フォートナイト: v27.1 フォートナイトOG ウィーク3による変化

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チャプター1時代の復刻がテーマである「フォートナイトOG」におけるウィーク3の変更点です。開催期間も問題もあってか、今回は2シーズン分がひとまとめみたいです。

今週のテーマであるチャプター1・シーズン7~8は、立て続けに新規バイオームが追加されたのが特色で、ゾンビ復活したり、発掘イベントがあったりで、マップ上の仕掛けに注力したシーズンです。再現するには力足りずではあるものの、積雪バイオームが追加されており、当時を賑わせた《X-4 ストームウィング》も復活しています。

その一方で、《ライトマシンガン》と《セミオートSR》というチャプター3以降の洗礼を受けた武器が消え、武器のデフレ化が進んでいます。《埋められた財宝》を積極的に狙いたいです。

復活した武器

ドラムガン

チャプター1・シーズン4初出の武器。時代においてアサルトだったり、SMGだったりで、コウモリムーブが板についています。

チャプター1・シーズン8のワンタイムイベントにて、ユーザー投票で復刻した経緯があるので、このタイミングで登場――ということなんでしょう。

問題は武器性能が残念なままなので、装弾数が多いだけの武器になっていることです。戦闘力では競合している《サブマシンガン》にも、《タクティカルSMG》にも劣っています。

主要武器のDPS(v27.1)
《ドラムガン》はv4.5のコンテンツアップデートで登場しました。v5.4で保管庫に収納されましたが、ワンタイムイベントの投票で勝利し、v8...

タクティカルSMG

チャプター1・シーズン1に初出。シーズン4にて環境から消えたものの、シーズン10にて復活し、そのときに最盛期を迎えた武器です。

チャプター2・シーズン4で弱体化しており、今回はその状態のままでの復刻です。

チャプター1世代の割には精度があるので、見た目のDPSよりは強力に感じるのですが、射程が足りないので生かしきれません。フォートナイトOG環境で競合する《サブマシンガン》との性能差はそこまでないので、DPSを重視するか、精度を重視するかで選択すれば良いでしょう。

少なくとも、《ドラムガン》よりは強いと思います。

《タクティカルSMG》はフォートナイトの初回パッチで追加された準最古参のSMGです。 紆余曲折あったのですが、チャプター1・シーズン...

コンバットSG

  • 最大ダメージが減少(60/64/67/70/74 → 51/54/57/60/63)

チャプター1・シーズン9が初出ですが、何故かこのタイミングでの復刻です。

《ポンプSG》や《タクティカルSG》の例に漏れず、《コンバットSG》もチャプター3以降の上方修正を取り消されていますが、都合2回分のパッチを消されたので、フォートナイトOG最大の下がり幅になっています。

《コンバットSG》が最弱を記録したチャプター2時代と大差ないので、とても実用的とは言えません。

シーズン10のときに《ポンプSG》すらボコったのが悪かったのでしょうが、開発側も《コンバットSG》を警戒し過ぎだと思います。少しでも当時の雰囲気を残すなら、v24.0時代のままでも強すぎるってことは無かったと思います。

コンバットSGの歴史(現在v14.3)
《コンバットショットガン》は、v9.0で登場したショットガンです。 長射程で高い集弾性を持っており、連射力も高いという特徴を持ちます...

サイレンサー付きSR

チャプター1・シーズン7が初出のステルス効果付きの狙撃銃です。《ボルトアクションSR》や《セミオートSR》と入れ替わりで復刻しました。

戦闘力では入れ替わりで消えた2種に及ばないので、環境のスナイパーが弱くなったと考えて良いです。

《セミオートSR》が100ダメージを越えた以上、もはや連射出来ない《セミオートSR》なので……。

《サイレンサー付きスナイパーライフル》は、サプレッサーが付属して、隠密性が上がった狙撃銃です。 代わりに基本形の《ボルトアクションS...

