フォートナイト: チャプター1・シーズン7を振り返って

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フォートナイトOGでは各週にシーズンを跨ぐ変化が予定されており、そのウィーク3はチャプター1・シーズン7と8をモチーフとしています。

本項ではそんな片割れシーズン7がどんな状況だったのかの回想録になっています。

チャプター1・シーズン7では、氷雪バイオームの追加によってマップの大部分が変わり、初のミシック、初の攻撃ビークルが登場しました。その一方で武器バランス等は前シーズンから不変に近かったので、変わり映えがしない状況になりました。

クリエイティブ、アリーナの実装という大きな変化もありましたが、まだまだ黎明期なのでどちらも機能していたとは言い難いです。

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武器

注目

数日で消えたシーズンの目玉こと《インフィニティブレイド》と、初の攻撃性能を持った乗り物《X-4 ストームウィング》以外は、前シーズンからの続投組であり、変化の乏しいシーズンです。

一応、冬絡みのアイテムがチラホラ追加されたのですが、弱すぎて目立っておりません。《インフィニティブレイド》はメタが固まる前に消えているので何とも言えないですし、《X-4 ストームウィング》に全てを託す結果となっています。

《X-4 ストームウィング》は史上初の飛行ビークル、攻撃ビークルとあって、かなりヘイトをかっていました。小回りが利かない欠点はあるものの機動力があり、不利な戦闘を回避できるのも強みです。使用する機銃は爆装弾で、体当たりとの2段構えによって、有利な状況で戦闘を始められます。

最大5人乗りなのでチーム戦でも有用でしたが、研究が進むにつれてパイロット以外の座席が脆いことがバレていき、初撃で誰かが落とされる諸刃の剣になっていきました。過疎化によってPC版の環境が常にアリーナ状態になっていたのもありますが、ソロの方が強く使えるのも事実でした。

通常武器としては《ヘビーAR》がこのシーズンにて最盛期を迎え、《ハンドキャノン》は対物ダメージの弱体化が迫っており、このシーズンが最後の輝きとなりました。

全体

《チラーグレネード》、《スニーキースノーマン》、《ロケット花火》、《グライダー》と微妙な消耗品がばかりが初出のシーズンです。

《ラジカセ》は建築を制限する強力な消耗品で、建築が敵味方無効になるのですが、それ故に誰も使わないのである。建築をなんとかしたいというアプローチは分かるんですが、自分も巻き込むとなると使われないよね……と。

《ドリフトボード》はバグのためにリリースが延期になり、シーズンの最後になってようやく追加されました。

イベント等は多かったシーズンですが、最初と最後だけ大きく変わっていて、全体的には変化の乏しいシーズンだったと思われます。クラフトの仕様変更...

マップについて

変化が乏しかったシーズン6からは一転し、南西部分が氷雪バイオームへと変貌するという大きな変更がありました。

南西部の土地が広がって、飛行場の基地《フロスティ・フライト》、冬の古城《ポーラー・ピーク》、北欧の街をモデルにした《ハッピー・ハムレット》の3か所が新設されました。合わせて《グリーシー・グローブ》、《フラッシュ・ファクトリー》が氷や雪の底へと沈んでいます。

物資量が少なすぎてネタになっていた最後の場所《ウィーピング・ウッズ》にも建物が追加され、後々IO(イマジンド・オーダー)と呼ばれる組織の施設が追加されています。

クリエイティブの実装に伴い、それを使った週替わりロケーションとして《ザ・ブロック》がウィーク4以降で追加され、《リスキー・リールズ》が削除されました。

シーズン5以来の大規模なマップ変更が掛かっています。特に南西部分はまるで別ものの状態になっており、またイベントの前段階としてリスキー・リー...

ポーラー・ピーク

《ポーラー・ピーク》はシーズン7の重要な場所で、初のミシック《インフィニティブレイド》が配置され、背景ストーリーの重要人物《アイスキング》の居城でもあります。

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大きな事件

初のミシック「インフィニティブレイド」

限定モード固有のものかと思われていたミシックのレアリティを持つ武器が、通常モードに初登場しました。EPICのリリースしている別のゲーム「インフィニティブレイド」とのコラボミシックです。

所持すると全てのアイテムスロットを占有しますが、移動速度の増加と、自動回復が付与される近接武器です。

このときはボスNPCが保有しているわけではなく、野ざらしの台座に刺さっているのをゆっくり引き抜くものでした。完全に無防備なので剣を抜くまえに屍の山が築かれます。

あまりに初動落ちするプレイヤーが多かったこと、またしても批判的なプレイヤーが炎上させようとしていたことから、早々に環境から削除されることになりました。

ゾンビ再び

シーズンの中盤にワンタイム・イベントが起こり、《アイスキング》の魔力によってマップ全土に大寒波が襲来しました。マップ全域が積雪状態になり、ゾンビが湧き出す状態になりました。

このイベントはシーズン7の7週目に発生していましたが、ワンタイムが最後の1週間に発生しなかったのは、このときが最初で最後となっています。

ポーラー・ピークに浮かび上がった球体。時間経過と共に形が少し変わり、中心分にはアイスキングらしき人影が。テレビでは大雪警報のカウントダウンが...

