フォートナイト： ウッドステークショットガンの性能と使い方

《ウッドステークショットガン》はv26.3にて追加されたショットガンです。

《ヘビーSG(スラグ)》、《H-ブリーチャーSG》に続く、スラグ弾を採用したショットガンで、単一の弾丸を飛ばしまします。

腰だめ撃ちでは散弾のショットガンほどの安定性はないものの、ターゲットモードでは狙ったところに弾が飛びます。ショットガンらしくないショットガンです。

また《ウッドステークSG》にはハロウィン仕様のお祭り的な側面があり、対人目的では性能不足な側面が見え隠れします。

データ

簡易解説

スラグ弾というか杭

《ウッドステークSG》は銃身に装填された杭を飛ばすショットガンらしき武器です。吸血鬼は心臓に杭を打ち込まれるのが弱点という海外の伝承に基づいた武器です。

―――心臓に杭を打ち込まれたら、別に吸血鬼じゃなくても死ぬだろとマジレス。何やら魔女狩り的な中世の闇を感じさせる伝承です。

武器としては散弾ではない3代目のショットガンです。通常のショットガンは同時に複数の弾をばら撒く散弾を採用していますが、《ウッドステークSG》単発のスラグ弾です。

ターゲット時に高い集弾性を発揮するので、離れた距離の敵に対して効果的になる反面、腰だめ撃ち時の安定性が下がり、下振れが発生したときのリスクが付きまといます。

《ウッドステークSG》の場合、同じようにスラグ弾を採用した先代のSG2種に比べて威力減衰が強いのも気になる点であり、スラグの優位性が生かせるのか怪しい部分があります。

散弾であっても、集弾性さえあればダメージ期待値は高くなりますし、近距離が弱くなっただけの悲しいスラグになっているような気が……。

ちなみにダメージが最低に落ちてからの射程が異様に長く、なんと115メートルまで弾が消えません。なお弾が消えないだけで、撃ち合って有利な相手はいないと思います。

化け物に効果ばつぐん

過去に存在していた《デビルハンタ―》のようにモンスター系に対して1.5倍の特攻を持っています。

杭が吸血鬼に対して効果的という伝承を反映したものなんですが、仮に1.5倍になってもDPSは高いとも言えない点は、過去の特攻武器と同じです。

通常の対戦モードでは特攻を生かせる機会がまず存在しないので、何かしらの環境変化が伴わないと死産になる可能性も高いです。

モンスター化している《カド・ソーン》が《エクリプス・エステート》に居ますが、それに向かって使ってもDPS197相当なので、アサルトの上位層にようやく届くレベルです。素直にSMGなどを使った方が良さそうなので、無理してスロットを埋めるかは怪しいと思います。

モンスターに変身して機動力が上がる補助装備とかがあれば、対策としての立ち位置が生まれるのですが……。

武器比較

武器一覧

項目	ヘビーSG(スラグ)	ウッドステークSG	H-ブリーチャーSG
レアリティ
発射形式	セミオート	セミオート	セミオート
最大ダメージ	101 (10.3m)	101 (7.7m)	106 (10.3m)
最小ダメージ	10.1 (72m～)	25.2 (35m～)	10.6 (72m～)
クリティカル	1.75x	1.75x	1.75x
ダメージ上限	-	-	185
対物ダメージ	66	25	185
連射速度	78	78	60
装弾数	5発	4発	5発
リロード時間	3.96s	3.85s	5.1s
腰だめ精度	3.5	3.5	3.4
ADS精度	0	0	0
精度補正 (屈み、歩き)	-5% / +10%	-5% / +10%	-5% / +10%
持ち替え	0.5s	0.5s	0.5s
初登場	2022-02-01	2023-10-10	2023-02-14
対人DPS	131	131	106
対物DPS	86	32	185

《ウッドステークSG》の最大威力や、精度などは《ヘビーSG(スラグ)》と同じでも、ダメージモデルの差が明暗を分けています。《ヘビーSG(スラグ)》と比べてあまりにも威力減衰が強いので、スラグ弾のメリットが感じられません。

一応、55メートル以遠になると立場が逆転するとはいえ、そんな距離でショットガンを撃つかと言われると……。

対人戦では《ヘビーSG(スラグ)》には到底敵わないですし、《H-ブリーチャーSG》と比べても魅力がありません。

対物ダメージの低さは《H-ブリーチャーSG》と対極の数値です(《H-ブリーチャーSG》も対物の弱体化が進んでいますが……)。

過去のスラグSGに比べると明らかなパワーダウンが見られるので、イベント用のお祭り武器というのが正直な見解です。