ミニガン

チャプター1・シーズン2にて登場し、チャプター2・シーズン2を最後に公開マッチからは消えているLMGです。チャプター1時代は割と顔なじみの武器だったので、なんでこのタイミングで復活なのかよく分かりません。

高密度の弾幕を展開し、建築破壊を得意としますが、大振りなので対人性能はそこまで高くありません。発射前に0.67秒のスピンアップが入るので、正面切って撃ち合うと大抵の武器に撃ち負けます。デュオ以上の建築環境がベターな支援火器です。

ゼロビルド環境では未知数の存在ですが、精度は足りていないので厳しい気はします。不利な状況に弱くて、有利を更に有利にするタイプはあんまり評価されないと思います。

《ミニガン》はv2.4に追加されたマシンガン系統の武器です。現在はマシンガンという武器群が半ば撤廃されている状態なので、アサルト分類だと考...

デュアルピストル

チャプター1・シーズン4初出なので、何故このタイミングに復活したのか謎の武器。チャプター4にも復活していましたが、特に恩恵を受けていない故……。

チャプター1時代とは翻訳が変更されたので名称が変わっていますが、性能的には当時の《二丁拳銃》とほぼ同じです。

《デュアルピストル》は瞬間的な打撃力は高いですが、安定性に難があり、立ち位置が中途半端という欠点があるピストル系の武器です。 AR系...

フリントノックピストル

割と高頻度で復活しているピストルです。チャプター1・シーズン8にて始めて登場しました。

射撃に際して、ノックバック効果が付いており、移動にも使えるのが特徴です。

移動系に選択肢がないなら可能性があるかもしれませんが、《グラップラー》や裂け目復活のアレコレが存在する状況では……。

《フリントノック》はv8.11にて登場した単発式のハンドガンです。 敵味方を吹き飛ばす能力を持っており、いわゆる搦め手で有効活用でき...

クアッドランチャー

チャプター1・シーズン6初出のランチャーで、何故シーズン6が題材だった先週に再録しなかったのか謎。

装弾数4発の《ロケットランチャー》と《グレネードランチャー》の中間にあたる武装です。ただし両者よりも爆風のスプラッシュ半径が狭く、攻撃の効率があんまり良くないです。

他のランチャーもそうなんですが、《ロケット弾》の入手性が武器評価に大きな影響を与える武器です。よほど《ロケット弾》が潤沢な状況でない限りは、1発が重い《ロケットランチャー》の方が評価されることになります。

《クアッドランチャー》はv6.0hotfixで登場した連装式のロケットランチャーです。 既存のランチャーよりも近距離向け。《ロケット...

復活した消耗品

埋められた財宝

チャプター1・シーズン8初出のアイテムで、チャプター4でも条件付きにて復活していました。

チャプター4のときは入手性が悪かったのもありますが、そもそも物資量がインフレしていたので、糸井重里の真似なんてしなくても、ホロチェストを巡れば十分でした。

チャプター1の再現であるフォートナイトOGでは、宝箱の量もそのときの半減以下ですし、保管庫もホロチェストもないので、ここから出てくる武器が有り難いです。

バルーン

チャプター1・シーズン6に初出だった消耗品。ホリデーシーズンなどのイベントの度に復活しているので、懐かしさも皆無だと思います。

例によって競合する機動系アイテムが強いので、これを持ち歩く余裕はないかと思います。

《バルーン》はv6.2で追加された空を飛ぶ装備品です。原始的な浮力を得るための消耗品で、リリース当初からネタ扱いをされて久しいです。見た目...

グライダー

チャプター1・シーズン7に「グライダー再展開」のテスト期間終了が告知され、同時に追加された機動系アイテムです。

シーズン6~7までのテスト期間中は、高所から飛び降りれば誰でもグライダーを開けたのですが、これを期にアイテムスロットを1枠消費する形になりました。

当時でも微妙な消耗品でしたが、《グラップラー》や《グラップルグローブ》が存在する環境でこれを使う価値もないでしょう。飛行機に乗る際の保険にはなりますが、その飛行機も目立っていませんし。

《グライダー》はv7.2にて登場した消耗品であり、v6.3から続いていた「グライダー再展開」システムの失敗を受けて生まれました。 落...

