  • 《ハデスの鎖》
  • 《水の技》

――と、明らかに弱すぎだったものが、そこそこ使えるくらいには立ち位置を変えたものもあります。全体的に遠距離を下げ過ぎたのだろうとは思います。

《ドラムガン(MOD)》なんかは、かなり機敏に対応しており、予定より弱くなってしまったのだろうと思います。

遠弱、近距離再編など、意外と変化があるシーズンだったので、それも含めて積極的に味変した方が良いという経営判断になったのでしょうか。

《ハデスの鎖》は近接武器というカテゴリでは歴代最強クラスになったので、今後は近接系も強く調整する方針なのかもしれないですが、ハード毎の操作性や遅延なども絡んでくるので、これっきりの単発になる可能性もあります。

武器評価

建築、ゼロビルドのうち、高い方を基本評価としています。通常マッチソロ前提で、勝率重視だけど、戦闘効率(キル稼ぎの適性)も評価対象です。

筆者がPC版なので、PC版準拠。ちょっと特殊な目線になっているかもしれません。

  • S:強すぎる、弱体化が必要
  • A:環境を主導する強武器、戦闘効率、勝率高し
  • B:序盤の主力、普通の武器、便利グッズなど
  • C:序盤でも使いたくない、勝率が明らかに下がる武器
  • F:なんのために存在しているのか、強化が必要

S

該当なし。

過去のケースだと、チャプター3の《ストライカーBR》や、チャプター4の《オーバークロックパルスライフル》が該当します。

A

前述のとおり、武器の遠距離性能が低下しており、中距離での戦いがより重要になりました。

《リーパーSR》は前シーズンから引き続き、シーズン内では最強格の武器です。歴代通してみると特別に強い武器ではないのですが、環境的な優位性があってA評価です。チャプター3、4並みの高性能アサルトがあれば、普通にB評価まで落ちたでしょう。

流石に次のシーズンは消えてそうですが、いよいよ遠距離は完全に捨てた方が勝率が高くなる時代がくるかもしれない。

建築環境は《ハンマーポンプSG》と《ゲートキーパーSG》という強力なショットガンが共存している珍しい環境です。特に《ゲートキーパーSG》のような連射系SGがメタ最上位に君臨することはかなり珍しく、《コンバットSG》の存在していたチャプター1・シーズン10ぶりの快挙です。

《ショックウェーブグレネード》は最強の回避系アイテムで、建築ありでもゼロビルドでも使えます。偶にスナで抜かれるものの、信頼と実績のアイテムです。

B

今シーズンの目玉だった筈の《イカロスの翼》なんですが、遠距離性能が3年ぶりくらいの圧倒的弱さまで下げられているのに、それでも自由に飛べない。とはいえ、無理をしなければ十分に実用的ですし、キル稼ぎをするなら持っておいて損はないです。

《気の技》も殆んど同じ使い方で、エリアが狭くなってきたら、適当な回復などに持ち替えれば良いでしょう。移動速度が速いのが受けているのか、異様に人気があった気がします。終盤でもずっと使っているおふざけ勢が相当に多かったです。

昔は最終決戦でラマを作っている人とかが結構いたので、それをちょっと思い出しました。

《水の技》は上方修正を受けてBになりました。積極的に使うには至らないものの、序盤の雑用などには便利です。腰だめ撃ちでも点集弾なので、それを活かして飛び込めるのが強み。

《ポケットバンカー》は毎回迷うんですが、野良だとAではないだろうと思います。大会みたいなシビアな状態ではないので、さっさと攻撃して始末する方が安全です。

C

《ハントレスDMR》は歴代最弱のマークスマンで、中強、遠弱のシーズン環境を象徴する存在です。チャプター2時代の《スコープ付きAR》なんかが近いです。

当初は《レバーアクションライフル》以下だったので、上方修正がなかったらF評価だったと思います。

使いやすいものの、伸びしろがない典型的なタイプなんですが、流石にこれより下なのは、暫く出てこないんじゃないかと思います。

《ゼウスのハントレスDMR》は一応Bに入れましたが、極めてCに近いBです。獲得の手間を含めると、余裕でC評価なんですが、奪い取る分にはBでも良いかと思います。環境の遠距離武器が弱すぎて、油断しているプレイヤーが相当に増えたので、意外と倒せるときは倒せます。

《サンダーボルト・オブ・ゼウス》は、リリース当初に初見殺しで話題になりましたが、正面対決に弱すぎるので安定のC評価。ブリンク込みでなんとかならないかと試行錯誤してみるものの、ただただブリンクが強いだけで、《サンダーボルト・オブ・ゼウス》は別に要らなかった。

《ゼウス》に恨みでもあるんかと言わんばかりに、かの人物絡みの武器は弱いシーズンでした。

F

E-11 ブラスターライフル

v29.4にて復活したミシック武器ですが、それに際して200m/sの弾速が追加されるという弱体化を受けています。

私は中庸主義なので、滅多にF評価は付けないんですが、流石にこれは酷い。

集弾性が高い武器ではないので、弾速が追加されても影響が少ないわけですが、いよいよ使い道がない武器へと転落しており、これより下のアサルト、SMGが歴代でも思いつかないです。

一つ上のC評価もそうなんですが、明らかに弱い武器を使うと相手の油断を誘える一方で、誘蛾灯のようにキルムーブを引き寄せる場合もあるので、不用意に使わない方が良かったりします。

スポンサーリンク
申し込む
注目する
guest

5 Comments
インラインフィードバック
すべてのコメントを見る
匿名
匿名
1 月 前に

毎回思うけど復刻系の武器って強いから人気があったわけで、そこまで強くしないなら帰ってこなくていいんだよなあ…

ななし
ななし
1 月 前に

タクティカルARがせっかく復活したのに前みたいな爽快感(強さ)なくて復活した意味なかったの悲しい

ドラムガンもだけど誰も使わないくらい弱くするなら復刻せんでいいよ・・・

ななし
ななし
1 月 前に

マイダスのドラムガン…

ななし
ななし
1 月 前に

マイダスのドラムガン…

ななし
ななし
1 月 前に
に返信  ななし

まあ一週間しかなかったからね