フォートナイト: チャプター3を振り返って

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これまでは2年スパンでチャプターが変わっていたのですが、チャプター3は1年で終了になるみたいです。

今後のチャプター、シーズンの展開を変更して、分かりやすくする計画なのかもしれません。

チャプター3全体としては、チャプター2の悪かった部分からの脱却は試みたものの、不完全燃焼で終わってしまったという感じです。

ゼロビルドの追加が最大の変化になっており、最大の懸念材料だったプレイヤー数の確保という問題にアプローチしています。話題作りとしてのイベント、コラボも増加しました。

武器のインフレ

チャプター2の中盤あたりからデフレ傾向が強かったのですが、チャプター3になって一気にインフレしました。特に対人性能が増強されており、高火力で高精度な武器が次々と登場しました。

シーズン1にて登場した《MK7アサルトライフル》や《スティンガーSMG》が代表的で、過去の武器に比べて明らかに強くなる調整でした。

SMGのDPS(v19.0のとき)

これらの武器は後々弱体化してしまいましたが、同チャプターで登場した後発の武器についても過去のシーズンより強力になっています。

当初あんまり使われてなかった《ハンマーAR》も、《コンバットSMG》《スティンガーSMG》が消えたことで日の目を浴びましたし、これでも旧来の《アサルトライフル》より明らかに強かったりします(対人性能はほぼ上位互換)。

スパイダーマンのウェブシューター》を代表に移動系のアイテムもかなり充実していましたが、対物用のアイテムは過去のシーズン通りであり、建築への通りの悪さがマンネリを生み出すという悪い部分は健在でした。

まだまだ建築に対して武器の性能が足りていないと思います。素直にチャプター1・シーズン10のときに弱体化を強行しておけば……と、開発側も思っていそう。

過去の事例から絶対にそのまますんなりとは進まないだろうなと思っていましたが、割と早い段階での再調整が入りました。 ここまで速いと最初か...

新規要素を入れても建築が全部潰してしまうというこれまでの悪癖、ライブサービス系ゲームとの相性の悪さが課題として残っています。常に環境を変えていかなければ、プレイヤーに飽きられるという宿命から逃げられるのだろうか……(すでに手遅れ感が結構ありますが)。

ぶっちゃけ、バトロワに固執する必要もないと思いますが、延期に延期を重ねているクリエイティブ2.0の実装も含めて気になるところです。

ゼロビルドが登場

フォートナイトがリリースされてから早5年。その間に建築は異様な進歩を遂げており、当初予定していたゲームとは異なる内容になりました。

これについては、公式側が後悔してターボ建築の仕様を昔の弱かった状態までロールバックしようとしたことがあるくらいで、プレイヤー離脱に関わる最大の要因となっていました。

それを受けてチャプター3・シーズン2で実装されたのが建築が一切使えないゼロビルドモードです。武器やアイテムの出現率も建築ありのモードとは異なっており、カジュアルプレイヤーの受け皿となることを期待したものと見られます。

当初は《ストライカーバーストライフル》が強すぎでしたが、オーバーシールドの仕組みが意外と上手く嵌っており、建築が無い分だけ新規要素がメタに絡みやすいという利点も生まれました。

例えば、建築ありだと殆んど使われない野生動物のライドも、ゼロビルドだと普通に強いです。オオカミに関しては割と乗り得で、1匹確保しておくと勝率が明らかに上昇します。乗り物の価値も上がって、ガジェット周りで今後の発展が見込めるようになりました。

逆にゼロビルド基準で調整するせいで、

  • 建築ありのメタが変わるのか更に怪しくなった
  • 建築ありに新規が流れてくる可能性が絶望的になった

――という問題は出てきました。

海外ではプレイヤー母数が建築ありより多くなっているという話なので、ゼロビルド自体は成功したのでしょうが、通常モードだけでも何かしらのてこ入れがないと、建築ありの致命的な先細りは遅かれ早かれ発生するでしょう。

コラボ企画が更に増加

昨今のゲームではよくあることですが、多作品とのコラボが殆ど常設化し、各シーズンで様々な作品とのコラボが発生しました。

変わったところとしては、ドラゴンボールとのコラボがチャプター3・シーズン3でありました。コラボアイテムとして《かめはめ波》や《筋斗雲》も登場しています。

私が他にやっているゲームとして、最古のトレーディングカードゲーム「Magic The Gathering」があるんですが、そちらとのコラボとして、MTG側にキャラクターが出張したりもしています。

エーテリウムの彫刻家のバージョン違い

元々は映画とのコラボが主体でしたが、段々と相手先が多様化し始めています。

ゼロポイントの設定なんかも、結局コラボとの辻褄合わせのために今の形になったわけなので、順調にフォートナイト・メタバース計画は進んでいる……のかもしれないです。

スターウォーズみたいに何回コラボしてんだよって突っ込みたくなる相手もいますが、アニメの総集編回みたいな感じで、開発側の更新が間に合わなかったときに、臨時でぶち込まれている可能性すら感じられます。

特にチャプター3・シーズン4では、チャプター4に向けてのリソース確保のためか、終盤になって外部コラボやら、謎の武器復活やらが頻発していました。

異なる作品同士のコラボはここ数年のトレンドでもあるため、次のチャプターにおいてもこの路線は継続されるでしょう。

ふわふわストーリー

チャプター1の終わりとともに形骸化したストーリーラインでしたが、チャプター3になって大分補強された感はあります。

海外ドラマでよくある行き当たりばったりというか、適当な前振りをしておいて、後から良さげなユーザーの予想を拾うタイプなので、深く考えるだけ無駄ではあるのですが、チャプター2時代の悪かった部分が反省されています。

ゲームを再開してもらう導線づくりが大事なので、ライブサービス型ゲームとしての話題作りに余念がありません。

日本においては影響は殆どなさそうですが、中の人として有名な俳優を使うようにもなりました。

ドゥエイン・ジョンソン

チャプター3全体のストーリーラインとしては、昨今のハリウッド映画の流行をモロに受けており、細かいところを気にするな的なノリ全快。

元々、島を管理していたIOとの全面戦争になってしまうものの、IOの司令塔だった《スローン博士》は行方不明になり、セブン一派の勝利という形で一端の終戦を迎えます。

黒幕として名前だけは出ている《ジェノ》を残しつつも、島には平和が訪れますが、ゼロポイントの活性化に伴い不穏な気配が漂い始める。

地中から滲出してきたクロムを調べる過程で、安全管理上のうっかりが発生し、セブン一派は半壊状態になりました。救援を求めてパラダイムは活動を始めるが……というところで、チャプター3の終了イベントに繋がります。

EPIC側からチャプター3・シーズン4の終わり、そしてチャプター3自体を締めくくるライブイベントの開催が告知されました。 従来までだ...

コメント

  1. FallGuys(目指せ金狼) より:

    コラボスキンが実は新スキンの約半分を締めてる件。あと、ゼロビルドに人が流れまくってるから建築ありの終盤がアリーナ並のレベルになってるのも課題かな。他には、武器の価値が流石に下がりすぎてた(C3S2くらいが武器の価値は丁度良かった)。なお、自分は聞いただけですが、ジェノはイマジンドとオーダーの父親らしいですね(噂だとコリジョンのときにゼロポイントに落ちて死んだらしい)。