フォートナイト： スコープ付きアサルトライフルの性能と使い方

《スコープ付きアサルトライフル》は、チャプター1・シーズン1が一般リリースされると同時に登場した古参武器です。サイトが付属した即着の武器の元祖にあたります。

リリース当初はあまりに強すぎたので大暴れしていましたが、その反動を受けて早々にも弱体化。何故か追い打ちを掛けられたこともあり、今となっては最弱の候補になるくらいに落ちぶれています。

チャプター3以降では武器のインフレも激しく、旧時代の《スコープ付きAR》が活躍できる状況ではありません。

フォートナイトOG：チャプター1・シーズン2では、更なる弱体化を受けてしまい歴代最弱の状態を更新しましたが、その後に変更を取り消されています。

データ

基本 ＆ 現行

過去のバージョン

武器一覧

項目	現行	CP1・S1	CP1・S2
レアリティ
発射形式	フルオート	フルオート	フルオート
最大ダメージ	37 (50m)	24 (300m)	24 (300m)
中ダメージ	25.9 (75m～)	-	-
最小ダメージ	25.9 (75m～)	-	-
クリティカル	2 x	2.5 x	2.5 x
対物ダメージ	37	24	24
連射速度	120	210	210
装弾数	20 発	20 発	20 発
リロード時間	2.1 s	2.2 s	2.2 s
腰だめ精度	5.9 - 8.3	6 - 8.5	6 - 8.5
ADS精度	0	0.6 - 0.85	0
精度補正 (屈み、歩き)	-20% / +80%	-20% / +80%	-20% / +80%
持ち替え	0.4s	0.4s	0.4s
TTK100HP	1.000 s HP200：2.500 s HP250：3.000 s	1.143 s HP200：2.286 s HP250：2.857 s	1.143 s HP200：2.286 s HP250：2.857 s
対人DPS	74	84	84
対物DPS	74	84	84

簡易解説

《スコープ付きAR》は即着弾のアサルト武器です。アサルト族ですが、倍率スコープが付帯しており、高精度な攻撃ができます。

リリース当初から存在しているので、後に多数出てくるサイト付き、スコープ付きアサルトの元祖にあたります。

狙いさえ合っていれば当たるのですが、スナイパーのような奇襲性、決定力はありません。またアサルトの中でもDPS¹が特別に低く、建築での防御に弱いという脆さがあります。

遠距離でもタイマンでの性能に問題があり、近距離はほぼ全ての武器に負けます。他のアサルトに初弾補正を掛けても、《スコープ付きAR》よりも高いDPSが出せるので、活躍できる場所がかなり限られています。

チャプター2・シーズン2にて唐突な威力減衰の実装、チャプター3以降では明確に上位互換と言えるような武器が多数登場したので、バトロワの黎明期――チャプター1・シーズン1の最初の2週間において環境武器だった面影は微塵も感じられません。

可能性があるとしたらゼロビルドなんですが、流石に弱すぎると言わざるを得ません。

なお、フォートナイトOG：チャプター1・シーズン2ではまたしても謎の弱体化を受けてしまい、歴代最弱の《スコープ付きAR》を更新しました。歴代の弱い部分と、弱い部分を重ね合わせた最弱形態でしたが、短期間に修正されて無かったことになりました。

武器比較

武器一覧

項目	アサルトライフル	スコープ付きAR	インファントリーRF
レアリティ
発射形式	フルオート	フルオート	セミオート
最大ダメージ	36 (50m)	37 (50m)	44 (55m)
中ダメージ	28.8 (75m～)	25.9 (75m～)	40.9 (75m～)
最小ダメージ	23.4 (100m～)	25.9 (75m～)	37.4 (100m～)
クリティカル	1.5 x	2 x	2 x
対物ダメージ	36	37	49
連射速度	330	120	240
装弾数	30 発	20 発	10 発
リロード時間	2.1 s	2.1 s	2.1 s
腰だめ精度	2.4 - 3.85	5.9 - 8.3	4.8
ADS精度	1.55 - 2.5	0	0.1
精度補正 (屈み、歩き)	-20% / +80%	-20% / +80%	-25% / +10%
持ち替え	0.4s	0.4s	0.4s
TTK100HP	0.364 s HP200：0.909 s HP250：1.091 s	1.000 s HP200：2.500 s HP250：3.000 s	0.500 s HP200：1.000 s HP250：1.250 s
対人DPS	198	74	176
対物DPS	198	74	196

