OGの第二幕「チャプター1・シーズン2」における前シーズンからの変化と、原作シーズンとの違いについてです。
シーズン1時代から原作との乖離がありましたが、シーズン2では更に異なる部分が増えており、アレンジ要素が強くなっています。流石にダブルポンプの強さは健在なんですが、今後の激変要素が再現されるのか気になるところです。
マップについては色々と追加されましたが、武器メタ等には大きな変化は無く、今まで通りと言えば、今まで通りです。
参考(シーズン1):
目次
威力減衰が早期追加
シーズン2における最大の変化がこれで、多くの武器に威力減衰が追加されています。
原作シーズンにおいて、汎用武器に威力減衰が追加されるのはv3.4(チャプター1・シーズン3末)なので、2ヶ月~4ヶ月の前倒し実装になります。
初弾精度補正があるのに、威力減衰は無いという歴代最強の状態になっていた《アサルトライフル》の性能が、シーズン1時代の平均的なパラメーターまで低下しました。《サブマシンガン(旧)》は史上初の威力減衰実装です。
それに合わせたものなのか、チラホラ武器の性能が変わっています。
既存武器の変更点
威力減衰の追加のみは省略しています。
バーストAR
- 発射レートが上昇(600RPM → 750RPM)
- バーストディレイが増加(0.35秒 → 0.5秒)
- 威力減衰が追加(58m – 92m)
大幅な調整を受けており、過去にないバリエーションを生み出しています。
過去のOG(チャプター4・シーズン5)にて追加されていた《バーストAR(OG)》に類似しており、原作シーズンの《バーストAR》とは異なる武器です。
レアの時点で《バーストAR(OG)》のミシック級の性能があるので、ゼロビルド環境ではそれなりに強い筈です。
サブマシンガン
- 威力減衰の追加(20m – 40m)
- 撃ち始めの拡散が縮小(各レアリティ-66%)
- 拡散の最悪値が増大(各レアリティ 50%)
正史において威力減衰が実装されたときには削除されていた武器なので、歴史上初の威力減衰実装になります。
射撃精度も大きく変更されており、極端に弾が散らばるオリジナルのバージョンとなっています。
ぶっちゃけ、減衰なしでもダブルポンプの方が良いので、まぁ使われることは無いだろうと思います。
ポンプショットガン
- 最大ダメージが減少(90/95 → 84/92)
- 対物ダメージが減少(90/95 → 45/49)
ダメージ量が僅かに減少しており、史実のシーズンより早い段階から弱体化が始まっています。本来ならばシーズン3の末期までは放置されていました。
対物ダメージが大幅に減少したので、ダブルポンプだけでごり押しするのが難しくなっています。
とはいえ、建築にて《タクティカルSG》を優先する理由はないので、相変わらずの1択だろうと思います。
タクティカルSG
- レアリティが上昇(1段階)
- 対物ダメージが減少(63/67/70 → 50/53/55)
性能面は特に変化していませんが、原作準拠としてレアリティが1段階ずつ上昇しています。むしろ、OGシーズン1時代が間違っていたので、それを訂正した形です。
原作シーズンにおいて《ポンプSG》のダメージが80まで下がっても駄目だったので、建築ありでこれを使う理由は無いでしょう。
ダメージトラップ
- 設置面が増加(床のみ → 床、天井、壁)
原作シーズンのとおり、他のダメージ系トラップを統廃合する形で強化されました。
史実では建築が完成しないとトラップが発動しない仕様だったので、それに比べると相当に強化されています。
武器のメタ
チラホラ数値が変更された武器がありますが、大枠の部分が変わっていないので、依然として《アサルトライフル》と《ポンプSG》の環境です。
ダブルポンプは防御が弱くなるので必須ではないんですが、近距離での火力を取るなら一択の状況です。対物が原作シーズン以上に低下していますが、SMGを持つ理由にはならないと思います。
次のシーズンにて《ヘビーSG》が追加されるまでは、この状況は変わらないでしょう。
チャプター1時代は少数の飛びぬけたアイテム以外は弱く、それらが登場し始めるのはシーズン4からです。シーズン1~3時代はダブルポンプ以外に目立った武器がないので、もっと駆け足でも良いだろって思ってしまいます。
マップ上での変化
原作のシーズンを踏襲して、島の東側に名前付きロケーションが色々と追加されています。
原作シーズンでは大都市と僻地で宝箱の出現率が異なっていたので、大きな街に降りるのが鉄板でしたが、OGではどこでも100%固定。《ウェイリング・ウッズ》と《ダスティ・デポット》以外ならどこに降りても大きな変化は無いと思います。
超有名 ティルテッド・タワー
フォートナイトに登場する名前付きロケーションで恐らくは最も知名度が高い場所です。宝箱の数量が38個と多く、激戦区になるものの物資量が豊富です。
なお、シーズン8にて火山弾を喰らって崩壊、シーズン9で近未来都市として再建されます。
磨かれた最強降下地点 フラッシュ・ファクトリー北東の工場
シーズン2にて追加され、後のシーズンでも定番であった名無しの良立地です。名前付きロケーションではないものの宝箱17個、建築素材も石以外なら取れるという恵まれた場所です。
前述の通り、OGでは僻地での宝箱出現率マイナス補正がないので、原作以上に良立地になっています。変な名前付きロケーションに降りるくらいなら、ここで良いや感は強いです。
廃墟案内 スターリー・サバーブド
廃墟になっている無名の街が《ジャンク・ジャンクション》の南東に追加されています。立地的には《ジャンク・ジャンクション》を大差ないのですが、廃墟になる前の姿がシーズン10で登場したので、小ネタとして紹介しておこうかと。
なお、シーズン4でサッカースタジアムを作るため、更地にされる宿命を持っています。
チャプター1経験してないのにまたティルテッドか…みたいになってる
やはり武器の完全再現は難しかったのか…..