イベントを境に《アイス・シェード》がマップ上に出現するようになり、《アイスデビル》や《アイスブルート》を召喚します。マッチの後半になると処理が追いつかず、延々とゾンビに追われながら戦う展開になるわけです。

ゾンビの出現は前回のフォートナイトメアから4か月ぶり。

基本的には過去の色違いではあるものの、討伐後のドロップがしょぼくなっており、余った時間に倒しまくって荒稼ぎする動きが弱くなりました。

アイスストームに登場するモンスターですが、基本は過去のフォートナイトメアと同じです。ただしレギオンの大型に相当するものが存在せず、中級クラス...

ゲームモードの拡張

シーズン7では今に連なる「クリエイティブ」が追加されました。元からあった「プレイグラウンド」を拡張したもので、予めマップを準備できるのが違いです。

またクリエイティブの実装に伴い、そこで作られたマップをお披露目する場所として《ザ・ブロック》の名前付きロケーションが追加されました。応募規定を満たしたユーザーメイドのマップを週替わりで登場させるものです。

背景ストーリー

引き延ばしに入った漫画

《ビジター》とは何だったのか、隕石を調査していた組織などの情報が欠如していましたが、シーズン6でキューブが消え去ったことで一応の決着は付きました。

  • シーズン3末
    • 隕石の飛来
  • シーズン4前半
    • 隕石を使ったヒーロー映画の撮影
  • シーズン4後半
    • 隕石から出てきた《ビジター》が、映画のセットを利用してロケット打ち上げ
    • 世界を繋ぐ裂け目の発生
  • シーズン5
    • 裂け目によってドリフトが召喚
    • 裂け目によってキューブが襲来
    • キューブの魔の手が迫り、ドリフト一行が消息不明に
  • シーズン6
    • 魔物ハンター《カラミティ》誕生
    • 《カラミティ》らによってキューブ討伐

シーズン6の終わりでクリフハンガー的な演出はありましたが、シーズン7の背景ストーリーとの繋がりは殆どありません。そもそもシーズン6の背景ストーリーが動きだすのは、シーズンの後半に入ってからで、ウィーク7~11までは空気でした。

ジャンプで連載の引き延ばしを要求された漫画みたいな状態です。

この当時はシーズン毎にストーリーラインをまとめていた私ですが、シーズン7で休止しているのは、この辺りが原因です。

氷の王、炎の王(W7~11)

ウィーク7にて氷の魔王《アイスキング》が復活し、島の全域が雪と氷の世界になりました。

それと同時に《ポーラー・ピーク》の地下牢に捕らわれていた《プリズナー》が脱獄し、北東へと逃避行を始めます。《プリズナー》は炎を使った儀式を行い、元の姿を取り戻すと、島の氷雪が溶けだし、調和が戻りました。

ヴィラン同士の対決が次シーズンのテーマかと思いきや、こいつらの正体は何だったのか投げっぱなしで今に至ります。

準備はできてない(w4)

飛行の準備はできている

s7-w4-loadingscrean

意図したものではないと思いますが、準備はできている(`・ω・´)キリッ ――と自虐ネタになっていた回。

本来はv7.1にて登場する筈だった《ドリフトボード》ですが、バグ修正のために延期となり、そのままv7.4までズルズルと引き延ばしになりました。本来はウィーク3のチャレンジで使う筈だったのですが、不可能になったので面倒くさいことに。

準備はできていない(`・ω・´)キリッ

要するにEPICが冬休みだから修正できなかった最初のケースです。ゲームの更新が多すぎて、ブラック、ブラックと言われ続けていたので、休ませてみた代償である。

周知が今ひとつ進んでいないことに危惧を抱いているのか、シーズン7からは明確にチャレンジリストに載るようになった隠しチャレンジその4です。スノ...
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1 Comment
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匿名
匿名
5 月 前に

大寒波が襲ってマップに雪が積もる←わかる
だからゾンビが湧いてくる←???

ゲームオブスローンの影響受けすぎなシーズンですね