復活した乗り物

X-4 ストームウィング

チャプター1・シーズン7が初出である有名ビークルなんですが、弱体化が続いているので当時の性能はあんまり無いです。チャプター2時代に燃料を消費する形になったので、長期的な運用も困難ですし、ブーストが制限されたので移動も遅くなりました。

未だに乗り得ではあるものの、機銃だけでは決定力不足なので、攻撃の片道切符として使って、後は地上戦で決着を付ける方が良いです。安全ではあるものの、機会損失にも繋がるので、無理に使うほどでもないかと思います。

各地のスポーンポイントに設置されています。

《X-4 ストームウィング》はフォートナイトでは初めての飛行能力、初めての攻撃能力を持ったビークルです。 決定力に欠ける面はあるもの...

パイレーツキャノン

チャプター1・シーズン8が初出の人間大砲です。

攻撃用途に使うには無理があるので、もっぱら人間大砲で距離を稼ぐものです。ゴロゴロ押して運べますが、無防備な姿をさらすので、その場で使って飛距離を稼ぐ方が無難。

各地に追加された海賊の砦にてアクセスできます。

《パイレーツキャノン》はv8.0にて追加された乗り物です。通常の砲弾の他に、プレイヤーを弾にして飛ばす人間大砲が使えます。 最低限の...

マップ上の変化

積雪バイオームが追加され、これにて概ね完成系といった外観になりました。チャプター1・シーズン7の要素が強めで、シーズン8の要素は各地にある《海賊の砦》のみです。

シーズン7のマップと比べても、積雪エリアが大分縮小しており、それに伴い消滅する筈だった《グリーシー・グローブ》や《フラッシュ・ファクトリー》が残留しました。シーズン7で存在していた《ポーラー・ピーク》はシーズン9以降の崩壊している姿です。

シーズン7
シーズン8

消えた武器など

存在感のあった《ライトマシンガン》や《セミオートSR》が消えたので、ますます武器が弱くなっています。というかウィーク毎の追加が弱い連中ばかりなのか……。

《ライトマシンガン》の枠に《ミニガン》が入った形ですが、精度の差を考えると代わりにはなれないですし、いよいよ《アサルトライフル》の時代が来たのかもしれません。

《セミオートSR》の代わりは《サイレンサー付きSR》ですが、今となっては連射できない《セミオートSR》に過ぎないという……。《セミオートSR》をこのままにするなら、レアリティを変更した方が良い気はします。

ゼロビルド環境ではインパクトがあった《ポケットフォートレス》も消えました。建築ありで機能しないのが問題ですが、まだまだ発展性のあるジャンルなので、第4、第5のポケット系が望まれます。

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6 Comments
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hefwhfuewheufhfei
hefwhfuewheufhfei
1 年 前に

ドラムガンは普通に弱い

匿名
匿名
1 年 前に

セミオートがなくなったのは悲しい

ななし
ななし
1 年 前に

せっかく盛り上がってるところに水を差すようで申し訳ないが、正直チャプター1の再現度低すぎない?武器の復活、それも当時の再現を目指してるなら、せめて弱体化の取り消しくらいやってほしかったわ。弱かった武器が強くなって目立つようになったのはまだいいんだけど、その強くなった武器が軒並み消されてんのも意味不明。

蛇天
蛇天
1 年 前に
に返信  ななし

確かにそうですね。正直炎上とかを確実に避けてるようにしてるからか(俺の体感)、C1ならではのハチャメチャ環境が楽しめないですね、、、でも、他のゲームだと再現しようとすらしないから低くても再現はありがたいかな。これはこれで、C1とはマップが似てる別物として考えれば悪くはないし。個人的には結局キルムーブ最強のC3やC4時代のが好きですg((((((そういうの言わないお約束だろ

匿名の亜種
匿名の亜種
1 年 前に

年齢制限来てワンタイムで固定使えん(泣)

ななし
ななし
1 年 前に

コンバットSG復活!→うわヨワっ!これもう何度も見た流れ
一度くらい強いのを使って見たかった
てかポケットフォートなぜ消したし