アサルトライフル

リリース当初は圧倒的な精度差を持って《アサルトライフル》を圧倒していましたが、早々に弱体化されて《スコープ付きAR》の立場は急落しました。

その後、《アサルトライフル》などに初弾精度補正が追加されたことで、《スコープ付きAR》を使うよりも、《アサルトライフル》で単射する方がDPSが高い状況になりました。

それは今現在も続いており、《スコープ付きAR》の価値を大きく下げています。

インファントリーライフル

《インファントリーライフル》はチャプター1の終盤に登場した後輩武器です。発射レートがものをいう近距離はもちろんですが、遠距離においても威力減衰の加減で《インファントリーライフル》有利です。

スコープによる視認性、装弾数の多さなど、取り扱いやすさで僅かに勝るものの、抜本的な部分が不安なので、《インファントリーライフル》とは張り合えないです。

天国と地獄

栄光の時代(奇跡の2週間)

チャプター1・シーズン1の最初期――僅かに2週間の間だけ、最強のアサルトとして環境に君臨していました。当時は全武器に威力減衰が存在せず、精度面で他を圧倒していた《スコープ付きAR》は凶悪な支配力を持ちました。

当時最高だったエピックのレアリティで128DPSに到達しており、後に登場する《ストライカーBR》に匹敵する火力に加え、ヘッドショット倍率が2.5倍もあるので、頭に当たれば92ダメージというスナイパー紛いの奇襲性能があります。

当時は建築をまったく使わないようなプレイヤーの方が多い状態で、ターボ建築も実装されていません。後のゼロビルドに近い状況だったので、これを持っているプレイヤーが死神と化すのは当然の流れでした。

バトロワのリリースから真っ先に下方修正され、修正幅もダメージ量が37から24まで下がるという強烈なものでした。過去の再現を意図したOG：チャプター1・シーズン1でも、弱体化を受けた後の状態で復刻しています。

最・弱・更・新 (悪夢の5日間)

過去の再現であるOG：チャプター1・シーズン2にて、史実にはない威力減衰が設定され、歴代最弱の《スコープ付きAR》を更新しました。

• 精度が100%ではない
• 威力減衰がある

原作のシーズンでは両立しなかった残念要素を兼ね揃えて完ぺきに。

ただし、威力減衰の方が実装から5日で再修正されたので、短命に終わった最弱記録でした。

リリースからの変更点

かなり激動の調整を受けた武器です。

v34.0hotfix

• OG版のADS時の射撃精度が上昇(0.61/0.6 → 0/0)
• OG版のリコイルが増加

あまりにも弱すぎたということで、シーズン2で受けた調整を再び受けました。

v33.3hotfix

• OG版の威力減衰が削除

威力減衰が撤回され、OG：シーズン1の状態に戻りました。

v33.3

• OG版の威力減衰が追加

精度が悪い状態なのに、唐突な威力減衰追加。

v14

• 保管庫から復活
• レアリティの追加(エピック/レジェンド)

v12.2

• 最大ダメージが増加(25/27 → 32/34)
• 威力減衰が追加
• 発射レートが減少(210RPM → 120RPM)
• 装弾数が減少(20発 → 15発)

謎の下方修正。数値の調整についてはプラマイなしですが、威力減衰が追加されたので、露骨な弱体化になっています。

v8.2

• 最大ダメージが増加(23/24 → 26/27)

積極的に使えるかと言われると微妙ですが、当時の《サーマルスコープAR》や《スコープ付きリボルバー》よりはマシになりました。

v7.2

• レアリティが格下げ(レア/エピック → アンコモン/レア)

v3.4

• ヘッドショット倍率が低下(2.5x → 2x)

v2.4.2

• ADS時の射撃精度が上昇(0.6 → 0)

スコープ使用時に必ず真っすぐ飛ぶようになりました。現在のスコープ、サイト付き武器の仕様がこのときに定まったと言えます。

v1.7.1

• 最大ダメージが低下(33/35 → 23/24)

それまでは完全に一強の状態だったのですが、そんな時代は長く続きませんでした。パッチによる弱体化によって、ダメージが10以上低下という凄まじい下方修正を受けました。

1. DPS：時間当たりのダメージ量 ↩︎